見城徹のレビュー一覧
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久々に背筋が伸びた。
・小さな事を守れない奴に大きな仕事が出来るわけがない。
・努力とは他人が足元にも及ばない程行った凄まじく圧倒的なもの。
・薄氷は自分で薄くして踏め。その負担に耐え抜いて初めて他人より抜きんでることが出来る。
・人は憂鬱な事を避ける。だからこそあえてそちらに向かえば結果がついてくる。
・一度口にした事は必ず実行しなければならない。
・自己否定は苦痛を伴うもの。しかし、自分の力で獲得した結果であってもその事に寄りかかって生きる事は自分を堕落させる。成功体験やキャリアを捨てるのは辛い事だか、そこに安住すると新しく得られるものは無い。 -
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◆1 人としての基本
◆2 自分を鍛える
・苦境こそ覚悟を決める1番のチャンス
・これほどの努力を人は運という
◆3 人心をつかむ
・刺激しなければ相手の心はつかめない
◆4 人を動かす
・頼み事の100対1の法則
・無償の好意こそが最大の利益を生み出す
・天使のようにしたたかに、悪魔のように繊細に
・良薬になるな、劇薬になれ
・他人への想像力を育みには恋愛しかない
◆5 勝ちに行く
◆6 成功の動機づけ
・ノーペインノーゲイン
・スポーツは仕事のシャドーボクシングである
・自分に見合うレストラン・ホテルな自分のポジションを認識する目安 -
Posted by ブクログ
編集者、知り合いにも何人か、おりますが。
だいたいは単なる「ロマンチスト」だけで終わってしまう気がする。本書は「ロマンチスト」と。売上が全てという「現実主義」が同居している、そしてその二者間の振れ幅がものすごい編集者によるテキストの集成、というのがこの本で、す。
まったくその現場の熱にも当てられない読者からすると「暑苦しい」とも「病的」ともとられそうな様子ではあるけれども、一方で現場の端くれにいるものとして、このくらい仕事に対して熱量のある人がシーンの先駆者である、というのもまた事実です。
熱量の差、という点において読者であるあたしなんぞとは次元の違う感があるなぁ。 -
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幻冬舎社長の見城徹氏のコミュニケーションアプリ755に書かれた言葉をもとに氏が熱く書いた思いを集めた一冊。
氏についてはサイバーエージェント社長藤田晋氏との共著で読んだことがあるのですが、本書でもぶれずに熱い生き様は健在でヒリヒリする刺激を受けながらページをめくりました。
角川書店時代や幻冬舎での色々な作家の方々とのエピソードや755のアプリに関係する藤田氏や堀江氏の話など普段見ることの出来ない著者からみた人間像を知ることができました。
本書では本音でぶつかることの大切さや死と向き合い懸命に生きること、本気で一人一人と向き合い圧倒的努力をし、熱い生き様をぶつけることの重要性を学びました。
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最近担当していたプロジェクトが、他の事業の都合で進められなくなり、凹んでいる時に知人から勧められたのがこの本。
藤田さんと見城さんのこの本、何度か店頭や広告で見たことはあったが、初めて読んだ。
自分はそれなりに頑張って働いている、とは思っていたけれど、読み終わって、自分はたいしたことないなあと感じた。
圧倒的な努力と覚悟
むしろうまくいかないことで安心しろという程の徹底的に綿密な動き
細部にこだわりながらも、あえて大胆な改革をする凄み
これが、生粋の起業家であり、社長なんだな、と思った。
ちょうど先日、社内コンペで新規事業提案が通ってしまった。
正直、
「なんで通ったんだろう、うまくい -
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何かを極めた人の言葉は、示唆に富む。氏がよく言葉にするのは、過剰、圧倒的、繊細さ、独占欲、愛、悲惨、暗闇…全体的に暗い。病という語は、このような言葉を集約したものだろう。では、なぜ成功するためには病が必要なのだろうか。
氏の人間関係は深く、濃い。あなたのためならと言わせるほどに相手を縛り、同時に相手から縛られる。編集者としてビジネスを成功させるためには、この関係が必要だった。しかし、そんなことはどの編集者も知っていることだ。氏でないとこの関係を構築できない理由こそが重要だ。
氏の孤独の深さに端を発しているのではないかと思う。他人とは分かり合えないという絶望感がある。だからこそ、理解されるこ -
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「聞きなれない名前だけど最近よく目にするなぁ」というのが幻冬舎という出版社に対する第一印象。あまりそれ以上に意識したことはなかったのですが、「編集者という病い」見城徹(太田出版)を読んで見城さんという1人の男の生き様=幻冬舎だということがわかりました。
正規の面接では入れなかった大手出版社にアルバイトとして入り込み、そこから実績を積み上げていって正社員に、そしてベストセラーを飛ばしながら常に最年少で昇格して42歳で角川書店の役員に。その後、角川春樹社長のコカイン事件を機に退社し、幻冬舎を設立。「新参の出版社が書店への流通システムに乗ることさえ難しい」という出版業界にたった6人で挑み、「話を聞 -
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尾崎豊に気が狂いそうになるまで全身全霊を注ぎ
角川では書かなかった作家たちを次々と篭絡しては
社長逮捕に伴い人脈だけを頼りに幻冬舎を立ち上げた。
売れるコンテンツの必要条件は
1.オリジナリティがあること
2.明解であること
3.極端であること
4.癒着があること
先を見据えて付き合い相手の刺激となる言葉を吐く。
必要なのは劣等感と行動力、そして相手に入れ込むこと。
3枚のカードを切るために著者に100のことをしてあげる。
出版不況は書き手に体重をかけない出版社の体質のせい。
臆病で用意周到に徹しても迷ったときは前に出ろ。
生半可な覚悟じゃいい編集者になんかなれないと身に染みる本。
いろ