見城徹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見城さんの熱量が、大好きで読ました。
昭和的な熱い言葉で書かれていてぐっときます。
この本を若い人にももっと読んでもらいたいです。
残業キャンセル界隈など、仕事への熱量は下がりつつある現在。
仕事をする上で一番大事だと思う、GNO(義理、人情、恩返し)についてこの中で語られています。
自分の分の仕事を済ませれば、本当にそれだけで良いの?と困っている同僚をあなたは助けないの?あなたが、困った時は誰が助けてくれるの?
助けがなくても済むのならば、良いのですが
1人で仕事の全てを終わらせることは、できません。誰かが必ず助けで世界は回っています。
そのために大事なことが、GNOです。
古臭い -
Posted by ブクログ
読書は、自分の弱さを思い知らされ、同時に自分を鼓舞する。現実と戦うための武器なのだ。
→彼らと比べたら、自分の苦労など生ぬるい。
沢山本を読んだ!は下らない
→教養=情報量ではない!情報を得たければ検索をすれば良い
→教養=得た情報から何を感じたのか?という「他者への想像力/自ら考える力」である!
読書は、人生で経験し得ない全てを学ぶことができる
他者の考えに共感する力・語彙力を得ることができる
→それにより、自分の世界観を広げられる
自己検証、自己嫌悪、自己否定、そして究極の自己肯定の流れがなければ人は進歩しない
→自分の行いを内省し、恥じ、改善せよ
→人生が成功したかどうかは死ぬ時 -
Posted by ブクログ
幻冬社社長である、見城氏の、編集者として、男として、1人の人間としての美学を詰めた一冊であり、現代社会に蔓延る空虚さや薄っぺらさ、表面的な人間関係の対極にある哲学を自身の言葉で描き出している。見城氏の人間としての感受性の高さや繊細さ、そしてそれと向き合いエネルギーに変える美学に、驚嘆せずにはいられなかったと同時に、繊細すぎるが故に人が感じない苦しみを感じる自身と重なるものがあった。これは、感受性の強みを武器とし、死ぬまで葛藤と研鑽、努力を重ね、誠意を大切にする生き方に踏み出す勇気を与えてくれるという点で、多くの内向的な人にとって貴重な1冊となる可能性がある。アメリカ先住民の言葉が重くのしかかる
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Posted by ブクログ
見城氏の作品って、いつもざらざらしているというか、一筋ではいかないというか、なんか異物が入っている気がしています。
作家たちとの対話の中で浮かび上がる、見城氏の作品を生み出すの執念を、異端者といい、快楽と表現しています。
読み進むうちに、物ごとを突き詰めていくと、中庸ではなく、社会の端っこのほうにいってしまうのかなあと感じました。
むき出しの感情と向き合い圧倒的努力を続けるものを、作者自身は、異端者とよんでいます。
自分の感性を信じ、作家にぞっこんになってしまう自分の姿を快楽といっているんです。
人と人とのつきあいというか接し方というか、見城氏の場合はそれはすさまじいものなのです。
見城氏が -
Posted by ブクログ
見城徹とは、不器用な漢である。考え、考え抜いて、また、考える。
自分で考えて、考えたことを徹底的に実直に、そして、用心深く実行していく。
生きている時、人生に圧倒的努力と情熱を注ぎ、熱狂しなければならない。
力の限り戦わなければ、絶望しきって死ぬことはできない。
ほどほどの人生を送った人間は、絶望しきれない。ただ絶望してして死ぬだけである。
結論 生きることは死ぬことと見つけたり
人間にとって最大の恐怖は死である。それを克服すれば、もう怖いものはなくなる。
死という最大の恐怖と折り合いがついた時、腹はどっしりと据わる。死んでもいと、心が定まれば、仕事での失敗、失恋、病気や借金、肉親との死別 -
Posted by ブクログ
ほれた人に、本を書いてもらうため、狂ったように入れあげて、時間をそそぎ、ありとあらゆる努力をする
とことん考え抜いて、用意をして、眠れずに、迷いながら、躊躇しつつ、最後には前に進む
ベストセラーを生み出すためだけにすべての力を注ぎこんでいく。
なんという幸せな漢なのでしょうか。
気になったことは以下です。
僕はつねづね、売れるコンテンツは4つの要素を具えている
①オリジナリティがある
②明解であること
③極端であること
④癒着があること
・生きることは暗闇のなかでジャンプの連続だ
・自分を感動させてくれた人と仕事をしたいと願う
・どんなに無駄に思えても、無駄なことなど何ひとつない -
Posted by ブクログ
熱狂、圧倒的な努力、漢は、自らの試練を課す
気になったのは次のとおりです。
■本との出会い
・孤独を抱えた絶望的な状況の中で、本だけが僕にとっての唯一の友だちだった。
・この世での孤独感と寂しさを癒してくれるのは本だけだった。
■考え方
・圧倒的な営業力というものもまた受験勉強では培われない
・人材の良し悪しは机上の履歴書では測れない
・誰も見たことのない価値を創造する。そんな仕事を常にやっていなければ、僕は気が済まない
・上司や同僚ができることをやっても面白くもなんともない
・朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄まで仕事にのめり込む。そして上司や同様ができない仕事を進んで引受け結果 -
Posted by ブクログ
見城徹、しばらく忘れていた漢の姿。あゝ日本にはまだこんな漢がいたんだ。
終わりの言葉もいい。高倉健の座右の銘にしていたことば
「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」
気になったのは次のとおりです。
■本との出会い
・孤独を抱えた絶望的な状況の中で、本だけが僕にとっての唯一の友だちだった。
・この世での孤独感と寂しさを癒してくれるのは本だけだった。
■考え方
・圧倒的な営業力というものもまた受験勉強では培われない
・人材の良し悪しは机上の履歴書では測れない
・誰も見たことのない価値を創造する。そんな仕事を常にやっていなければ、僕は気が済まない
・上司や同僚ができることをやっても面白 -
Posted by ブクログ
見城さんの一言一言が重い。
表面的な知識を得て、知った気になってはいけない。どう感じて何を考え行動したかが大切である。
以下に印象的だったことを書き留める。
読書の意義
一生かけて学べないことを他者から学ぶ、別の世界を経験できる
自己検証、自己嫌悪、自己否定→進歩
知識者から実践者へ 実践しなければ意味がない
思考の軸にする、何冊読んだかは関係ない
読書
①必要な情報を本から取得
書かれていることにフォーカス
②別の世界を経験
どう感じるかにフォーカス
本書でお勧めされていた、蜜蜂と遠雷 に出会えた。読書で新たな本に出会える機会に感謝!!