見城徹のレビュー一覧
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購入
中でも尾崎豊とのエピソードは骨を揺さぶられる感覚。
破滅する人に付き合うには見合う覚悟が必要。
見城さんの仕事術についても、彼のやり方に頭が下がる。
「この人はと思った相手が俺に百の頼みごとをすれば、俺は百を受ける。理由は一つ、これだと思った人とは決定的な仕事をしたいためだ。決定的なものを相手に出させるには、刺激する言葉を吐き、相手と濃密に関係し、裸になって向き合い、七転八倒しなければならない。ここまで迫ってくるのだから自分はもう逃げられないと覚悟するところまで相手を追い込むしかない。そのプロセスで返り血を浴びることもあるし、擦過傷を負うこともある」
「相手が百やってほしいことがあれば、僕はわかりましたと言ってそれが当然のように百をやりますよ。僕自身がどうしてもやってほしい一つのことのために百をやる。百対一の一を、いつ、どんな言葉で繰り出すか。僕が切った一枚のカードを絶対捨てさせないための機会とタイミングをどんなときでも窺っているんです。」
「自分はいつか自殺すると思う」と語る見城さんに、恐ろしさが入り混じる尊敬の念を抱いた。
自分はならないと思うけど、惹かれる。。。 -
Posted by ブクログ
見城徹さんの「編集者という病、は、読み始めたらやめられなかった。
角川で本の仕事をはじめて、幻冬舎を設立してすぐからたて続けにベストセラーを出している出版編集者とは知っていた。お寿司屋さんで何度かお見かけした事があったがお話はしたことはなかった。
すごい! の一言。自分が好きな感じる音楽家の本という読み物にしてだしたり、好きな作家にとことんつきあって、作品を一緒の気持ちで生み出したり、まさにカリスマである。
かかわり合った作家たち、出版界のこと、対談もおもしろいが、
まだ五十代後半の彼が、人生を語り、オンリーイエスタディー あとがきに代えて、のなかで沢山の友に感謝しているのがなんとも素敵だ。
「僕が生涯で勝手に恋した九人の女性たち。あななたちにほめられたくて、ごくはここまでやってこれたような気がします。この本をあたたたち九人と我が母に捧げます。とある。
そして、そのゲラ読みの途中で大きな事件がおきたという。
どんな事件が起きたのだろう、、、(と自分のことの重ねて考えてしまった一夜であった。)
それもオンリーイエスタディー として思い出す時が、やがて来る。とする感性。
へたな小説よりも、よりすばらし驚きの小説的な一冊であった。
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Posted by ブクログ
仕事に対しての向き合い方やスタンスを学べる一冊。読み進めていくと、心がふっと軽くなるような感覚になる。言葉の力ってすごい。
特に印象に残った点は、タイトルにもある憂鬱でなければ、仕事じゃない。憂鬱なことだからこそ仕事になるんだな。楽しいことばかりでは、仕事にはならないな。。
あとは新島襄のこのセリフ。
男子たるものは、1度戦って負けてもやめてはならない。2度目、3度目の戦いのあとでもやめてはならない。刀折れ矢尽きてもなお、やめてはならない。骨が砕け、最後の血の一滴まで流して、初めてやめるのだ。
読んだあとは爽快感に満たされる。そんな一冊。
田中渓さん推薦本。
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Posted by ブクログ
元々YouTubeで見城徹さんが出演している動画を拝見していて、文学的で情緒的であり、かつ人間味がある方だったので、本が読みたくなりました。
「憂鬱」はただ避けるものではなく、その先にある成長や結果につながるものでもあると考えさせてくれる内容でした。
たしかに、自分の仕事やプライベートを振り返った時に、憂鬱なことが自分を成長させてくれた。
特に印象に残ったのは、
「自己嫌悪を持った自己顕示欲」
「『極端』こそわが命」
「天使のようにしたたかに悪魔のように繊細に」
「憂鬱でなければ、仕事じゃない」
「スポーツは、仕事のシャドー・ボクシングである」
という考え方です。
中でも「スポーツは、仕事のシャドー・ボクシングである」には、とても共感しました。
自分も以前は、憂鬱になる仕事に取り組んでいた時に運動をせず、お酒に頼って現実を一瞬忘れさせ、気合いと根性でなんとかやっていました。
今は2026年11月の大会出場に向けた筋トレをきっかけに、体が変わり、心が変わり、仕事への向き合い方もポジティブ・スパイラルで変わってきています。
そして、この本を通して自分が大事だと思ったのは、
「得意・好き・情熱がある領域だからこそ、その中にある憂鬱から逃げずに踏み込める」
ということです。
自分が情熱を持てる領域を選び、その中で大きな仕事や結果を求めるのであれば、目の前に出てくる憂鬱な仕事から逃げずに踏み込んでいく。
これからの自分の仕事への向き合い方を考えさせてくれる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
【仕事で落ち込んだ時にモチベを上げる本】
仕事と向き合う姿勢を正すことができる。最近仕事でうまくいっていないなと思ったら、手に取りたいバイブルのような本になりうる。
一方で昭和のビシネスマインドで書かれていることが多く、誰彼にも手放しでオススメというわけにはいかない。
また、途中からその熱量が失速していき、後半は目立っていい言葉とは巡り合うことができなかった。
以下、心に残った大切にしたい言葉たち。
人生においてプロセスも大切にするべきだが、仕事において成果の出ない努力は価値がない。売れていないけどいい商品なんですよ、は通用しない。
圧倒的な差を見せつければ嫉妬心は消え、この人には敵わないという心情になる。ただ、トップになって驕り高ぶると長期的には落ちぶれる。謙虚でいることが仲間を作る。
人たらしではなく人さらいになる。この人ほど自分をわかってくれる人はいない、命を預けていいと感じさせる。あと、感想はすぐに伝える、それが誠意。
仕事ができない人の特徴。自分に甘いこと、思い込みが強いこと、小さなことや片隅の人を大事にしないこと、約束を守らないこと、遅刻すること、他人への想像力が足りないこと。
ひとつのプロジェクトで結果を出しても余韻に浸っている間に目減りしていく。常に次のことを考えて、現状に満足しない。
採用は慎重にする。一人当たりどれくらい稼いで利益を出さなくてはならないか、きっちり定める。新人を入れたら、名プレイヤーが稼いできたお金を溶かすから。
起業や転職は45歳がリミット。最後のタイミングを逃さないように、頭の中で時間を区切っていく。