三橋貴明のレビュー一覧

  • 全国民が豊かになる 最強の地方創生
    ・「財政健全化」=「政府の負債÷名目GDP」の割合を下げること。
    「プライマリーバランスの黒字化」を目指さなくても、国債金利が低く、名目GDP成長率を引き上げれば、プライマリーバランスが赤字でも財政健全化は達成できる。
    名目GDP成長率を引き上げるためには、短期的なプライマリーバランスの赤字には...続きを読む
  • 財務省が日本を滅ぼす
    プライマリーバランス黒字化はあくまでも手段の一つと考えるべき。それが目標になってしまっている以上、歳出削減や増税に走らざるを得ない。結果、デフレ脱却と言いながら、真逆の政策を打ち続ける。
    都市への人口集中は高リスク状態。地方に分散させるべく鉄道インフラ整備に積極的になるべき。莫大な整備費の負担は地方...続きを読む
  • 今や世界5位 「移民受け入れ大国」日本の末路 「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する

    このままでは本当に危い国になる

    日本への移民をこれ以上増やしてはいけない。
    この人はさまざまなテーマで本を書きまくっていて、玉石混交なところがあるけれど、この件については著者に完全に同意。技能実習生とかなんたら留学生という名目で、安くこき使うための労働力として事実上の移民受け入れが激増している。この国が、ずっと世界でもまれな安全...続きを読む
  • 日本をダメにした財務省と経団連の欺瞞

    このままの路線で進むと危険

    国の財政赤字は1000兆円を超え、緊縮財政と消費増税を行わなければ、財政破綻する…と誤った主張を続けている財務省。非正規雇用を増やし、企業減税を要求し続ける亡国の経団連。著者はこれらの主体の重い罪に明快に切り込んでいる。また現在の日本の経済政策は、1929年の世界恐慌の際に失敗を重ねた米国の状況と驚...続きを読む
  • 帝国対民主国家の最終戦争が始まる

    現代の全体主義国

    一部ご紹介します。
    ・全体主義国の帝国主義は、自分たち(党)以外の「人間」の存在を否定する。独裁党が「生存圏」を拡大していくことは、そのほかの国民や外国人(各国の住民)が「邪魔だ」という話になる。
    ・チャイナの『国防動員法』とは、「中国国内(どこが中国国内かは中国共産党が規定する)」で「有事(そ...続きを読む
  • マスコミが絶対に伝えない 「原発ゼロ」の真実(TAC出版)
    エネルギー問題について今まで考えたことがなかったため改めて日本のエネルギー問題が危うい状況であるか考えさせられました。当たり前だと思っていた、電気という生活インフラがどのように作られ、自分たちのもとに届けられるのか考えたこともありませんでした。この本を読み、いかに今のエネルギー供給問題が深刻化してい...続きを読む
  • 財務省が日本を滅ぼす

    理解不能な財務省

    財務省は賢い方ばかりだと思っていましたが、最低のお馬鹿集団ということですか。おそらく多くの財務官僚は本書の内容は十分承知していても、組織の中では何もできないというのが実態なのではないでしょうか。やはり政治の力で方向性を変える必要があると思います。
    今後も愚かな日本国民への啓蒙活動(三橋TV等)を続け...続きを読む
  • 生産性を高めるために私がしていること、考えていること
    色々と目からうろこの本でした。
    将来を不安に思ったりしますが、そうでもないかもと思わせてくれた一冊です。
  • 生産性向上だけを考えれば日本経済は大復活する シンギュラリティの時代へ
    わりと難しい経済の本であり、わかりやすい経済の本である。お金はどう発生するのか学べる。そして歪んだ未来の価値がわかる。


     タイトル詐欺だけど、生産性向上の未来の提言は210~255の45ページ分しかないけれど、読み応えのある経済の本だった。

     そもそも日本経済の何が悪いのか、どうして政府が国債...続きを読む
  • 今や世界5位 「移民受け入れ大国」日本の末路 「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する
    移民を受け入れなくても日本は超大国になれると説いた本かもしれません。
    移民のほか、在日や難民がなぜ、問題なのかも判りました。
    そして今の日本は言語の違いで何とか保っているという状態であるのかもしれないとも。
  • 日本人が本当は知らないお金の話
    本書を読むことによって、お金の正体について知ることができる。それは経済学を学ぶ前に知っておかなければならない類のものだと強く感じた。なぜならお金の本質を理解した時点で、現実の経済についての理解が私の中で大きく深まったからだ。本書で得られる知識は、今後、経済学に触れる際、現実に無関係の机上の空論がどれ...続きを読む
  • [図解]三橋貴明の「日本経済」の真実がよくわかる本

    とてもわかりやすかった

    各データを比較して説明して頂いているので、とても説得力がありました
  • マスコミが絶対に伝えない 「原発ゼロ」の真実(TAC出版)
  • 日本経済は、中国がなくてもまったく心配ない
    崩壊することを前提に、日本は中国と付き合わないといけない。大陸をまともに統治できる人であったり体制であったりが存在しないことは、大東亜戦争以前から変わらず、列強各國が手を貸すことなくしてこの大陸に平穏は訪れない。マスコミはこのことをしっかりと報ずるべき。
  • 「日本経済ダメ論」のウソ
    データから読み取れる内容を元に経済政策を論じる三橋氏と勝間和代のブレーンとして知られる上念氏が対談形式で話を進めていく一冊。

    もはや歯止めなく、実名でガンガン批判していくさまは人によっては小気味良く映るが、人によってはやり過ぎと映るだろう。しかし、それすらも計算の上で本書は構築されている。

    それ...続きを読む
  • 経済の自虐主義を排す 日本の成長を妨げたい人たち(小学館101新書)
    国内成長の限界や、少子高齢化の酷さ等に基づく不安論を一蹴する。
    国債の発行+日銀の直接引き受け(もしくは買いオペ)によって脱デフレは容易であり、それによって成長は可能、という論調。

    全体的に同意できて、逆に反論できるところを探すのが難しいレベルだった。
    僕の知識レベルが足りてないので、読む本によっ...続きを読む
  • メディアの大罪 テレビ、新聞はなぜ「TPP戦争」を伝えないのか
    財務相を筆頭とする官僚組織のポチと化したメディア・マスゴミの実態、また、アメリカに魂を売ってしまった霞が関官僚の実態が良く理解できる著作。

    第1章は、民主主義の破壊者 で、本来、国民主権である民主主義を官僚、メディアがグルになって破壊する構図が述べられている。

    第2章は、「平成の開国」のウソ 自...続きを読む
  • 「日本経済ダメ論」のウソ
    日本は資産があるのになぜデフレ(不景気)なのか。
    またそれをどうしたらいよいのか。

    なぜ財務省は増税をしようとするのか。

    また実はユーロという共通通貨にしたことはあまりよろしくなかった。

    などなど、マスコミでは伝えてくれないことが読み取れて興味深かったです。
  • メディアの大罪 テレビ、新聞はなぜ「TPP戦争」を伝えないのか
    主にTPPや消費税増税を通して、日本のマスコミ業界がいかに偏った報道、問題の矮小化、事実の隠蔽を行なっているかがわかる。

    そしてずっと疑問なのが、こいつらが一体何のためにそれを行なっているかということだ。

    そんなことしても自分たちだって痛い目を見るのは明らかなのに。それもわかってないかもしれんが...続きを読む
  • 歴代総理の経済政策力
    国家の指導者たちが明確なビジョンなしに国家の発展をさせることなど不可能だ。そんな当然の事ができない総理たちばかりが誕生してきた。もちろん麻生太郎や小渕恵三のような立派な政治家もいた。彼らが総理を続けていたら、今の日本はどうなっていただろか。少なくとも鳩山、菅、野田のような無能な指導者たちが率いる現状...続きを読む