石黒圭のレビュー一覧

  • 語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

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    学生の語彙力のなさに愕然とすることが多い。
    学生の語彙力を鍛えるにはどうすれば良いのか。
    そんな問題意識から、本書を読んだ。

    語彙力=知識(語彙の量)×知恵(運用力)

    この方程式は、数的処理にも通じる。
    基本的な解法を頭に入れることと、その解法を運用すること、その両方が必要だ。

    語彙力とは、この知識と知恵の両方を指すが、この力を磨くには読書が一番なのだろう。
    しかし、筆者はそれをほとんど言わずに、11個ずつのアプローチで、語彙力の磨き方を提示する。

    その他、ことばに関して、様々に考えさせられるところもあり、発見もあり、なかなか良い本。
    学生に必要なところを抽出し、私なりのことばに置き換

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    2016年06月06日
  • 語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

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    言葉が思考を規定する、より質の良い思考をするために語彙=量×質を鍛えましょうという内容。量、質について考慮すべき点が網羅的に記載されている。内容が難しいため、読んだその場では納得できても、書く、話すに活かすのは容易ではなさそうです。

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    2016年06月03日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    読むのが遅いのうえに物わかりも悪いつうのは昔からの課題で読んでみる。
    速読・味読・精読それぞれに使うテクニックというか考え方を"ストラテジー"として紹介。より目的に合った効果的効率的な読書のしかたを提案。紹介されているストラテジーは、多かれ少なかれみんな無意識に実践していることで、まあ、そうだよね、という感じではある。その点で目新しさはないのだけど、それをあらためて整理してみること、そして意識的に実践することはたしかに良いかもしれない。
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    2016年03月28日
  • 文章は接続詞で決まる

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    文章を書く時に、適切な接続詞を使うと、文章や言葉をうまく強調できたり、文脈を変えることが出来ることが分かりました。 でも、一番面白いと思ったのは口語で使う接続詞で性格の一端が分かってしまうことです。「でも」「だから」の使い過ぎに注意しなければ。。。

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    2015年10月02日
  • 日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~

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    ネタバレ

    鈴木氏の著作よりは書き口がマイルドで読みやすい。一般的な疑問「なぜ・・・なの?」といったところから各章が展開していきその疑問が自分も抱いたことがある物だったりすると、より興味をひかれた。

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    2015年09月07日
  • 文章は接続詞で決まる

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    再読して、良書であることを確認。
    普段僕たちは、これだけ微妙なニュアンスの違いを無意識に使い分けてるなんてすげえなあとあらためて思った次第。

    とても丁寧で、基本的には淡々とした説明なんだけど、最終章はちょいと感動的。言葉を操れてよかったなあとしみじみ。

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    2015年07月30日
  • 心を引き寄せる大人の伝え方集中講義

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    相手との距離を取りすぎるブレーキさん、近すぎるアクセルちゃん、ほどよい距離感にするために留意すべきポイント別に整理されている。
    それぞれの失敗発言をこのように発言すればよいという例が分かりやすい。
    ただし、言葉だけではなく、非言語の表現も重要だし、相手との関係への向き合い方も問われるだろう。
    15-96

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    2015年04月18日
  • 文章は接続詞で決まる

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    割とレビュアーがいるということは話題になった本なんだな。多分,話題になったころに買っているはず。
    論文を添削してもらっていたころは自分の文章のまずさに直面し,師匠からも叱責された。それから時間が経過し自分が他者の論文を添削するようになると接続詞の大切さが身にしみた。この本では明解な運用ルールを語っていないが,接続詞の世界が広い,接続詞だけでこれだけ文が書けることを教えてくれる。

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    2014年12月04日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    部分的には納得できるところも多くあるのだが・・・
    なかなか昔から身についているスタイルを変えるというのは難しいということなのだろうか.
    帯に書かれている様に,「読む」は「書く」より難しい.

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    2014年11月06日
  • 日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~

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    文法的な言葉の正しさを重視するあまり片隅に追いやられている「言葉のふさわしさ」。
    生きた言葉が存在するのは人と人とがコミュニケーションを行う社会そのもの。社会の中で言葉がどのように使われているのか。これを知ることにより初めて言葉の真の姿が見えてくる。貴様、御前もかつては敬語。言葉の正しさは時代の変遷とともに大きく変わりゆく。言葉として決して正しくなくとも、時と場合によっては最もふさわしい言葉となることは、しばしば我々が日常経験すること。形式にとらわれることなく、おかれた場面で、空気を適切に読み、どのように言葉を選び使うかが最も重要だということである。

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    2014年08月15日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    ネタバレ

    速読、精読、味読に書かれた本。普段、新聞を読む時に役に立つ読み方がないかと思って手にしました。どちらかと言うと速読目的でしょうか。新聞を読んだりするときには、キーワードとなる言葉だけを読んだり、自分の中の知識と照らし合わせて読む事で、理解を速めるとありましたが、それでも修練は必要なんでしょうね。

    読書を型にはめると言うのが苦手な人には私も含めて、向かないかも。

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    2013年01月27日
  • 日本語てにをはルール

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    日本語の使い方について。

    自分も敬語の使い方などがあやふやな所があるので、
    しっかりと身に着けたいと思った。

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    2012年02月10日
  • 文章は接続詞で決まる

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    接続詞に注意して、文章を書きましょう。

    「そうすれば」、文章も読みやすくなります。

    「しかしながら」、接続詞を使い過ぎている文章というのは、
    かえって読みづらくなってしまいます。



    ということで、接続詞のお勉強の本です。
    接続詞をうまく使えるように、注意して文章を書くように心がけたいと思います。

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    2011年04月16日
  • 「予測」で読解に強くなる!

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    ● そこで、文章を書くにあたって「謎」が大切になってきます。文章理解とは問題解決過程、すなわち「謎」を解く過程だからです。

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    2011年03月07日
  • 文章は接続詞で決まる

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    普段何気なく使っている接続詞が、読み手のためのツールであると同時に書き手のためのツールであるという視点が新鮮だった。良い文章というものは、接続詞だけで読み手が大枠を掴むことができ、また同時に書き手自身も頭を整理することができる。
    文章だけでなく、プレゼンや普段の話言葉でも応用できる話だと思うので、普段から注意深く接続詞を選ぶことによって、周囲の反応も変わってくるのではないだろうか。

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    2010年12月14日
  • 文章は接続詞で決まる

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    微に入り細に入り、日本語への愛を感じる本。書くにも読むにもうまく味合う方法が書かれています。昨今よくもてはやされる欧米由来の作文技術のテクニカル・ライティングが万能ではないということからも伺うことができた。

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    2010年10月15日
  • 「予測」で読解に強くなる!

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    文章の書き手の意図を体系的に理解できるようになること、及びその結果として速読を身につけることを目的としている本。ただし、この本を一回読んだだけでは「予測」は身に付かないであろう。繰り返し読むためにも購入するのが良いのではないか。

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    2010年08月02日
  • 「予測」で読解に強くなる!

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    予測によって速読できる本だと思って読み始めたが少し違ってた。
    だが、多読することにより、予測の精度が上がり理解力が上がることにより速く読めるようになることがわかる。

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    2010年08月11日
  • 文章は接続詞で決まる

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    普段何気なく使っている「接続詞」について、その使用法によりグループ分けして説明してあり、興味深かった。
    接続詞は使用者の意向を含む、というのになるほどなぁと思った。

    「坊ちゃん」の例にあるような、美しい接続詞を目指したい。

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    2010年05月25日
  • 日本語てにをはルール

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    編集者として5年目に突入しようかというのに、いまさらこんな本を読んでいます。
    でも、これ面白い。
    感覚で書いている文章を、きちんと理屈で説明してくれるのでとてもすっきりする。
    、と・の使い方の違いとか私しらなかったし。
    1年生や文章苦手な若手社会人におススメ。

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    2009年12月26日