感情タグBEST3
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内容は勿論面白いが、著者のお二人の意見の主張の仕方が対照的なのも良かった。最後にこの本の結論、未来の予想を簡潔にはっきりと書いてもらえると尚良かった。
日下さんの本を何冊か読んでみたくなった。(2011.12)
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またもや日下節にやられてしまった。シュルツ、マスグレイブ、フィッシャー等、評論家としては当たり前ですが、良く読んでおられるんですね。本当に当たり前の事なんですが。またマンガ文化についても勉強されており関心しました。
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とても勉強になった本。
一般人が持つ日本経済に対しての誤解を解いてくれた。
日本の政府を批判しかしない人には是非読んでほしい。
興味深かったのは、著者は麻生政権の経済政策を評価していて、
勿論その理由も明確にしていた。
にも関わらず、メディアはその側面を報道せず、国民には伝わらなかった。
GDPは幸せの指標ではなく、GDPの数字は下がっても幸せに暮らしている国はある。そういった「豊かさ」の意味についても再度考えさせられました。
この一冊を読んで、自分もメディアばかりを当てにせず、積極的に本を読んで経済を学ぼうと思いました。
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最近よくある危機感を煽るものではなく、どちらかというと楽観的な考えの人たちのようだ。(特に日下さん)
日下さんの意見にはところどころ賛同しかねる部分も多かったが、三橋さんという人は正面きって反論はしないものの、相手に不快感を与えないようにソフトに反論しているところがいい。
「日本は核兵器をもつべきだ」と言い切ってしまうのはちょっとマズイかも。
せめて北野幸伯氏の「日米安保条約の改定」理論くらいでいってほしいものだ。
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今の世界経済の流れが分かって大変勉強になった一冊である。
対談形式で進んで行くが、日下氏の軍事強化による経済発展の考えはメディアではなかなか報じられることがなさそうであり、新鮮だった。
日本の財政問題については最近読んだ本と反対で「日本の国債は日本国内で買われているから大丈夫だ」の主張であった。今まで読んだ本では知ることができなかったこの主張の根拠を知ることができて良かったが、勉強不足の私はどちらが正しい事を言っているかはわかりません。
是非、日本経済の真実と合わせて読んでみてください。
Posted by ブクログ
経済の大ベテランが時に謙虚に、時に鋭く切り込みながら、気鋭の若手との対談の中で日米中3者の関係を明快に解き明かしてくれます。どちらかと言えばまだ若者寄りの自分には耳の痛い内容もありますが、とても面白い1冊でした。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
それでも、日米中、三角経済の主役は日本だ!
日本を代表するエコノミストと超人気ネットエコノミストが、日本と世界経済の今後を予測する。
[ 目次 ]
第1部 米中二大国をめぐる世界経済(いま、世界経済はどうなっているのか;いまのアメリカ経済を支えているのは公的資金だけ;「見栄っ張り中国経済」の真実)
第2部 日米中三極構造の中の日本(これからの日本経済の本当の課題;日米中、三角関係の主役は日本;若者文化が今後の日本を支える)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
最近良く読んでいる、ネットエコノミストの三橋貴明氏が日下氏と対談。というか主は日下氏で従が三橋氏。
数字を使わず説明する日下氏と数字を駆使して説明する三橋氏のコントラストが印象的。また、所々(特に後半)議論が噛み合わないまま進行する感じは面白かったです。
本書の中で、三橋氏が世間(政府)が無策だから今の若者は苦労しているんだ、というような論を展開していました。それに対し、日下氏はそもそも政府なんかに策を期待するのが間違いで、まずは若者自身が自ら努力し、切り拓いていかなければダメなんだ。他人に頼ろうということ自体に問題があるのだと語っていました。
この点は日下氏に全く賛成。
何かをしようという時、何かをなしたい時はまず自分でなんとかする努力なくしては、物事は前に進みませんもんね。