石黒圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本物の読解力
著:石黒 圭
出版社:SBクリエイティブ
SB新書 725
難しい内容です。
正確に読む
深く読む
批判的に読む
が本書のテーマです。
対象となる文章を構造的に把握した上で、一文一文を解析していくような記号論的アプローチではなく、読み手と書き手の意図を類推しながら進むことなど、GhatGPTにはできない人間的な「生き延びるための読解力」をめざしています。
ハイコンテクストな、日本国民に期待されるのは、以心伝心と、行間を読むである。
なによりも、太古からあいまいで、中間色なニュアンスを大切にする民族であり、その根幹は現代においても変わらない。欧米の二元的な白黒はっきりつけ -
Posted by ブクログ
▪️評価の理由
仕事の中で大量の情報に触れる中、本質的な課題解決を実践したいと考えていた際に出会った一冊。人生単位で役立つ内容だと感じたため、高く評価した。
▪️筆者の課題感
情報社会においては、大量の情報を迅速に処理する必要があり、浅い理解のまま効率を優先して進めてしまいがちな構造がある。
一方で、情報に振り回されずに生きていくためには、本質を読み解く力が不可欠であり、この重要性自体は従来から変わらない。ただし、情報量が増大した現代においては、その重要性がより一層高まっている。
▪️本書の位置付け
本書は、こうした社会的課題に対して、多様な情報を自分なりに正しく理解するための方法、「正確 -
Posted by ブクログ
本を読んだ時に「わー!よかった」「余韻すごー」とかで終わっていたけど、もっと深められそうと思えた。
文章の予測は、後に続く展開の幅を限定したり、「ここまで読んでここまでわかった!次はこんなことを知りたい!」という心の動きのこと。
実際の小説の文が出てきて、どんな予測になるかの実例があってイメージしやすかった!
当たる予測と、外れる予測がある。
予測が外れたときに、疑問に対して答えを探して、筆者はどうしてこういう表現にしたんだろうと考えることから、透けて見える筆者との対話が始まる。(ほんとに?とか、わかる!とか、なるほど!とか)
「そうなんだ〜」で終わるんじゃなくて、自分がどう予測したかをも -
Posted by ブクログ
文章は接続詞で決まる
著:石黒 圭
紙版
光文社新書 370
接続詞専門の解説書です。めずらしい
プロの作家は、接続詞のよい使い手
旧来:接続詞とは、文頭にあって、直前の文と、接続詞を含む文を論理的につなぐ表現である
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本書:接続詞とは、独立した先行文脈の内容を受け直し、後続文脈の展開の方向性を示す表現である
接続詞の論理は、論理のための論理ではなく、人のための論理である
気になったのは、以下です
■接続詞の役割
・接続詞は、「読み手のためのもの」である
・接続詞の6つの機能
①連結関係を表示する
②文脈のつながりをなめらかにする
③重要な情報に焦点を絞る
④読み手に -
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タイトルだけ知ってて、実物見た時に思った以上に厚くてびっくりした。笑
正確、わかりやすい、配慮がある、工夫を凝らした文章を描けるようになるためのポイント集。
子どもの頃から小説を読むのが好きでいっぱい読んできて、その経験則や大学の卒論で教わったやり方でなんとなくやっていたことを理詰めで解説してもらった感じ。概ね実践済みで、時々知らない知識があったかな。
たぶん大学卒論をそれなりにちゃんとやった人はだいたい知ってるレベルじゃないかなと思う。
これを読んだらだいぶ変わるかなとは思う、思うけど変えたいなと思う人でこれ読み切るのは結構大変じゃないかな…という分量だった。毎日少しずつ読むならいけるのか -
Posted by ブクログ
第二言語(いわゆる外国語)の習得は、母語である第一言語の習得のさいに構築した言語世界を転移させる形で起こります。
ですから、第一言語でしっかりした土台をつくっておかないと、せっかく、第二言語を学んでも高度な運用能力は身につきません。
その日本語の運用能力を高めること、本書で焦点を当てるのは、「読む」という行為です。言語の学習には、「読む」「書く」「聞く」「話す」という四つの技能があるといわれています。
「読む」ということは、文章に多様な意味を見いだす行為であり、人間の創造力の基盤となる行為である。
■読むというプロセス
①画像取得活動 文字列を脳内に取り込む活動
②文字認識活動 画像とし -
Posted by ブクログ
文章を予想しながら読むことによって、文章をより理解できるようになる、というのが本書のメッセージです。正味200頁たらずの本ですが、行ったり来たりで、読むのに苦労しました。
文章のあとに続く展開の幅を限定するのが予測、予測があることで、後続文脈の候補が絞られ、無駄な処理をしなくて済むようになり、文章理解の経済効率が格段にあがる。
つぎはこんな展開になるのではないかという想定に基づき、つぎの文に入ることで、流れに乗って読めるようになる
言語の予測研究は、70年代に、アメリカで、人工知能研究の1つとして始められた学術分野です。
ですが、本書を読むにあたって、文法的でなく、不完全な文章を予測して、