文章は接続詞で決まる

文章は接続詞で決まる

ビジネス・実用
946円 (税込)

4pt

「読む人にわかりやすく印象に残る文章を書くために、プロの作家はまず、接続詞から考えます」。ふだん何気なく使っている接続詞の具体的な役割を知り、効果的に使う技術を磨く。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

文章は接続詞で決まる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    接続詞に特化した本。
    接続詞の使い方や夏目漱石など著名な作品の一文を例に接続詞の効果などをわかりやすく説明してあり、内容の割に読みやすかった。
    しかし、読みやすさと内容が理解しやすいかは別物だ。

    そして、奥が深い。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    文章は接続詞で決まる
    著:石黒 圭
    紙版
    光文社新書 370

    接続詞専門の解説書です。めずらしい

    プロの作家は、接続詞のよい使い手

    旧来:接続詞とは、文頭にあって、直前の文と、接続詞を含む文を論理的につなぐ表現である
    ⇒
    本書:接続詞とは、独立した先行文脈の内容を受け直し、後続文脈の展開の方向性を示す表現である

    接続詞の論理は、論理のための論理ではなく、人のための論理である

    気になったのは、以下です

    ■接続詞の役割

    ・接続詞は、「読み手のためのもの」である

    ・接続詞の6つの機能
     ①連結関係を表示する
     ②文脈のつながりをなめらかにする
     ③重要な情報に焦点を絞る
     ④読み手に含意を読み取らせる
     ⑤接続の範囲を指定する
     ⑥文章の構造を整理する

    ■論理の接続詞
      ①順接の接続詞
        だから系 だから、したがって、ゆえに、よって、そのため、それで
        それなら系 それなら、それでは、すると、そうすると、そうしたら、だとすると、だとしたら
              そうしないと、そうでないなら、さもないと
      ②逆説の接続詞
        しかし系 しかし、だが
        ところが系 ところが、にもかかわらず、それなのに
    ■整理の接続詞
      ③並列の接続系
        そして系 そして、それから、また
        それに系 それに、それにくわえて、そればかりか、そのうえ、しかも、ひいては
        かつ系 かつ、および、ならびに
      ④対比の接続詞
        一方系 一方、他方、それにたいして、反対に、反面、逆に
        または系 または、もしくは、ないし、あるいは、それとも
      ⑤列挙の接続詞
        第一に系 第一に、第ニに、……
        最初に系 はじめに、つづいて、ついで、その後、
        まず系 つぎに、さらに
    ■理解の接続詞
      ⑥換言の接続詞
        つまり系 すなわち、つまり、ようするに、いいかえると、換言すると、いわば、いってみれば
        むしろ系 むしろ、かえって、そうではなく、いな、というより、というか、かわりに、そのかわり
      ⑦例示の接続詞
        たとえば系 たとえば、具体的には、実際、事実、
        とくに系 とくに、とりわけ、ことに、なかでも
      ⑧補足の接続詞
        なぜなら系 なぜなら、なぜかというと、だって、なにしろ、なにせ、というのは、というのも
        ただし系 ただし、もっとも、ちなみに
    ■展開の接続詞
      ⑨展開の接続詞
        さて系 さて、ところで、それにしても、それはそうと、それはさておき
        では系 では、それでは、じゃあ
      ⑩結論の接続詞
        このように系 このように、こうして、かくして、以上、結局
        とにかく系 とにかく、いずれにいても、いずれにしろ、どっちにしても、どっちみち
    ■文末の接続詞
      ⑪否定の文末接続詞
        のではない系 のではない、名刺+ではない
        だけではない系 だけではない、~だけ…のではない
      ⑫疑問の文末接続詞
        か、のか、のだろうか
      ⑬説明の文末接続詞
        のだ系 のだ、のである、のです、の、んだ、んです
        からだ系 からだ、ためだ
      ⑭意見の文末接続詞
        と思われる系 と思われる、と考えられる、と言える
        のではないか系 のではないか、のではないだろうか、んじゃない
        必要がある系 必要がある、べきである、なければならない、てはないらない
    ■話し言葉の接続詞
     対話での使用リスク
      ①相手の発話権の奪う
       というか、ていうか、つうか、てか、むしろ
      ②言い方を訂正して気分を逆なでする
       というか、ていうか、つうか、てか、むしろ
       つまり、ようするに、ようは
      ③逆接の使用で無用な対立を生む
       でも、けど
      ④自己正当化を目立たせる
       だから、だって、たって~だもん

    目次
    序章 接続詞がよいと文章が映える
    第1章 接続詞とは何か
    第2章 接続詞の役割
    第3章 論理の接続詞
    第4章 整理の接続詞
    第5章 理解の接続詞
    第6章 展開の接続詞
    第7章 文末の接続詞
    第8章 話し言葉の接続詞
    第9章 接続詞のさじ加減
    第10章 接続詞の戦略的使用
    第11章 接続詞と表現効果
    主要参考文献
    おわりに
    索引

    ISBN:9784334034733
    出版社:光文社
    判型:新書
    ページ数:256ページ
    定価:760円(本体)
    発行年月日:2008年09月
    2008年09月17日初版1刷発行
    2008年11月25日3刷発行

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    接続詞を解説した本は初めて。
    そして、接続詞の種類の多さ、使い方のポイント、読み手聞き手に対する印象などわかりやすくまとまっている。文章を書く時に、話す時に参考にしたい内容が盛りだくさんの一冊。

    0
    2019年06月12日

    Posted by ブクログ

    接続詞の類型と微差について、かなり細部まで解説している。日本語ネイティブでも新しい気付きがあるだろう。文章を書く機会がある人には、大きな武器になる知識ばかりだ。
    また、接続詞の観点からいくつかの「文学」を解説しているのも、文法書としては新しい。その他の例文も、その文脈に適合したものが選ばれていて、著者の教養と誠意が伝わってきた。

    0
    2015年05月13日

    Posted by ブクログ

    接続詞を分類、系統立てて各カテゴリーの役割を説明してくれる。さすがに接続詞ともなると使い方がわからないということはないが、要不要や効果的な使い方を改めて考えさせてくれる。前半は分類と説明なので斜め読みだが、本の後半、接続詞による性格診断、自分がよく使う接続詞はなんだろうとか、例文に接続詞は必要だろうかと考える部分は新鮮。

    0
    2014年09月01日

    Posted by ブクログ

    文章を書く時に、適切な文章の繋ぎ方が分からず難儀していたことから、この本を読んでみた。
    接続詞の重要性と考え方・使い方がよく分かる、良い本だと思う。

    0
    2020年05月04日

    Posted by ブクログ

    仕事を①インプット⇒②付加価値⇒③アウトプットに分けると、
    この本は③アウトプットの方法を示す本。

    文章(アウトプット)=内容+構造

    内容は経験次第、構造はこの本とロジカルライティングで十分だと思います。

    0
    2012年04月30日

    Posted by ブクログ

    アカデミックライティング(日本語ですが)のマニュアル本はかなり多く出版されていますが,本書は接続詞に焦点を絞っている点で,他書に比べたオリジナリティがあります。
    接続詞の使い方しだいで,文章の論理展開がクリアかどうかが決まると言っても過言ではありません。
    他のマニュアル本よりも断然おすすめできる内容だと思います。

    0
    2011年06月16日

    Posted by ブクログ

    接続詞の役割、用法、使い方の留意点について、国立国語研究所・総合研究大学院大学教授、一橋大学大学院言語社会研究科連携教授の著者が記したものです。

    国語の試験で空欄に当てはまる適切な接続詞を選択させる設問があるように、用いるべき接続詞は客観的な指標に基づいて自ずと決められるように思ってしまいますが、実際には書き手の主観的な論理によって決められるとのこと。

    例えば、頑張って勉強したから80点だったのか、頑張って勉強したのに80点だったのか。どちらの接続を採用するかは書き手の認識に大きく依存します。

    このため、読み手と書き手が同じ文脈を共有していないと、接続詞は理解を促すどころか阻害する要因ともなりかねず、事実に忠実に客観的に文章を書きたいときには接続詞をつけないほうが賢明ということになります。

    一方、主観に影響される接続詞には、新たな関係の発見をうながす創造的な側面もあるということ。佐藤信夫が『レトリック感覚』にて発見的認識の造形というレトリックの働きを明らかにしようとしていたことを思い起こしましたが、接続詞にも同様の働きを見出しうるのは興味深く感じられました。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    接続詞との観点から文章術を見直す内容を伝授。

    本文にもあるが、接続詞から文章構造を考えるというのは目からうろこであった。

    接続詞の多様もダメだが、ないのも困る。

    就活のワナ に紹介してあったので読んだが、とても役に立った。

    0
    2022年01月02日

文章は接続詞で決まる の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

石黒圭 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す