海老原嗣生のレビュー一覧

  • 日本で働くのは本当に損なのか 日本型キャリアvs欧米型キャリア
    以前にBBTの番組で海老原さんのお話はお聞きしていたのですが、こうして本で読むとさらに理解が整理されます。
    巷間「日本型雇用」と呼ばれているもの、特に欧米との比較によるそのマイナス面、遅れている面というような形で語られるそれの誤解と、どう理解するのが正しいかをQ&A形式で懇切丁寧に解きほぐしています...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    今の会社で働きはじめて2年がたとうとしている今。
    このままここで働き続けていてよいのか、
    と悩みながら手にとった本。

    筆者の読み通り、今の私とっては
    3章「女性が輝く会社って本当ですか?ー"できる女"でわかるその会社の女子活用度合いー」
    4章「事務職ってダメな生き方ですか?ー複線ワ―カ―の庶務は、...続きを読む
  • 「若者はかわいそう」論のウソ データで暴く「雇用不安」の正体
     世の中に流布するデータを再検証し、今の若者は本当に「かわいそう」な状態にあるのかを論じ、就職難やニート・フリーターの増加の本当の原因を追究する一冊。
     「派遣労働者の増加により大学生の新卒採用が減少している」というのは、著者の「派遣労働者は主にブルーカラーであり、大学生の新卒採用には影響はない」と...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    男性にもオススメ!
    ・部下に女性がいる人のマネジメントの参考に
    ・相手の入社年次とその時代背景を理解するとコミュニケーションに役立つ
    ・できる庶務とは
    ・この50年で学齢は7歳、定年は10年、寿命は15年延びている
    ・50歳の自分に何を残せるか
  • 日本で働くのは本当に損なのか 日本型キャリアvs欧米型キャリア
    欧米型雇用と日本型雇用。
    昨今グローバル化(この表現も謎)が流行りだけど、その言語の根幹にある文化や社会制度と折り合っていけるか。
    経営にとっていいとこどりの職務給では、下方異動の理由作りにしかならない。
    日本型職務給の意味を考えさせられる。
  • 日本で働くのは本当に損なのか 日本型キャリアvs欧米型キャリア
    雇用の現状・あり方を一問一答形式で考える。単なる欧米型の礼賛ではなく、丁寧にその背景や実情を読み解く。実際的な提言も含めて、本当によくまとまっている本。最近の働き方ブーム本の決着じゃないかと思います。
  • 日本で働くのは本当に損なのか 日本型キャリアvs欧米型キャリア
    日欧米の働き方をどちらかを一方的に糾弾するでもなく、過度に賞賛するのでもなく、双方の特徴を描き出す。著者の態度としては、日本型雇用のメリットを礼賛はするが、その維持・継続が困難になった現代における就労環境の問題点を分析。ここ20年程度の求人状況のなかで大卒求人は実は減っておらず、急激に件数が減少して...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    あまり語られる機会のない、高度経済成長期以降における日本の女性雇用環境の変遷について、
    現場の実情やデータ、キャリア女性へのインタビューを用いてわかりやすく生々しく説いてくれる。

    キャリアと結婚、出産のバランス・タイミングに心揺れる女性に対して各職種の特性や女性のカラダの変化をさまざまな数字を用い...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    役に立つ。
    女性のライフプランを5歳上にずらせばいいというのは卓見。
    あと体育会系女子のタフさ。女子の組織内でキャプテンとか部長を経験してるなら会社で管理職になることも可能だろうと感じた。
    メーカーで工場勤務の後、出産して庶務や事務でデスクワークのプロとしてキャリアを積んでいくというのも、現実的で身...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    概要:
    女性が働く上でぶつかる壁、例えば男性同期と比べて仕事を任せてもらえない、育児と仕事の両立、40歳を過ぎての妊娠、といった問題を取り上げて
    データを示し、現場の感覚を示し、女性がんばれと励ましてくれる本。
    ちくまプリマーは若者向けでもあり、就活の際の会社選びにも使える情報入り。
    仕事に活かせる...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    自分が就活してる時に読みたかった!!これから就職していく女性が一生をかけてどのようなキャリアを積めばいいのか?を提案している。
    回答の提示だはなく、課題はあるもののこれから社会全体で解決していかなければいけない、という終わり方ではあったけれど、下手に作者の意見だけを断定されるよりも良かったと感じる。...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    著者読みしている方の一人
    一連の雇用関連の最後にやりたいことがあると書いておられましたが、女子向けにも書いてくれるとは。
    理想論でなく現実的。先を見据える上で読んでおいて損はないと思います。
    バリキャリ・ハピキャリ 4R カツマ―のようなスーパーウーマンから体育会系女子ネーミングされるとイメージも...続きを読む
  • 雇用の常識「本当に見えるウソ」 数字で突く労働問題の核心
    読むのがたいへんな本である。
    常識と思われていることを、データをもとに丁寧に検証しており、その検証を追っていくことで頭をつかう。

    終身雇用は崩壊していない、
    転職はちっとも一般化していない、
    正社員は減っていない、
    派遣社員の増加は、正社員のリプレイスが主因ではない、
    などと検証する定説は、検証し...続きを読む
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます
    ちょうど転職活動中で気になって手に取りました。
    社会における女性の立ち位置について改めて考えさせられたのと、前職が事務職だったので、事務職のあり方についての記述は目からウロコものでした。
  • 「若者はかわいそう」論のウソ データで暴く「雇用不安」の正体
    グッド
    Raw dataに当たる重要性を再認識。

    ま、世の中印象論で語る輩が何と多いことか。
    某欧米礼賛の某科学者とか。
  • 学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識
    課長はクビにならないがおもしろかったので。
    第1章学歴のインフレ
    私の受験のころはまだAO入試というものもなかったので学内で早稲田の指定校推薦なんか取れる人はかなりの優秀な人っていう印象だったけど、ええっ早稲田一般入試4割か?とびっくり AO入試も成績を重視していない・論文は先生の添削済みってあやし...続きを読む
  • 「若者はかわいそう」論のウソ データで暴く「雇用不安」の正体
    「エンゼルバンク」のモデルにもなった転職業界のカリスマによる一冊。
    自身の過去の著作を宣伝している箇所が食傷気味、かつ、類似本の否定で一章を割いているのには辟易するが(だったら読むなという感じだが)、数値データのからくりなんかをうまく論破し、マスコミの取材不足や表面的な部分しか取り上げていないところ...続きを読む
  • 「若者はかわいそう」論のウソ データで暴く「雇用不安」の正体
    勉強会の課題図書として読みました。
    雇用に関する様々なデータが、メディアを通して発表されています。
    しかし私たちはそれに何となく目を通すだけで、どこから持って来たものなのか調べたりどんな解釈のもと報道されたのか考えたりすることは…なかなかありませんよね。
    全部が全部じゃありませんが、実はとんでもない...続きを読む
  • 面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと 会場に行く電車の中でも「挽回」できる!
    就職活動の面接は商談だ。
    自分の思いだけではダメで、いかに自分が貴社に貢献できるのかをプレゼンテーションする。

    得てきた体験や受賞歴などがあるだけではただの結果にすぎず、それを通していかに自分が成長していて、貴社に貢献できるのか。をアピールすることが大切だと学んだ!!!
  • 雇用の常識「本当に見えるウソ」 数字で突く労働問題の核心
    巷に溢れる雇用に関する風評に対し、データを精緻に分析することで誤りを指摘し、正しい姿を見せてくれる。
    いささか強引な考えを推し進める箇所もあるが、全体的にはフムフムと納得できる部分が多い。

    やっぱり海老原さんの本はデータ分析のお手本になる。
    自分もこんな風にデータを華麗に扱ってみたいもんだ。