静かな退職という働き方

静かな退職という働き方

ビジネス・実用
999円 (税込)

4pt

「静かな退職」――アメリカのキャリアコーチが発信し始めた「Quiet Quitting」の和訳で、企業を辞めるつもりはないものの、出世を目指してがむしゃらに働きはせず、最低限やるべき業務をやるだけの状態である。「働いてはいるけれど、積極的に仕事の意義を見出していない」のだから、退職と同じという意味で「静かな退職」なのだ。 ・言われた仕事はやるが、会社への過剰な奉仕はしたくない。 ・社内の面倒くさい付き合いは可能な限り断る。 ・上司や顧客の不合理な要望は受け入れない。 ・残業は最小限にとどめ、有給休暇もしっかり取る。 こんな社員に対して、旧来の働き方に慣れたミドルは納得がいかず、軋轢が増えていると言われる。会社へのエンゲージメントが下がれば、生産性が下がり、会社としての目標数値の達成もおぼつかなくなるから当然である。そこで著者は、「静かな退職」が生まれた社会の構造変化を解説するとともに、管理職、企業側はどのように対処すればよいのかを述べる。また「静かな退職」を選択したビジネスパーソンの行動指針、収入を含めたライフプランを提案する。

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静かな退職という働き方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    雇用の安定が見えなくなっているのに会社への奉仕を強いる日本の働き方を見直せる本。大半が管理職になりたくないのに、みなが上を目指す雰囲気をいつまでも続けているのは、いかがなものかと思う。
    自分としては静かな退職スタイルで働きたいと思う。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    「静かな退職」、それは働き方でなく生き方なのかも。それに対して「忙しい毎日」に向かうしかない日本の働き方。「コスパ」ではないけど、そんなことも考えるべき時期に来ているのかも。個人的にはそんな年齢にも。

    6章の生活設計は少し節税に偏りすぎてたきらいを感じたけど、そこ以外最終章には、政策提言もあって全体的には考察深く、紙で繰り返し読みたい本。

    0
    2026年04月11日

    Posted by ブクログ

    今の私の状態がこれだな、と思いながら読んだ。会社は、成長!成果!を求めるけど、先例のない仕事が多いためおかげさまで評価システムから外れてて得してるかもww
    でも皆さんに目を付けられないように、がんばってあと10年働きます。それにしても、還暦にして3人目のお子さんって、、、超たいへん。 90

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    一躍トレンドワードになった「静かな退職(Quiet Quitting)」
    先日、同期の飲み会の中でも50歳が賃金カーブや退職金のピークになるという話題でちょっと盛り上がった。また、最近退職した同僚の送別会でもこの手の話題が出た。なんか飲み会になると働き方を話すのが流行ってるんか?!(笑)Youtubeで著者が話しているのを見ていて元気なおっさんだなぁ、と思っていたところこの本に出会う。せっかくだし読んでみるか、ということで読んでみた。

    著者には大変失礼ながらも想像以上にデータを用いて興味深い話を拝読させていただけたと思う。会社に就職してから退職までの時系列と賃金の関係性と各国の制度的な影響を知ることができて大変勉強になった。確かに日本って変わってるよねぇ、と思える。女性の進出の影響が一つの背景としてあることはよく理解できる。また、労働力不足を補うには、モチベーションなんてどうでもいいから言われたことやってくれる人が必要だよね、というのはとても合理的。このあたりの話を現状こうなっています。というファクトと分析はなかなか素晴らしい。さらに、定年後の働き方含めてセカンドキャリアを静かな退職モードで働くという働き方改革の処方箋的提案を出しているところが想像以上に興味深いと思った。確かに資産形成の助言は素人感満載と指摘する人のおっしゃるとおりかもしれないが、副業や仕事を考える点はすごく有益だ。実際に著者の提案する流れに乗ってキャリアを送ることもできるが、アレンジして自分はこうしてみようといった考えをもつこともできる。第6章(「静かな退職者」の生活設計)の話は、これを参考にして考えれば無謀なチャレンジを回避して身の丈に合ったチャレンジができるかもと期待できる。この本は、人生100年時代、リスキリングに惑わされすぎずに、遊びながら明るく楽しい生存競争を生き抜く一つの働き方アイデアのレシピをもらった感じがした。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    自分が雇用制度周りについていつも参考にさせてもらっている海老原さんの新刊。
    あらためて、ジョブ型(ポスト型といってもいいかもしれない)の欧米と、メンバーシップ型の日本では、雇用に関する前提が全く違うだということが理解できた。
    メンバーシップ型のよさ(人事異動や転勤のさせやすさ)を会社が放棄しない限り、日本の根本的な雇用制度は変わらない。誰しもが会社幹部の候補であり、会社のための雑務をやることになる。だから、忙しくなるし、効率悪いし、結果的に母親ペナルティが大きい雇用になってしまう。
    この雇用状況の暗黒面を個人で乗り越えようとする姿勢が「静かな退職」であり、欧米のような決まった範囲内の職責のみを全し、さっさと帰る。全員が会社幹部になれない以上、このような働き方も全然ありだろう。
    一度、自分の労働を客観的に見直したい人にはおすすめ。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    最近よく言われる静かな退職について分析した一冊。

    欧米では昔から静かな退職が普通だったというのは目から鱗だった。

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    「静かな退職」を目指すという上辺だけのライフハック啓発本ではなく、その切り口において日本型雇用慣行の在り方まで呈示する射程が非常に広い本。といいつつも明日から実践可能なレベルの話も含まれているので退屈しない。

    0
    2026年07月29日

    Posted by ブクログ

    いま、静かな退職が広がっている。

    静かな退職というのは、会社を辞めるのではなく、働き続けるが、必要最低限しか働かない状態のこと。

    例えば、
    ●会議で発言しない
    ●飲み会に参加しない
    ●定時で帰る
    ●管理職になりたくない など。

    会社に24時間尽くすという考えの、高齢な方には違和感を感じるかもしれない。
    その一方で、若者の中には、コスパが悪いので当然という意見もあるかもしれない。

    海外では、特にヨーロッパを中心に、エリート層とそれ以外が明確化しているとのこと。
    エリート層は残業が当たり前で働きまくるが、それ以外は定時退社が当たり前だとか。

    働き方の新しい考え方を提示してくれる本。




    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    題名からネガティブな印象を抱きますが、中身は未来志向な提言というか展望というか、具体的な指針を得ることができました。
    私にとっては良質な内容でした。
    中盤で本筋から逸れたノイズを感じたので、評価は星を1つ減らしています。小賢しいというか、せっかくの視座の高さを貶めてしまうというか。いらないだろ、というノイズでした。惜しい。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    欧米の人って多様な生き方を自分で選ぶ。全部自己選択。自己責任。これをやって、本当に業績がアップすることにつながるのかと考える癖をつける。厄介な仕事に手を挙げておくと、部署の中で自分の存在価値を著しく高めることにつながるだけでなく、自分のペースで仕事をすることができるようになる。勤務地を移動するたびに1つ長く付き合える顧客を増やしておく。4月から6月の残業を抑制する。現役時代の生活レベルはあまりあげないように収入を貯蓄に向けておく。節税可能な金融商品をうまく活用する。退職後も、ダブルワークのノウハウを活かして、リモート中心で楽にある程度の収入を得ること。

    0
    2026年05月17日

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