三橋貴明のレビュー一覧
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三橋さんの本はよく読んでいるのですが、これは特に面白かったです。
内容は三橋さんとほぼ価値観を同じくする上念さんとの対談です。
デフレ期の増税はGDPを縮小させ、結果税収は減少する。
財務省の権限が強すぎること。
緩やかなインフレを実現するために紙幣を発行すればいいのに、それを拒否する日銀の話など...続きを読むPosted by ブクログ -
内容は勿論面白いが、著者のお二人の意見の主張の仕方が対照的なのも良かった。最後にこの本の結論、未来の予想を簡潔にはっきりと書いてもらえると尚良かった。
日下さんの本を何冊か読んでみたくなった。(2011.12)Posted by ブクログ -
デフレ、円高で日本経済は最悪の状態であるが、日銀がお金を刷って、供給すれば、インフレ、円安になるということがいろいろな視点から書いてある。
この本によると、マスコミが嘘、間違いばかり言っていることになり、それに惑わされている国民は何なんだという気になる。
最近、新聞をよく読んでいないが、日経もダ...続きを読むPosted by ブクログ -
勉強になったの一言。
藤井聡先生の本に近いものを感じたが、それよりもさらに深く食い込んだ内容。
日本のB/Cなどの問題は初めて知り、驚愕しました。新聞などでよく言われる構造上の問題とは本来はこういうことを指すのでしょう。
道路は人の移動ではなく、モノの移動において重要。日本人全員がもっと道路について...続きを読むPosted by ブクログ -
三橋氏の著作は主にマクロ経済を扱ったものが多いですが、本書ではテーマを道路一本に絞っているやや異色の本と言えます。
マスコミや民主党の主張する道路不要論のどこが間違っているのか、経済成長や安全保障のためになぜ道路が必要なのかが詳しく解説されていて、この本1冊で道路をめぐる問題をすべて…とは言わない...続きを読むPosted by ブクログ -
またもや日下節にやられてしまった。シュルツ、マスグレイブ、フィッシャー等、評論家としては当たり前ですが、良く読んでおられるんですね。本当に当たり前の事なんですが。またマンガ文化についても勉強されており関心しました。Posted by ブクログ
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あまり期待してなかったが、すごく読みやすく&わかりやすく&面白く&ためになった。如何に数字の根拠の積み上げでなく、雰囲気で世論が形成されているかがわかり、怖くなった。Posted by ブクログ
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軽いタッチのタイトルに反し、ビジネス分野だけではなく広く一般に読んでほしい良書。三橋氏の提唱する「実践主義」が広く世に広まれば今の世の中は変わるかもしれない・・・そう強く思わせる本である。Posted by ブクログ
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イメージのみで中国依存を押し付けるマスコミの論調をデータで一蹴する爽快さもさることながら、長いエピローグに収められた中国民事訴訟法231条の実態を知るためだけにこの本を購入しても良い値打ちがあると思います。Posted by ブクログ
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一見ライトなように見えるが、中身はリーマンショック以後の各国の経済状況や経済構成を見事に記している。特に日本の財務状況を解き明かし、新たな経済対策や経済対策の道標を示している。
現在の世界経済の様子が手に取るように理解できる。
本書を読み終えたあとにデフォルト寸前のプライムローン危機が具体性の中...続きを読むPosted by ブクログ -
メディアは視聴率等を獲得するために、センセーショナルな言葉を使い、感覚的に報道するものだ。つねに言葉の定義を明確にし、感覚的ではない数値ベースのデータをもとに判断する習慣を身に付けなければならないPosted by ブクログ
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とても勉強になった本。
一般人が持つ日本経済に対しての誤解を解いてくれた。
日本の政府を批判しかしない人には是非読んでほしい。
興味深かったのは、著者は麻生政権の経済政策を評価していて、
勿論その理由も明確にしていた。
にも関わらず、メディアはその側面を報道せず、国民には伝わらなかった。
GD...続きを読むPosted by ブクログ -
インパクトもあり、単純に面白い。韓国経済はいつまで経っても破綻しないどころか絶好調という批判も多いが、経済評論とは元来そういうもの。確かに行き過ぎ感は否めないが、その分おもしろい。Posted by ブクログ
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サブプライム問題発端の金融危機・・・いんちきマネーの終わり, 2008/9/28
今起きているサブプライム問題を発端とした金融危機。栄華を誇ったリーマン・ブラザーズが倒産し、メリルリンチは救済合併、格付けAAAを売り物に大々的に日本でCMを打つAIG(アリコな...続きを読むPosted by ブクログ -
動産とバブルの崩壊、チベット動乱など、さまざまな危機に直面している中国。中国側の発表する統計数字の中でも比較的粉飾や捏造が難しいと思われる国際収支、金利、為替相場を中心に分析し、その経済構造を解き明かす。(TRC MARCより)Posted by ブクログ
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ビックリしながら勉強になった。メモ/ ● 韓国の国際収支は全ての数字が悪化している。● 現状の韓国は直接投資収支、証券投資収支の赤字化が進んでいるにも関わらず海外からの短期借入金が巨額であるため資本収支全体では今のところ黒字。 ● 外貨建て融資ブームなどが重なりその他投資収支の巨額黒字、短期外債の7...続きを読むPosted by ブクログ
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アベノミクス以降の日本について、欧州などの状況を踏まえながら、破滅に向かうという論調をインタビュー形式でまとめられています。
消費増税などを含めた国の財政政策の過ちについても触れられています。Posted by ブクログ -
貨幣に対する理解。なぜ、世界史というか人類史から始まるのかなと思ったけど、こういうことか…。前の大戦で陸海軍エリートが国を滅ぼすまで方向転換できなかった「血」は確実に残ってる。主権者であっても草莽たる民はこれを傍観するしかないのか。正しい理解で世の中を変えたいものです。Posted by ブクログ
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人が足りなければ外国人を雇えばいいと単純に考えていましたが、それだけではない危険性があるのですね。
移民政策のトリレンマ。自由と安全を破壊するとの理由が詳しく述べています。今の日本の良さを失う恐れがあると。Posted by ブクログ -
緊縮財政の実態と国民の誤った財政認識の理由が非常によくわかった。ただ、それを理解すると同時に、現状の日本が良い方向に向かっていくためにいかに大変な事かという事も理解できた。
世界環境が変化している状況の中で、多くの人がこのような本で正しい知識をつけていく事が必要。Posted by ブクログ