海老原嗣生のレビュー一覧
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ネタバレ日経ウーマンにありがちな内容かと思ったら、切り口が新鮮で学びが多かった。
‐女性が働きやすい職場の選び方と、生き抜き方
‐女性の集中しがちな職場: 4R
HR, PR, IR, CR (Customer Relation)
6R: + Reception, Secretary
7R: + Research
- 女性登用が成功している大企業のロールモデルは
段階によって変化する。
第1段階:スーパーウーマン
第2段階:体育会系女子
第3段階:一般女性
企業も段階によってモードチェンジが必要、
例えば、スーパーウーマンや肉食系女子をロールモデルに設定すると
「家庭との両立」ではなく「 -
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P34 所得別の実人数を調べるなら「民間給与の実態調査」、世帯別収入なら「国民生活基礎調査」、雇用形態別の構成員数を調べるなら「労働力調査」があるはずだ。なぜ門倉本は、人数把握に適さず、世帯構成もわからない「賃金構造基本統計調査’を使って話をここまで進めるのか。それに無理がある。「すぐそこにある正解データをあえて使わない」という得意技が、根底に流れていると感じてしまう。
「日本の労働者の4人に1人がワーキングプアで、その数546万人」つまり、割り返せば「日本の労働者は2184万人?」というアラアラな数字に、なぜ誰も疑問を持たなかったのだろう。
→本や雑誌に書かれているからと言ってすべて鵜呑み -
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201008/
大学はブランド作りのために、見せかけの偏差値アップを行い、それは、数学のできない上位校生、社会科1教科さえ勉強していない中位校生を大量増産していくことになる/
学歴があることで、人物選考が甘くなる、そのことにより、企業に一穴あけられるような人材が、一定数うまく採用できていく/
「大多数の優等生と少数の異能者」という最強組織作りに向くのが学歴採用なのだ/
年寄りがたくさんいるエスタブリッシュな会社に入れないこと、それが「カワイソウ」という価値観がおかしいのだ/
フリーター問題は、心優しき弱者が、安心して働ける職場がなくなったことが大きな原因なのだ。彼らは昔から存在していた。しかし -
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2010年1月~テレビ朝日木曜21:00から好評放映中の
ドラマ エンゼルバンク~転職代理人~のモデルと
なった著者の一冊。
この海老原嗣生さんの
「雇用の常識-本当に見えるウソ」という本、
私は周囲の人にずいぶん、一読をすすめています。
先週、人材の社長たちとランチのときに、
またこの本を薦めたら、やり手社長が
「僕、あなたに言われてすぐ買って読んだよ!」
さすが、アイディアいっぱいの社長。
数字で突く労働問題の核心。
いろいろなことが検証されています。
・正社員は減っていない
・終身雇用は崩壊していない
・転職はちっとも一般化していない
・女性の管理職は増えない
・ワーキングプ -
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■終身雇用の正確な言葉「若年時には数回の転職を行う事もあるが、30代までには年貢を納め、その後は定年まで1つの会社にとどまること」
■ダッチモデル:オランダに始まった、非正規雇用を中心にした、同一労働同一賃金の就労モデル
■騒ぎを利用して経営を緩やかにシフトチェンジすることが、日本企業の得意技
■04年の派遣労働者実態調査によると、製造請負事業は、直接雇用者が86万5000名、派遣社員が13万名の、計99万5000名
■少子高齢化は、大学で言えば、非ブランド校が打撃を受け、職業で言えば、非ホワイトカラー職が打撃を受ける
■労働分配率は景気と逆の動きをする。
■小泉改革など夢想だにしなかった90 -
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「静かな退職」をするためのノウハウ本というよりは、みんな忙しい日々を過ごしているのに生産性も賃金も上がらない日本の労働環境を俯瞰した一冊、という印象。日本の大学教育から新卒一括採用、その先にある日本型の雇用慣行が、全員を階段を登らせようとする会社を形作ってしまい、本書の言う「忙しい毎日」から逃れられないサラリーマン生活を生んでいるということがよく分かる。
いつもながら筆者の労働環境の描写は鋭い。例えば若者の転勤に対するスタンスのように、その雇用慣行を取り巻く雰囲気が昨今急激に変化したようにも感じるが、4章で筆者の提示するその原因は、実証されている訳ではないにしろ、なんとなく現場で感じる肌感に通 -
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著者の海老原嗣生氏はyoutubeで見たのだが、イメージで語られるネット世論やマスコミ、評論家、政治家らの話を、正しいデータを開示して視聴者の思い込みや誤解を解くような話をする。それが面白かったので本を探したらこれがあった。
何かと世論を二分する外国人問題。どう思うかという前に、その考えの根拠となっているデータの解釈が正しいのか?ということがひどく気になる。
そこで著者は外国人反対派、外国人擁護派それぞれが勘違いしてることをデータとともに説明する。そのうえで、こういうふうにしたら解決するんじゃないのか、という提案をする。そう言われればそりゃそうだということも多いものの、具体的なトラブルでは -
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雇用ジャーナリスト・海老原嗣生氏が、アメリカ発の「Quiet Quitting」を日本の文脈で解説した話題作です。出世を目指さず最低限の業務だけをこなす「静かな退職」という働き方が生まれた社会構造の変化を、豊富なデータとともに分析しています。日本独特の「忙しい毎日」文化と対比しながら、欧米では当たり前の働き方であることを指摘し、手を抜けば抜くほど労働生産性が上がるという逆説的な事実を示します。静かな退職を選ぶ人への働き方の指針やライフプラン、管理職や企業側の対処法まで実践的に提案しており、新しい労働観に向き合うすべてのビジネスパーソンに必読の一冊です。