石黒圭のレビュー一覧
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<目次>
第1章 副詞とは何か~副詞ってやっぱり難しい?
第2章 副詞の多用~ホントにホントにライオンだ♪
第3章 情態副詞~ちゃんとやってよ!
第4章 程度副詞~超気持ちいい!
第5章 予告副詞~ぜんぜん面白くない…
第6章 検討副詞~ぶっちゃけ、年収いくら?
第7章 副詞と印象~一生懸命のんびりしよう
第8章 副詞と配慮~わざわざすみません
第9章 副詞と文体~すごく?とても?きわめて?
第10章 副詞と社会~せっかく神様がいるのなら…
第11章 副詞と世代~本気(マジ)?本気(ガチ)?
<内容>
光文社新書で国語系の解説書を多く著している著者。今回は「副詞」。日本語の副詞は定義のしにくいものらしい。たしかに、「超~」「ぶっちゃけ」「全部」などなど。著者は広めに定義をしている。また副詞には気持ちが反映していたり、世代によって使う言葉はもちろん、全く逆の意味になったり(全然)、進化しているものもある。このように品詞を深くつきつめるのも面白い。 -
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国語学や文章の専門家が「副詞」に焦点を当て、豊富な事例を盛り込んで分かりやすく解説した本。伝えたいポイントは「副詞」がコミュニケーションの要であり、話し手の気持ちを伝える役割を持っていること。
我々が日々の生活で、意識することなく使っている副詞には、情態、程度、予告などを主観的に表す様々な機能があり、有効に活用すれば、自分の気持ちを的確に伝え、相手と本音の話がしやすくなる。逆に、使い方を誤れば、聞き手とのコミュニケーションをかえって悪化させる。
文中、専門的で堅苦しい分類や名称もあったが、著者のいわんとする要旨はシンプルでストレートに理解できた。
特に印象に残ったのは、情態を表すオノマトペの効果。感覚的に伝える、臨場感を高める、行動を促す、人目を惹く、気持ちを伝えるという5つ。イメージを喚起する力が大きいことに今更ながら気付かされた。
料理を感覚的に表す「フワフワ」、「とろ~り」、「こんがり」といった表現、医者に頭痛を伝える際の「がんがん」、「ずきずき」、「じんじん」、「ドクドク」といった診断のヒントになる表現には思わず膝を打ってしまった。
また、同様の表現でも、「話し言葉」と「書き言葉」に差があること、誤用の起きやすい表現があることについて、問いかけ形式で事例を挙げ、それに応答しながら読める箇所はすいすいとページめくりが進み、楽しく読めた。
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文章の読みかたを、目的におうじて「速読」「精読」「味読」の三つに分類し、それぞれの読みかたを実践するさいのスキルについて解説している本です。
文章の内容を推測しながら読み進めていくときの「スキーマ」の役割や、とくに小説における視点と文脈の重要性、さらに文章からあらたな意義を読者自身が創発するさいにおこなわれる解釈のありかたなどがとりあげられています。
日ごろから読書に親しんでいる読者にとっては、本書で紹介されている「技術」の多くは、ふだんから無意識のうちに実践しているものが多いのではないかと思いますが、本書を読むことでそれらの「技術」を読者の一人ひとりが明確に自覚し、読書の目的におうじて実行することで、読書の実を上げることができるのではないかと期待されます。 -
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タイトルの通り日本語における接続詞の役割を解説する本である。
書き言葉だけでなく口語体にも触れており、接続詞について多角的な視野からアプローチをかけている。
本書において特に眉唾物なのが、接続詞の使い方に人の性格が浮き出るということだ。「てか」を多様してしまう私は、飽きっぽいが機転を効かせられる人間らしい。
このように、接続詞に対して特殊なアプローチをかける本書は座学としては大変面白い。しかし、本書はあくまで接続詞の役割や特徴を述べるに留めており、実際に整然とした文章を書けるようエスコートしてくれる性質ではないことに注意していただきたい。
言語学という側面から評価すれば星4をつけていたが、実践向きな内容を期待していたので厳しい評価に致しました。
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まるで日本語教師用の教材を読んでるかのようでした。(実際の教材はもっと専門的で難しいかとは思いますが)
内勤の私には、敬語・類義語・対義語や身の回りのモノの名前に意識を向け、語彙力を高めていく事が良いのかな、と自己解釈。
そのほか色々と解説がありましたが、イメージがあまり湧かず、読み飛ばしました。
TPOにあった、言葉をつかえるようになることが大切。(当たり前かと思いますが…)
それを、叶えるにはやはり、多読・類義語・敬語への日常的な変換トレーニングがいいのかと思います。
書き物を生業とする方、教育現場で働いている方、商品開発や、記者の方等にとっては、有用な本かと思います。