三橋貴明のレビュー一覧
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TPPや消費税増税について新聞やテレビが抽象論ばかりを述べて一斉に賛成していることに対し、著者は具体的にデータに基づき反論を述べています。
どちらが正しい主張をしているかは、明らかです。
にもかかわらず、この正しい主張は大手マスメディアには掲載されません。TPPに関しては、関税が撤廃されれば農家は厳...続きを読むPosted by ブクログ -
最近良く読んでいる、ネットエコノミストの三橋貴明氏が日下氏と対談。というか主は日下氏で従が三橋氏。
数字を使わず説明する日下氏と数字を駆使して説明する三橋氏のコントラストが印象的。また、所々(特に後半)議論が噛み合わないまま進行する感じは面白かったです。
本書の中で、三橋氏が世間(政府)が無策だ...続きを読むPosted by ブクログ -
日本や世界の経済問題について、三橋氏がデータを駆使して簡潔に説明してくれています。
一項目の説明に2~4ページと読みやすく、自分の気になる部分だけピックアップして読んで行っても良いかと。
本の体裁はちょっと教科書風なので、教科書と聞いて拒否反応を起こすような方には、とっつき難いかもしれません。
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約1年前に出版されたものですが、昨年来ずっと燻り続けている欧州問題について、原因や問題点が説かれていて、非常に分かりやすかったです。
また、巨額の財政赤字を抱えている日本についても触れられています。日本の場合とギリシャやアイルランドなどのものとは何が違うのかが説かれており、この点も勉強になりました...続きを読むPosted by ブクログ -
二人の主張は明快。デフレを脱却してGDPを増やせば日本は復活する。
なんで、こういうわかりやすい主張がマスコミで取り上げられず、世の中増税やむなし、みたいな風潮になってんだろ。Posted by ブクログ -
以前より中国経済は北京オリンピックまでもつとか、上海万博まで大丈夫と言われてきましたが、あと1年余りとなりました。多くの人口を抱えて大きな市場を持った国ではありますが、ソ連が10年程に失敗した共産党がいまだに国をリードしていていつまで年率10%と言われる成長をと続けられるのでしょうか。
動物も市...続きを読むPosted by ブクログ -
私は仕事で韓国を担当しているので個人的には韓国にはこれから益々栄えて欲しいと思っており、三橋氏の書かれているこの本の内容が少しでも外れて欲しいと願っています。
但し、実際に手に入るデータから解析を行っている点、同じ解析の方法で他の国(特に日本)とのデータを比較、解析している点を読み込むと気分が滅入...続きを読むPosted by ブクログ -
テレビや新聞には毎日多くのニュースが流れています、ニュースだけ見たり読んだりしても理解できなかったことが多かったので、ニュースをネタにしたトーク番組等を見た時期もありましたが、お笑い番組と差が見られないことも多く、逆にストレスが溜まる事が多くなり始めたので見るのを止めてしまいました。
その時間を...続きを読むPosted by ブクログ -
主張はわかりやすいし、今増税するのは確かに変だな、ということはよくわかる。時折陰謀論や政治信念の話が出てくるのはマイナス。あと、対話形式であって対話でないというか、この形式にする必要性が感じられない。ちゃんと書いたら良かったのに。ま、時間がないから、対談してテープ起こしで本にした、というところだろう...続きを読むPosted by ブクログ
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韓国経済と社会の現状を生々しく語っているが、その根拠となるところをもう少し突っ込んでもらわないとせっかく真実を語ってもらいたかった。
①韓国の国策で優遇されるサムソンと真っ向からぶつかっても勝てない
②ウリジナル → なぜそれまでに自己顕示に走るのかPosted by ブクログ -
先日新型iPhoneの発売が予告されましたが、果敢にも(?)サムスン電子がアップルに対して、知的所有権侵害の訴えを起していたというニュースを見て驚きました。
逆襲されると大変な知的所有権裁判に打って出たのですから、ついに韓国企業の技術レベルもかなり上がってきたことの証左なのでしょうか。
今も円高...続きを読むPosted by ブクログ -
三橋本。
相変わらずわかりやすく、多くのデータを元にした解説で、説得力もあるし、わかりやす。
勉強の入り口として読むのには良い。Posted by ブクログ -
参議院議員選挙に立候補して惜しくも落選してしまいまった三橋氏が選挙活動を始める前頃に書かれた本で、その趣旨は、国家破綻を迎えそうだと悲観論が出回っている中で日本の魅力について書き続けている彼の著作には注目しています。彼が本の中で説明しているように、世界最大の債権国が国家破綻するなら、他の国々はどうな...続きを読むPosted by ブクログ
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具体的な統計資料(主にGDPに関連するもの)を使い、中国経済の実態を解説。
中国が輸出に依拠した高度経済成長(保八)から、国内消費を中心にした高度経済成長に移行しようとしている姿。また、それが不動産投資によって支えられている実態がわかります。
中国の不動産バブルは、いつ崩壊するのでしょうか? そ...続きを読むPosted by ブクログ -
外資系製造業に勤めているのですが、中国支社の売上は好調で私の勤務している会社では中国ビジネスのお陰で良い収益を出していると行っても過言ではありません。また日本のマスコミの報道を見ている限りでは、日本は輸出立国、中国は今や世界最大の市場で日本のビジネスは中国無くして成り立たない!と言われていて、それを...続きを読むPosted by ブクログ
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経済については富の配分がアメリカ以上に偏っているという話でこれについてはある程度同意。文化論でハングル文字オンリーが志向を蝕むという論については、あまりにも言語依存につき不同意。むしろ同音異義語を前後の文脈から推察する思考練成に役立つかもしれないんだぜ?Posted by ブクログ
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分かりやすい経済学の本だった。日本経済が駄目だ駄目だ言ってるマスメディアが上っ面しか報道してないのが良く分かる内容で痛快だったが、じゃあこれから日本はどうしていけばいいのかって内容は曖昧なままな感じ。世界の文明自体が過渡期に来てるのは間違いないんだろうPosted by ブクログ
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サブプライムについての説明は分かりやすい。
大体分かっていたけど、これでスッキリとインプットされた。
ドルの価値がドンドン落ちているということに驚いた。
あの国を信用することは出来ない。昔から自国の利益しか考えていない。
金融危機について考えた。
金融バブルでウハウハな時代ですら、失業...続きを読むPosted by ブクログ -
最近読んだ、日本のグランドデザインとの主張が一致している為、少しは理解できた。(復習の下地なしでは、理解できなかったかも)。作者が言っている事は数字ベースのデータによるものだから、かなり説得力があり、大いに納得できる。しかし、世間のマスコミや世論と余りの真逆ぶりに正直、どこまで信用していいのか…と疑...続きを読むPosted by ブクログ
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三橋さんの言うマスコミの経済ニュースを鵜呑みにしないための基礎知識本。テーマが多岐に渡るので、他の本ほどインパクトはないが、新たな視点を持つという意味では勉強になる本Posted by ブクログ