石黒圭のレビュー一覧

  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    普段何気なく読んでいる際に無意識に頭の中で考えていることを上手く言語化して説明していた。当たり前の事から、盲点であったことまである。この本で言うところの速読で読み進めれば良いと思う。

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    2023年09月20日
  • 語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

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    子育てが始まり語彙が低下しないかと不安になって読んだ本

    類義語と対義語で頭の中の語彙の世界に奥行きを

    迷い、悩み、ためらう中から出てくる言葉こそが、真の力になるもの

    心に届く言葉にするには、文脈に合った等身大の言葉選びをすること。気をてらう必要はない

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    2023年08月18日
  • 文章は接続詞で決まる

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    文章をより正確に読み・書きするための基礎技術について学びたくて購入した。
    文脈同士を繋ぐ接続詞全般について、書き言葉だけでなく、話し言葉の中での用法を紹介しており、興味深い内容だった。一方で、読み・書きの力を向上させるための、具体的な方法や注意点について、もう少し記載があるとありがたいと感じた。

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    2023年08月09日
  • コミュ力は「副詞」で決まる

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    <目次>
    第1章  副詞とは何か~副詞ってやっぱり難しい?
    第2章  副詞の多用~ホントにホントにライオンだ♪
    第3章  情態副詞~ちゃんとやってよ!
    第4章  程度副詞~超気持ちいい!
    第5章  予告副詞~ぜんぜん面白くない…
    第6章  検討副詞~ぶっちゃけ、年収いくら?
    第7章  副詞と印象~一生懸命のんびりしよう
    第8章  副詞と配慮~わざわざすみません
    第9章  副詞と文体~すごく?とても?きわめて?
    第10章  副詞と社会~せっかく神様がいるのなら…
    第11章  副詞と世代~本気(マジ)?本気(ガチ)?

    <内容>
    光文社新書で国語系の解説書を多く著している著者。今回は「副詞」。日本

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    2023年05月25日
  • コミュ力は「副詞」で決まる

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    国語学や文章の専門家が「副詞」に焦点を当て、豊富な事例を盛り込んで分かりやすく解説した本。伝えたいポイントは「副詞」がコミュニケーションの要であり、話し手の気持ちを伝える役割を持っていること。
    我々が日々の生活で、意識することなく使っている副詞には、情態、程度、予告などを主観的に表す様々な機能があり、有効に活用すれば、自分の気持ちを的確に伝え、相手と本音の話がしやすくなる。逆に、使い方を誤れば、聞き手とのコミュニケーションをかえって悪化させる。
    文中、専門的で堅苦しい分類や名称もあったが、著者のいわんとする要旨はシンプルでストレートに理解できた。
    特に印象に残ったのは、情態を表すオノマトペの効

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    2023年05月17日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    文章の読みかたを、目的におうじて「速読」「精読」「味読」の三つに分類し、それぞれの読みかたを実践するさいのスキルについて解説している本です。

    文章の内容を推測しながら読み進めていくときの「スキーマ」の役割や、とくに小説における視点と文脈の重要性、さらに文章からあらたな意義を読者自身が創発するさいにおこなわれる解釈のありかたなどがとりあげられています。

    日ごろから読書に親しんでいる読者にとっては、本書で紹介されている「技術」の多くは、ふだんから無意識のうちに実践しているものが多いのではないかと思いますが、本書を読むことでそれらの「技術」を読者の一人ひとりが明確に自覚し、読書の目的におうじて実

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    2023年03月24日
  • 日本語てにをはルール

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    文章の冒頭で内容を整理した「予告文章」は読み手を惹きつける、とある。「キーワード」的なものから読み手にすぐ理解できる言葉・予告短文を書くのは必須だ。さらに文章の「語順」(時・場所・主格・相手・対象・動詞)含め「てにをは」をうまく使うのが基本、短文を使うネット上では特に重要となっていくだろう。

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    2023年03月04日
  • 日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~

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    理論言語学=記号としての言葉の内部構造を明らかにすることを目指す内部志向の言語学=正しさの言語学
    社会言語学=発話された言葉と発話された外部環境の関係を明らかにすることを目指す外部志向の言語学=ふさわしさの言語学

    社会言語学からみた「言葉」についていろんなことが書かれていておもしろかった

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    2022年08月01日
  • 段落論~日本語の「わかりやすさ」の決め手~

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    広い概念として「段落」を扱っており、書き言葉(文章)における段落から喋り言葉の段落まで射程が広い本である。

    ネットメディアにおける段落についても言及しており、段落という構造をみつめることによって、「どうしてネットニュースは現在の形式になっているのか」という疑問について秀逸な考察がなされている。

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    2022年04月07日
  • 形容詞を使わない 大人の文章表現力

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    1.あいまいさを避ける「限定表現」
    2.個別性を持たせる「オノマトペ」
    3.詳しく述べる「具体描写」
    4.明確な基準を示す「数量化」
    5.事情を加える「背景説明」
    6.出来事を用いる「感化」
    7.表現を和らげる「緩和」
    8.裏から迫る「あまのじゃく」
    9.イメージを膨らませる「比喩」

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    2022年03月19日
  • 文章は接続詞で決まる

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    タイトルの通り日本語における接続詞の役割を解説する本である。
    書き言葉だけでなく口語体にも触れており、接続詞について多角的な視野からアプローチをかけている。
    本書において特に眉唾物なのが、接続詞の使い方に人の性格が浮き出るということだ。「てか」を多様してしまう私は、飽きっぽいが機転を効かせられる人間らしい。
    このように、接続詞に対して特殊なアプローチをかける本書は座学としては大変面白い。しかし、本書はあくまで接続詞の役割や特徴を述べるに留めており、実際に整然とした文章を書けるようエスコートしてくれる性質ではないことに注意していただきたい。
    言語学という側面から評価すれば星4をつけていたが、実践

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    2022年03月08日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    読む行為について、「速読」「味読」「精読」の視点から各々の読み方の考え方を紹介されています。
    読むものの分野に合わせ、それぞれ使い分けする事により効果的な取り込みができる事を説明されています。

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    2021年11月13日
  • 段落論~日本語の「わかりやすさ」の決め手~

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    この本を読んで、メールを書くにせよ、ブログを書くにせよ、適当に二回のエンターキーを押すのではなく、意識的な区切りをつけていこうと考えるようになった。
    また、段落は入れ物という考え方で、読むようになった。ただし、あらゆる素人の書き手に、この考え方を求めるのは難しいだろう。

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    2021年09月09日
  • 語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

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    語彙力を上げるための方法がいくつか挙げられていて、特に自分が言葉の組み合わせで困った時に使えるサイトが載っていたのが、実用的で嬉しかった。

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    2021年08月22日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    読むことにスキルが必要と思ったことはなかったが、どんな文章も一緒くたに読んでしまってる現状に気づいて、読み方を変えるという方法があるということが自分にはない考え方だった。

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    2021年07月17日
  • 語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

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    まるで日本語教師用の教材を読んでるかのようでした。(実際の教材はもっと専門的で難しいかとは思いますが)

    内勤の私には、敬語・類義語・対義語や身の回りのモノの名前に意識を向け、語彙力を高めていく事が良いのかな、と自己解釈。
    そのほか色々と解説がありましたが、イメージがあまり湧かず、読み飛ばしました。
    TPOにあった、言葉をつかえるようになることが大切。(当たり前かと思いますが…)
    それを、叶えるにはやはり、多読・類義語・敬語への日常的な変換トレーニングがいいのかと思います。

    書き物を生業とする方、教育現場で働いている方、商品開発や、記者の方等にとっては、有用な本かと思います。

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    2021年06月30日
  • 日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~

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    若者言葉は断定、限定を避けるぼかし表現が多い
    共感したり参加しやすくするため。
    とか、たり、って感じ、-くない?

    ぼく
    のび太は子供っぽくて頼りない感じ「ぼく」
    スネ夫は都会的なお金持ち特有なキザな感じ「ボク」
    ドラえもんは消去法。わたしは大人っぽい、おれはのび太が立場上になる。から「しもべ」ともとれる「僕」

    うち、あたし、おれ、ぼく、わたし、わし、おら、おい、自分、先生、拙者、ママ、お母さん、おふくろ
    状況とどう見られたいかで人称変わる

    英語は訛りたくさんあるから日本語訛りでも
    たどたどしくても内容がある事が◯

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    2021年01月26日
  • リモートワークの日本語~最新オンライン仕事術~(小学館新書)

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    生産性の高いチームの条件
    ①心理的安定性
    ②信頼感
    ③役割・計画・目標の透明性
    ④働く意味
    ⑤インパクト

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    2020年09月27日
  • 段落論~日本語の「わかりやすさ」の決め手~

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    日本の段落は読み手のため

    英語の段落は書き手のため(読み手のためでもあるが)

    というのがなるほど、という感じ。

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    2020年07月19日
  • 段落論~日本語の「わかりやすさ」の決め手~

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    本書の構成自体が、段落とは何か、を示唆するもので興味深い。また、使用されている言葉が隅々まで的確で、読んでいて快かった。

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    2020年04月29日