石黒圭のレビュー一覧

  • 日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~

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    社会的立場を考えた上で正しい日本語を選択することは、日々社会で必要であるため、とても参考になった。アニメや漫画、身近なものを例としていて学生としては共感しやすくわかりやすかった。社会言語学への関心が深まった。

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    2021年01月16日
  • 文章予測 読解力の鍛え方

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    この本は「予測する」という行為によって、読解力を上げるための説明本。
    しかし私は「書くために必要なことも書かれている」と知人に言われ読みました。実際にその通りだと思いました。なので、「書く」ことに困っている私のような方におすすめできます。というのも、本書に書かれているように、「書く」というのは、読み手との対話によって達成される行為であり、「読む」と切っても切り離せない関係にあるからです。
    つまり、「書く」というのも、この本の主旨である読み手がどう読むか、という「予測」が非常に重要になるということです。

    「人は、次に来る文を予測しながら、文章の展開の広がりを楽しむ」
    当たり前のようであり、無意

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    2020年05月01日
  • 日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~

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    <第二言語の能力は、表面的には第一言語の能力と違うように見えても、基本的な能力は第一言語と基盤を共有しているため(二言語共有説)、第二言語の能力は、第一言語の能力によって制限を受けているのです。そのため、第一言語の能力が不十分な段階で第二言語を習得しようとしても、弊害のほうが大きく、結果的にセミリンガルになることが多いと考えられています。
     つまり、第一言語である「国語」力が言語能力の基本であり、つねに英語に触れていられる環境にいる子どもでもなければ、「国語」力に割くべき時間を犠牲にして、焦って英語を身につけさせようとしても、「国語」力も英語力も身につかずに終わるおそれが高いと考えている言語学

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    2020年02月02日
  • 文章は接続詞で決まる

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    接続詞を解説した本は初めて。
    そして、接続詞の種類の多さ、使い方のポイント、読み手聞き手に対する印象などわかりやすくまとまっている。文章を書く時に、話す時に参考にしたい内容が盛りだくさんの一冊。

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    2019年06月12日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    "すばらし国語の授業を受けたような気分になった。備忘録として、抜粋しておく。
    速読-話題ストラテジー(文章を正確に読むために意識すること2点
                ・その文章が何について書かれているか考え、頭の中の知識、経験と引きつけて理解する
                ・文章を読み始めるときタイトルや書き出しに目をとめ、何の話題がどのように展開されるか想像する)
      -取捨選択ストラテジー(文章の要点を的確に抽出して読むために意識すること4点
                  ・漢字で書かれた重要情報を拾い出す
                  ・段落の冒頭文を大意の理解に役立てる
         

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    2018年10月21日
  • 文章予測 読解力の鍛え方

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    本を読んでいる時に読者が感じる事、そこに起こっている事をわかりやすく懇切丁寧に説明してくれてとても勉強になった。文章予測についての本なだけに読みにくい文章を書いてたら終わりだからハードルは高かったが、それをいとも軽々と飛び越えた。また再読、再々読したい本。

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    2018年07月30日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    著者の本って外れがないなあ。
    いろいろ知りたかったことが極めて簡潔にわかりやすく書かれていて、たぶん今後何回も開くであろう予感。

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    2018年05月24日
  • 大人のための言い換え力

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    文章をより伝わりやすくするための言い換えが、実際の文章を掲載しているので、比較しやすい。
    省略するときにどこを要点とするのかもとても大切だ。
    逆に、配慮あるやわらかな文章にするときには、言い換えがとても役立つ。
    自己判断で決めつけた文章は良くない。
    すぐにでも実践できる言い換えが、こんなにあるとは!

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    2018年03月04日
  • 語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

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    語彙とは何か、どのようにすれば伸ばせるのか、具体的なトレーニングとともに載せられている。それぞれがなるほど! と思える。実際に日常生活を送る上で、表現をしたいと思う色々な場面で役に立つ本。

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    2017年10月22日
  • 語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

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    このレビューを書いていても
    語彙力がもっとあればな~と思う。
    内容がとても簡潔で分かりやすかった。

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    2017年07月24日
  • 日本語は「空気」が決める~社会言語学入門~

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    チョムスキーはじめとする理論言語学が言語の普遍的な法則の解明しようとしていたのに対し、社会言語学が現実の物理現象を考察して法則を導き出す実験物理学と似たアプローチの学問であるとして、さまざまな事例をふんだんに紹介しながら、社会言語学初学者を導いてくれる良書。とても読みやすい。さすが社会言語学の先生だ。

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    2016年04月17日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    本を読む行為に個性が存在することを知っていましたか?
    本を読む行為に技術が存在することを知っていましたか?
    知りませんでした。
    最近読書術なる本ばかり読み漁っていましたが、それもそろそろ終焉ですかね。
    ほぼこの本で僕の求めている答えは網羅された気がします。
    読む行為が頭の中でどのように思考され、処理し、理解するのか。
    見慣れない言葉、分からない語彙、辞書を片手に時間とない頭使って精読しました。
    速読、精読、味読の3つの読み方を8つのストラテジーに分割して読んでいく。
    スキーマの発動。
    目から鱗でした。
    もう少し著者の本読んでみよう。

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    2015年06月05日
  • 文章は接続詞で決まる

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    接続詞の類型と微差について、かなり細部まで解説している。日本語ネイティブでも新しい気付きがあるだろう。文章を書く機会がある人には、大きな武器になる知識ばかりだ。
    また、接続詞の観点からいくつかの「文学」を解説しているのも、文法書としては新しい。その他の例文も、その文脈に適合したものが選ばれていて、著者の教養と誠意が伝わってきた。

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    2015年05月13日
  • 文章は接続詞で決まる

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    接続詞を分類、系統立てて各カテゴリーの役割を説明してくれる。さすがに接続詞ともなると使い方がわからないということはないが、要不要や効果的な使い方を改めて考えさせてくれる。前半は分類と説明なので斜め読みだが、本の後半、接続詞による性格診断、自分がよく使う接続詞はなんだろうとか、例文に接続詞は必要だろうかと考える部分は新鮮。

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    2014年09月01日
  • 文章は接続詞で決まる

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    文章を書く時に、適切な文章の繋ぎ方が分からず難儀していたことから、この本を読んでみた。
    接続詞の重要性と考え方・使い方がよく分かる、良い本だと思う。

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    2020年05月04日
  • 文章は接続詞で決まる

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    仕事を①インプット⇒②付加価値⇒③アウトプットに分けると、
    この本は③アウトプットの方法を示す本。

    文章(アウトプット)=内容+構造

    内容は経験次第、構造はこの本とロジカルライティングで十分だと思います。

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    2012年04月30日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    凄く読みやすかった。
    読む技術を三つの分類していて、人間の脳の動きを精確に分かりやすく記述してくれていたと思う。
    学生の時にこの本があったら、国語の点数、もっとよくなったかもしれない。

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    2011年10月28日
  • 文章は接続詞で決まる

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    アカデミックライティング(日本語ですが)のマニュアル本はかなり多く出版されていますが,本書は接続詞に焦点を絞っている点で,他書に比べたオリジナリティがあります。
    接続詞の使い方しだいで,文章の論理展開がクリアかどうかが決まると言っても過言ではありません。
    他のマニュアル本よりも断然おすすめできる内容だと思います。

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    2011年06月16日
  • 「予測」で読解に強くなる!

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    予測は、つぎに出てくる内容を絞ることで、読解を、速く楽しく正確にするものである。
    豊富な具体例でそのコツを体感しながら、読み上手・書き上手をめざそう。

    [ 目次 ]
    第1章 文章理解とは?(頭のなかの理解の姿;音に頼るか文字に頼るか;読んだ順に理解できる不思議;文章理解のしくみ;ボトムアップ処理とトップダウン処理)
    第2章 予測とは?(予測を体験する;予測させる力の幅;予測のいろいろ;当たる予測と外れる予測;予測とは何か;予測は文法ではない;予測を研究する方法)
    第3章 問いの予測とは?(「深める予測」と「進める予測」;冒頭文の「深める予測」;「ケーベル先生」に見る「深める予測

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    2011年06月05日
  • 「読む」技術~速読・精読・味読の力をつける~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    書いたものに現れる個性は「文体」と呼ばれ、よく知られていますが、読むときにも「読体」というそれぞれの人の個性があります。「文体」と違って目に見える形にならないので気づかれにくいのですが、それぞれの人の性格や背景におうじた読みの偏りは確実に存在します。「読む」技術を向上させるには、無意識のうちに身についた自分自身の読み方の癖の姿を知らなければなりません。本書は、自分なりの読み方、「読体」を対象化し改善する目的を持っています。



    色々考えながら読む。
    というのは面白いかもしれませんね。
    そして、大事だと思います。
    個人的に大事だと思うのは楽しむことかもしれ

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    2010年10月07日