石黒圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
かなり面白い。
日本語、文章論の研究者である石黒圭氏による、段落の原理、種類、コミュニケーションにおける段落の意味の3部から成る、新書作品。主題は、日本語の文章における段落であり、段落の使い方・読み方次第で文章のわかりやすさが変わっていくことを詳しく説明している。面白い点は、日本語の「パラグラフライティング」の作法を解説している点と、スマホ時代の新たな段落や文章の傾向の変遷を分析している点。
日本語のパラグラフライティングは、なかなか教えられることがないと認識している。その上で、この本では、段落の中に、小主張文、支持文、小結論文、及び中心文があり、それぞれ、特定のパターンがある、という点を整 -
購入済み
大変役立つ一冊
実は、別の言い換え方の本を購入しようかと調べてたのですが、この一冊が目に入り評価も高く、試し読みをしてみたら豊富な知識と分かりやすい説明と、テストのように考えさせ納得へ導く教え方に感動し、本来欲しかった方ではなくこちらの本を選びました。タイトル通りちゃんとした「大人のための言い換え方」を学べてます。
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Posted by ブクログ
この本は「予測する」という行為によって、読解力を上げるための説明本。
しかし私は「書くために必要なことも書かれている」と知人に言われ読みました。実際にその通りだと思いました。なので、「書く」ことに困っている私のような方におすすめできます。というのも、本書に書かれているように、「書く」というのは、読み手との対話によって達成される行為であり、「読む」と切っても切り離せない関係にあるからです。
つまり、「書く」というのも、この本の主旨である読み手がどう読むか、という「予測」が非常に重要になるということです。
「人は、次に来る文を予測しながら、文章の展開の広がりを楽しむ」
当たり前のようであり、無意 -
Posted by ブクログ
<第二言語の能力は、表面的には第一言語の能力と違うように見えても、基本的な能力は第一言語と基盤を共有しているため(二言語共有説)、第二言語の能力は、第一言語の能力によって制限を受けているのです。そのため、第一言語の能力が不十分な段階で第二言語を習得しようとしても、弊害のほうが大きく、結果的にセミリンガルになることが多いと考えられています。
つまり、第一言語である「国語」力が言語能力の基本であり、つねに英語に触れていられる環境にいる子どもでもなければ、「国語」力に割くべき時間を犠牲にして、焦って英語を身につけさせようとしても、「国語」力も英語力も身につかずに終わるおそれが高いと考えている言語学 -