見城徹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
過剰な二人
著:林 真理子
著:見城 徹
出版社:講談社
講談社文庫 は26
見城氏の本にはいつも勇気をもらう
毎回感じるのですが、圧倒的な努力というのがいい
林真理子は、あまりなじみのない作家だが、見城氏が勧めると読んでみたくなるから不思議だ。彼にはそんな不思議な魅力がある
そうした彼を、私は、「漢」と呼んでいる。
気になったのは、以下です。見城氏の言葉を拾っています。林さんのファンの方、ごめんなさい。
表面的な付き合いは絶対にしない。付き合うからにはちゃんと付き合う
僕にはたった一つの救いがあった
それは、本を読むこと。読書をしている間は、誰も僕の邪魔をしない。本の世界に入れば、僕は想像の翼を自由にはばたかせることができた。
「神は細部に宿る」と、ある建築家は言ったが、それは小説にも当てはまる。
仕事が楽しければ人生も愉しい
仕事も、普通なら不可能とされる高いハードルをかかげ、それを超えるため、圧倒的努力をする。そして、ここ一番で、勝負をかける。
僕は、圧倒的努力は必ず報われると経験で知っている。
諦めないで努力を続ければ、想いはいつか通じるのだ。
ビジネスにトラブルは付き物だ。それにどれだけうまく対処できるかで、その人の力量が量られると言っても過言ではない。こればかりは、実地に体験しないと、覚えようがない。
いつの世も、出る杭は打たれるものだ
ビジネス社会に存在するのは、仕事のできる人間とできない人間、この2種類だけだ。
結局、人の心をつかむには、努力しかない。それもただの努力ではない。自分を痛めるほどのものでないと、意味はない。この痛みが、人の心を動かすのだ。自分を痛めない表面的な努力では、決して人の心はつかめない。
好きでないことを仕事にしても、本当にいいものが生まれるはずがない。それは人生という限りある貴重な時間の、とてつもない空費である
僕のやり方は、あえて難しい道を選ぶことである
会ったことのない人に手紙を書くときの鉄則は、相手に刺激や発見をもたらすこと、それがない手紙など、出す意味はない。
「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
男には、命をかけて決断しなければならない時がある。僕にとって、それは今なのだ。すると、悩ましさが嘘のように消え、清々しい気持ちになった。
覚悟を決めれば、もう余計なことを考える必要はない。その時、びくともしなかった未来の扉が、ゆっくりと開き始める。
仕事は辛くて当然と思え
言うは易し、行うは難しである
仕事は辛くて当然である
辛いということは、自分が選んだ道が正しいということだ
その辛さを受け入れるべきだ
そうしている限り、成長が止むことはない
人間の可能性は、その辛さを越えていくのだ
目次
まえがき 見城 徹
対談 過剰な二人の「失われた16年」
第一章 人生を挽回する方法
人間関係にはちょっとしたコツがある
コンプレックスを仕事に生かせ
相手にうまく乗せられることの大事さ
自分の資質をなるべく早く見極めよ
パートナーを信じることで結果が得られる
細かいことにこだわり抜け
スランプの過ごし方で、未来は決まる
オタクと呼ばれることを恐れるな
批判する時に気を付けるべきこと
他者への想像力を育め
第二章 人は仕事で成長する
仕事ほど人を成長させてくれるものはない
モテたい気持ちを、いつまでも大切にせよ
妄想力を仕事に生かす
恋愛を制する者は仕事をも制す
上司を味方につける方法
トラブル処理は最高の勉強である
化ける時は必ず悪口を言われるものだ
天才から発想を盗み取れ
中身より外見が大事
何かに熱中すれば、必ず実りがある
第三章 最後に勝つための作戦
人がやりそうにないことをやる
人の心をつかむには圧倒的努力しかない
未来の自分をはっきりと想像する
ビギナーズラックを信じよ
誰かに褒められたことを思い出す
自分が好きなことを仕事にせよ
目立つために空いている場所を狙う
人ができないことをするのが好き
お金がなくても、みじめにならない方法
内なる声に耳を澄ませ
第四章 「運」をつかむために必要なこと
身の程を知りすぎるな
無知ほど強い力はない
運はコントロールできる
負けを、簡単に認めるな
会社の辞め時を見極める
人生の正念場には、覚悟を決めて立ち向かえ
ここ一番の勝負時は、恥を捨てる
本当の覚悟は、誰かの一押しで決まる
「自分は何者でもない」という考えを持つ
仕事は辛くて当然と思え
あとがき 林 真理子
ISBN:9784062938822
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:620円(本体)
2018年03月15日 第1刷発行 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本は、幻冬舎を作った見城徹さんが、ひたすらに自分の内に秘めた熱狂をタイトル別・短編的に記載している本になっています。
見城さんの本は『読書という荒野』に続いて2冊目ですが、積んでいる馬力も、思考の深さも、志の高さも常人じゃないなといつも感化されています。自分の熱狂や夢がどれだけ浅はかか(比較するものではないかもしれないけれど)と感じてしまうレベルで、圧倒的努力と、その正しい方向への努力というところが見城さんのすごいところだと思います。
本を通じて一貫して感じるのは、ビジネスにおいては結果がすべてであり、結果が出るまでまず努力しろ、とにかく量をやれということです。「圧倒的努力は岩をも通す」という言葉があるくらい、徹底的にやること。あとは義理人情を大切にすることや、神は細部に宿るから小さいことまでしっかりやろう、といったことが書かれています。
自分は今24歳で、まだ社会人2年目という段階ですが、体力とやる気と気概があり、若さもある中でこういった本に出会えたことは本当に良かった。
本を読んだところでアウトプットしないと全く意味がないので、見城徹さんの考え方を自分に宿すわけではないですが、自分がこうしたいと思うことに対して、すべての人を圧倒するくらいの力量と時間で積み上げていく。 -
Posted by ブクログ
・自分にしかできないことに取り組んで、結果を出す。
一度、結果が出ると仕事は面白くなる。
他の人でもできることをやってもしょうがない。
他人ができないことをやる。辛いが、これが仕事の王道だ。
・自己検証、自己嫌悪、自己否定がないところに進歩はない。
・純潔と純粋は熱狂の根源だ。それに「企み」か培養された時、大ヒットが生まれる。
・向き合っている以上、想いを全身全霊でぶつけるしかない。
・自分の身を切らず、自分の身を痛めずして、安全地帯で身を守りながら「キャラを立たせたい」といってもどだい無理な話だ。
・異物を呑み込まなければ成長はない。
妥協するのではなく、丸ごと飲み込んでしまうのだ。
・「人たらし」ではなく、「人さらい」でありたい。
・GNOは守れ。
・安めを売るな。
・貸しは作っても、借りは作るな。
・「まぁいいか」は言うな。
・人知れず誠実に生き、目立たない生涯をまっとうする。そのような無名の人たちの重みを感じられなくなったら終わりだと思っている。
・背徳を含まない恋愛は官能的ではない。
・昨日と違う今日を作れ。
・現実の試練に晒されない観念や思想など、それは絵空事でしかない。現実の踏み絵を踏み抜けるか否か、それのみが思想の価値を決定する。 -
Posted by ブクログ
現状維持の心地よさは緩やかな堕落であり、不安や制約こそが人を鍛えるのだと説く、熱量あふれる箴言集。仕事の面白さは自ら背負う苦労に比例するとし、感想をその場で率直に伝える誠実さが人間関係の基盤になると説く処世訓から、ギャンブルに学ぶ「負けを自覚し、耐えて流れを待つ胆力」の哲学まで幅広く語られる。周囲との比較で生まれる価値観は無価値であり、甘えた願望を捨て絶望を極めた先に、死と共に生きる覚悟を持てば人生に怖いものはなくなる、という結論が全体を貫く。断片的な言葉の連なりだが一つ一つが刃のように鋭く、読むたびに今日という日への向き合い方を問い直させる一冊である。
-
Posted by ブクログ
本書は、仕事に対する向き合い方や人生の覚悟を、これでもかというほどストレートに突きつけてくる一冊だった。綺麗事やテクニック論ではなく、「圧倒的な努力」と「狂気とも言える執念」こそが道を切り開くというメッセージが全編を貫いている。読み進めるほどに、自分がいかに中途半端な基準で満足していたのかを思い知らされる感覚があった。
特に印象に残ったのは、「結果を出す人間は例外なくやり切っている」というシンプルだが重い言葉だ。環境や才能のせいにするのではなく、自分自身の熱量と行動量で勝負する姿勢が何度も強調されており、その徹底ぶりに圧倒される。また、人との関係性においても、表面的な付き合いではなく、本気でぶつかり合うことの重要性が語られており、仕事はもちろん人生全体に通じる本質が詰まっていると感じた。
一方で、その価値観は決して誰にでも優しいものではなく、むしろ厳しさの塊とも言える。しかしだからこそ、響く人には強烈に刺さる。自分の限界を決めず、突き抜けたいと考える人にとっては、大きな指針となるだろう。読後には、言い訳を捨てて行動するしかないという覚悟を迫られる、非常に刺激的な一冊だった。 -
Posted by ブクログ
見城さんの熱量が、大好きで読ました。
昭和的な熱い言葉で書かれていてぐっときます。
この本を若い人にももっと読んでもらいたいです。
残業キャンセル界隈など、仕事への熱量は下がりつつある現在。
仕事をする上で一番大事だと思う、GNO(義理、人情、恩返し)についてこの中で語られています。
自分の分の仕事を済ませれば、本当にそれだけで良いの?と困っている同僚をあなたは助けないの?あなたが、困った時は誰が助けてくれるの?
助けがなくても済むのならば、良いのですが
1人で仕事の全てを終わらせることは、できません。誰かが必ず助けで世界は回っています。
そのために大事なことが、GNOです。
古臭い、昭和的な考えかもしれませんが、どの仕事をしていても、絶対必要です。
騙されたと思って一度でいいからこの本を読んでください。
一生の宝になることを願います。
-
Posted by ブクログ
読書は、自分の弱さを思い知らされ、同時に自分を鼓舞する。現実と戦うための武器なのだ。
→彼らと比べたら、自分の苦労など生ぬるい。
沢山本を読んだ!は下らない
→教養=情報量ではない!情報を得たければ検索をすれば良い
→教養=得た情報から何を感じたのか?という「他者への想像力/自ら考える力」である!
読書は、人生で経験し得ない全てを学ぶことができる
他者の考えに共感する力・語彙力を得ることができる
→それにより、自分の世界観を広げられる
自己検証、自己嫌悪、自己否定、そして究極の自己肯定の流れがなければ人は進歩しない
→自分の行いを内省し、恥じ、改善せよ
→人生が成功したかどうかは死ぬ時に分かる
→本を読めば、自分がいかに生ぬるい人生を歩んでいるのかが分かる
読書をしているのかどうかは、「言葉の正確性」「思考の厚み」で分かる
→自己検証〜自己否定を繰り返ししているか、とも言える
人は、期待するほど自分のことを見てくれないが、がっかりするほど見ていない訳ではない
→地道に成果を出せば、必ず見てくれている人がいる
→成果がブランドを生み、ブランドが人と金を呼ぶ -
Posted by ブクログ
幻冬社社長である、見城氏の、編集者として、男として、1人の人間としての美学を詰めた一冊であり、現代社会に蔓延る空虚さや薄っぺらさ、表面的な人間関係の対極にある哲学を自身の言葉で描き出している。見城氏の人間としての感受性の高さや繊細さ、そしてそれと向き合いエネルギーに変える美学に、驚嘆せずにはいられなかったと同時に、繊細すぎるが故に人が感じない苦しみを感じる自身と重なるものがあった。これは、感受性の強みを武器とし、死ぬまで葛藤と研鑽、努力を重ね、誠意を大切にする生き方に踏み出す勇気を与えてくれるという点で、多くの内向的な人にとって貴重な1冊となる可能性がある。アメリカ先住民の言葉が重くのしかかる。「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった人達が、どうしても生きたかった大切な明日だ」