三橋貴明のレビュー一覧

  • 歴代総理の経済政策力

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    国家の指導者たちが明確なビジョンなしに国家の発展をさせることなど不可能だ。そんな当然の事ができない総理たちばかりが誕生してきた。もちろん麻生太郎や小渕恵三のような立派な政治家もいた。彼らが総理を続けていたら、今の日本はどうなっていただろか。少なくとも鳩山、菅、野田のような無能な指導者たちが率いる現状よりははるかにマシな状況になってただろう。

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    2012年02月15日
  • 「日本経済ダメ論」のウソ

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    三橋さんの本はよく読んでいるのですが、これは特に面白かったです。
    内容は三橋さんとほぼ価値観を同じくする上念さんとの対談です。

    デフレ期の増税はGDPを縮小させ、結果税収は減少する。
    財務省の権限が強すぎること。
    緩やかなインフレを実現するために紙幣を発行すればいいのに、それを拒否する日銀の話などなど。

    日本の問題は、解決策があるにもかかわらずそれを実行しないこと。
    本の感想はこれに尽きるかな。

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    2013年07月28日
  • アメリカ、中国、そして、日本経済はこうなる

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    内容は勿論面白いが、著者のお二人の意見の主張の仕方が対照的なのも良かった。最後にこの本の結論、未来の予想を簡潔にはっきりと書いてもらえると尚良かった。
    日下さんの本を何冊か読んでみたくなった。(2011.12)

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    2011年12月18日
  • 「日本経済ダメ論」のウソ

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    デフレ、円高で日本経済は最悪の状態であるが、日銀がお金を刷って、供給すれば、インフレ、円安になるということがいろいろな視点から書いてある。

    この本によると、マスコミが嘘、間違いばかり言っていることになり、それに惑わされている国民は何なんだという気になる。

    最近、新聞をよく読んでいないが、日経もダメだということで、裏ではこうなっているんだということがはっきりわかった気がした。

    日本が破綻しない理屈はわかったので、ちょっと安心ではあるが、早く日銀が方針を変えて、デフレを終わらせて欲しいものである。

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    2011年11月12日
  • 黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ

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    勉強になったの一言。
    藤井聡先生の本に近いものを感じたが、それよりもさらに深く食い込んだ内容。
    日本のB/Cなどの問題は初めて知り、驚愕しました。新聞などでよく言われる構造上の問題とは本来はこういうことを指すのでしょう。
    道路は人の移動ではなく、モノの移動において重要。日本人全員がもっと道路について真剣に考えるべき。
    著者の意見は共感することばかりである。

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    2011年09月06日
  • 黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ

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    三橋氏の著作は主にマクロ経済を扱ったものが多いですが、本書ではテーマを道路一本に絞っているやや異色の本と言えます。

    マスコミや民主党の主張する道路不要論のどこが間違っているのか、経済成長や安全保障のためになぜ道路が必要なのかが詳しく解説されていて、この本1冊で道路をめぐる問題をすべて…とは言わないものの、網羅的に理解できるようになっています。

    「可住地面積辺りの道路延長距離」を道路不要論の根拠とする欺瞞については他の本でも触れられていましたが、B/C分析の問題点や震災等で道路が分断された時にも対応できる構造など始めて知った情報も多く、大変勉強になりました。

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    2011年09月04日
  • アメリカ、中国、そして、日本経済はこうなる

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    またもや日下節にやられてしまった。シュルツ、マスグレイブ、フィッシャー等、評論家としては当たり前ですが、良く読んでおられるんですね。本当に当たり前の事なんですが。またマンガ文化についても勉強されており関心しました。

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    2011年08月07日
  • 中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!

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    あまり期待してなかったが、すごく読みやすく&わかりやすく&面白く&ためになった。如何に数字の根拠の積み上げでなく、雰囲気で世論が形成されているかがわかり、怖くなった。

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    2011年06月25日
  • 超売れっ子2ちゃん出身作家が明かす ネットでビジネスに成功する方法

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    軽いタッチのタイトルに反し、ビジネス分野だけではなく広く一般に読んでほしい良書。三橋氏の提唱する「実践主義」が広く世に広まれば今の世の中は変わるかもしれない・・・そう強く思わせる本である。

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    2011年04月07日
  • 中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!

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    イメージのみで中国依存を押し付けるマスコミの論調をデータで一蹴する爽快さもさることながら、長いエピローグに収められた中国民事訴訟法231条の実態を知るためだけにこの本を購入しても良い値打ちがあると思います。

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    2011年01月15日
  • 経済ニュースの裏を読め!(TAC出版)

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    一見ライトなように見えるが、中身はリーマンショック以後の各国の経済状況や経済構成を見事に記している。特に日本の財務状況を解き明かし、新たな経済対策や経済対策の道標を示している。
    現在の世界経済の様子が手に取るように理解できる。
    本書を読み終えたあとにデフォルト寸前のプライムローン危機が具体性の中で怖くなってくる。

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    2010年06月15日
  • 経済ニュースの裏を読め!(TAC出版)

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    メディアは視聴率等を獲得するために、センセーショナルな言葉を使い、感覚的に報道するものだ。つねに言葉の定義を明確にし、感覚的ではない数値ベースのデータをもとに判断する習慣を身に付けなければならない

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    2010年06月02日
  • アメリカ、中国、そして、日本経済はこうなる

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    とても勉強になった本。

    一般人が持つ日本経済に対しての誤解を解いてくれた。
    日本の政府を批判しかしない人には是非読んでほしい。

    興味深かったのは、著者は麻生政権の経済政策を評価していて、
    勿論その理由も明確にしていた。
    にも関わらず、メディアはその側面を報道せず、国民には伝わらなかった。

    GDPは幸せの指標ではなく、GDPの数字は下がっても幸せに暮らしている国はある。そういった「豊かさ」の意味についても再度考えさせられました。

    この一冊を読んで、自分もメディアばかりを当てにせず、積極的に本を読んで経済を学ぼうと思いました。

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    2010年05月20日
  • 完全にヤバイ!韓国経済

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    インパクトもあり、単純に面白い。韓国経済はいつまで経っても破綻しないどころか絶好調という批判も多いが、経済評論とは元来そういうもの。確かに行き過ぎ感は否めないが、その分おもしろい。

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    2010年04月17日
  • 今、世界に何が起こっているのか? ドル崩壊!

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    サブプライム問題発端の金融危機・・・いんちきマネーの終わり, 2008/9/28


    今起きているサブプライム問題を発端とした金融危機。栄華を誇ったリーマン・ブラザーズが倒産し、メリルリンチは救済合併、格付けAAAを売り物に大々的に日本でCMを打つAIG(アリコなどの保険が有名)のアメリカ政府の救済措置。
    なんで、たかだか、アメリカの住宅ローンの焦げ付き問題でここまで、大騒動になるのか。
    いろいろ、記事や雑誌を見てもわかりにくかったけど、この本はとてもわかりやすく解説してくれる。
    タイトルは「ドル崩壊」であり,話はそこに行き着くのだが、現状のサブプライ

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    2009年10月04日
  • 本当にヤバイ!中国経済―バブル崩壊の先に潜む双頭の蛇―

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    動産とバブルの崩壊、チベット動乱など、さまざまな危機に直面している中国。中国側の発表する統計数字の中でも比較的粉飾や捏造が難しいと思われる国際収支、金利、為替相場を中心に分析し、その経済構造を解き明かす。(TRC MARCより)

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    2009年10月04日
  • 本当はヤバイ!韓国経済 ―迫り来る通貨危機再来の恐怖―

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    ビックリしながら勉強になった。メモ/ ● 韓国の国際収支は全ての数字が悪化している。● 現状の韓国は直接投資収支、証券投資収支の赤字化が進んでいるにも関わらず海外からの短期借入金が巨額であるため資本収支全体では今のところ黒字。 ● 外貨建て融資ブームなどが重なりその他投資収支の巨額黒字、短期外債の72%増(2006)。 ● 円キャリー巻き戻し→ウォン安→外債頼みの韓国はその為替が下落した分増加→輸出企業不振の原因はウォン高ではないのでウォン安が輸出産業に好影響を与えない。 ● 財閥を中心とする韓国輸出企業のためウォン高介入を続ける韓国銀行はドル買いをするための原資として海外から借り入れ。(外平

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    2009年10月07日
  • 日本経済 失敗の本質

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    【書名と著者】
    日本経済失敗の本質
    三橋貴明

    【目的】
    貨幣観というキーワードで日本の経済政策を読み解く点に興味をもった。
    経済が伸びないのはプライマリバランス黒字化嗜好と(お小遣い帳の発想)政と消費税を財源にした輸出企業への還付金、個人消費の冷え込み、なのかなと思っていたが、
    そもそもの主義主張によるものであるなら、それはなんなんだろうと疑問を持った。

    【読後感】

    【印象に残ったポイント】
    ・大殺戮のなかった災害史観の日本と、紛争史観のユーラシア大陸の対比
    戦争に適さない抽象的で曖昧な日本語と、戦争に適した意味が明瞭なユーラシアの言語。
    災害で人が死んできた日本と、紛争により人が死んで

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    2025年07月08日
  • 日本人が本当は知らないお金の話

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    お金(紙幣・貨幣)が作られた歴史的な経緯と、経済に与える影響について読みやすくまとめられた本。
    特に以下のような点が勉強になった。
    ・金本位性が本来お金が債権の記録であることを考えると的外れであること
    ・紙幣を増やすだけでは経済対策にならず、あくまで経済活動を活発化させることが必要であること
    ・政府の中央銀行がデフレに対して取るべき経済対策が市場での需要創出、資本の創出であること、その理由

    読み物としては簡潔にまとめられる内容をダラダラ書いている印象が強い。

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    2024年11月30日
  • これからヤバイ世界経済

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    アベノミクス以降の日本について、欧州などの状況を踏まえながら、破滅に向かうという論調をインタビュー形式でまとめられています。
    消費増税などを含めた国の財政政策の過ちについても触れられています。

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    2023年09月27日