海老原嗣生のレビュー一覧

  • 静かな退職という働き方

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    サラリーマン人生もピークを越えて下り道、本書で言うところの「遮二無二働いたものの、部長にもなれずにヒラで終わる」ゴールが見えてきたので、そろそろ「静かな退職」と思っていたところに、うってつけの本が出ていたので読んでみた。著者は寡聞にして存じ上げないのだが、リクルート社 Works 編集長を経て労働政策審議会委員も勤めた、HR 界隈では有名な人らしい。前半、従来の日本の雇用慣習に反して「静かな退職」が普及しつつある現象と背景を、女性の社会進出に絡めてポジティヴに解説した部分は秀逸。長らく女性の社会進出に対しては「本来、(ケアワークとの両立が求められた)女性の働き方に男性の働き方を合わせるべきだっ

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    2025年07月19日
  • 静かな退職という働き方

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    私は62歳の元会社員、退職後アルバイトをして生活しています。
    海老原さんが指摘される通り、会社には「働かないおじさん」がたくさんおり、しかもその方々の給料は、とてもよく働く若い職員より相当多く、問題視されていました。
    大量採用されたおじさん達を年功で給料を上げ、無駄なポストもたくさん作ってきました。
    今後70歳までの継続雇用が求められる中、こんなことしてたら経済が持ちません。
    若いうちに「静かな退職」を選択し、夫婦両方の力で家庭を築く人生の方が本人にとっても会社にとっても良いと私も思いました。
    会社のために働くのでなく、自分と家族のために働くほうが良いですから
    (^^)

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    2025年07月11日
  • 静かな退職という働き方

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    「静かな退職」という言葉が気になり、この本を手に取った。友人が、管理職になりたくないし、年功序列による昇給もやめてもらい、職責に応じた給料にしてほしい。その方が、自分らしい働き方を、若い子に気兼ねなくできると言っていたのを思い出した。「静かな退職」は、会社の中の居場所の一つとして必要なのではないかと思う。

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    2025年07月08日
  • 静かな退職という働き方

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    fireとか資産運用の話かと思ったら(そういった話題も含まれるが)、それだけじゃなかった。
    企業側、労働者側それぞれの立場で歴史的背景を紐解きながら、労働と経済についてわかりやすく論じられていて、大変読みやすい。

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    2025年06月26日
  • 働き方改革の世界史

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    労働・雇用の二大巨頭といえる濱口桂一郎氏と海老原嗣生氏の共著。
    といっても、本文の7割程度は労働思想の古典からの引用で占められている。
    内容は「働き方改革の世界史」ではなく、「労働組合世界史」「労働思想史」。売れそうなタイトルにしたのは出版社の意向だろうか。
    予備知識が必要で難解、議論レベルが高く、僕を含めた普通の人は、要旨だけつかむのがやっとで、一読では消化できないと思う。

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    2024年07月25日
  • 人事の企み~したたかに経営を動かすための作戦集~

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    三部作のうちの実践編。第一作戦の経営環境篇が面白かった(第二作戦以降の方が筆が乗っている感じだったが)。作戦ごとに濱口先生の解説と行ったり来たりしながら読むと良いと思った。解説は、ゼミの教室のような雰囲気。

    少子化で人材の質が落ちるのでは→これまで短大コースに載っていた女性が総合職として労働市場に出てくるので、そんなことはない。高齢者は増えるが、前期高齢者は激減。技術の進歩で、技能の習熟がたやすくなり、職務間の壁が低くなる。技能実習制度自体は割合きちんとしているが、日本そのものの問題が顕在化してしまう。

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    2024年03月10日
  • 働き方改革の世界史

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    タイトルは「働き方改革の世界史」だが内容は組合ばっかり。
    正しくは「産業革命以降の組合史」。
    日本特有の一企業内にある労働組合が左翼思想と親和性を持つ理由など書かれており興味深い。

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    2023年08月01日
  • お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える

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    ネタバレ

    基礎能力と将来性、肌合いでの採用になっている
    肌合い重視のため、新卒未経験を取りたがる
    成績重視はできない。GPAがバラバラ。

    インターンシップの目的
    社会人生活を知る、会社仕事内容のカタログ、職務のミスマッチ削減、風土のミスマッチ削減、職業訓練。

    日本型雇用慣行
    年功序列、企業内組合、終身雇用、メンバーシップ型

    日本型だから、取締役が一人抜けても、新卒を一人採用すればよい。配置転換が自由、昇格がある。社内のモチベーションを保ちやすい。
    OJTで育てる=なれたら難しい仕事をさせる。欧米ではポストの変更は難しい。
    仕事を決めていないから、無くなっても解雇はできない。無限定社員の雇用を守るた

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    2023年07月13日
  • 人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~

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    人事制度における欧州と日本の差分や、ジョブ型、女性雇用など、雇用にまつわる内容を理論やデータ、実務と共に書いてくれている本。
    疑問に対して回答している構成であり、雇用周りで気になる事はほぼ網羅されている印象。過去の歴史にも触れてあるため、理解が進みやすいと思う。

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    2023年04月30日
  • 年金不安の正体

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    著者は、与党の回し者か、あるいは、親の仇かたのか、と言わんばかりに現在の年金システムや雇用システムへの批判に反論している。

    と言うとちょっと言い過ぎで過剰な表現ではあるが、今の社会保障システムに対して、よく言われる批判は、直感的で嫌な感情に走りすぎていると言う事をデータとともに一般向けにわかりやすく解説している。

    すでに見聞きしたような内容ではあったが、改めて復習も兼ねた勉強になった。

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    2022年09月15日
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます

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    ちくプリは中高生の視点に立って読むのが常なのだけど、今回は自分のキャリアに悩んでいたところに見つけ、「女子のキャリア?私が知りたい!」と藁にもすがる思い(失礼)で手に取った。
    でも、期待していたような答えは得られず。(本の内容云々ではなく悩みなんてそう簡単に解決しないし、営業とか経理とかそういったキャリアの積み方をしていない私には縁遠かった)
    内容はとても具体的で、また様々な年代、働き方に配慮して書かれていて、大学1、2年生のうちに読むと、就活とか仕事とかイメージできて良いなと思った。
    でも、「40代でも妊娠できる」という意見には違和感が拭えなかった。確かに「20代女性を追い詰めすぎ」という意

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    2021年12月10日
  • 年金不安の正体

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    何故国会では事実に基づいた議論ができないのか、自民党がもっと正しい議論に導くべきでないのか。マスコミも野党の目眩しの議論に乗っかってはいけない。
    本書が正しいのかは別として、不都合な事実に蓋をするのではなく、正々堂々と事実に基づいた議論を行う場にして欲しい。

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    2021年09月21日
  • 働き方改革の世界史

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    ジョブ型雇用や労働組合に関する課題がなぜ生じているか、を歴史的経緯を踏まえて知れる1冊。
    専門家チックな論説になりがちなテーマだが、平易に噛み砕いて説明してもらってる部分も多く、腑に落ちる内容も多いように感じた。

    【オススメできそうな方】
    ・組合に入ったばかりの会社員の方。
    ※「なぜ、どっちつかずの立場で立ち回らないといけないんだろう?」と感じている方。

    ・新しく人事制度を構築することになった人事担当者の方。
    ※「そもそもジョブ型とメンバーシップ型ってどういう経緯で差異が出たの?」と不思議に思う方。

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    2020年11月13日
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます

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    女性の社会進出のこれまでの変化と、
    これからの方向について語られています。

    仕事がしたい、結婚もしたい、出産もしたい!
    しかも年齢的にタイムリミットが間近だ…!
    と考えているような女性に勇気をくれる内容だと思います。

    ただ、伝えたい年齢の対象が広すぎて、
    ぼやっとした印象が残ります…。

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    2020年05月09日
  • 「AIで仕事がなくなる」論のウソ この先15年の現実的な雇用シフト

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    大きく3つの分野における将来のAI活用についての、専門家と現場で働く社員の対談がなかなか面白かった。この本冒頭でも出てくる論文を紹介しつつ、AIで無くなる仕事といった特集は確かに最近多いと感じる。そういったものに安直に踊らされないためにも、著者の主張は頭に入れておきたいと感じた。

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    2018年12月31日
  • 「AIで仕事がなくなる」論のウソ この先15年の現実的な雇用シフト

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    少子高齢化による人口減少、労働力不足に対して、AIがどこまで貢献できるのかを冷静に分析している。
    「AIに仕事を奪われる」という情報の源の調査は、AIの可能性を最大限に見積もりつつ、一つひとつの仕事やその手順等についての知見が不足しているため、単純計算できない部分が加味されていないと著者は言う。
    現実的な路線での未来予測なので、その緩やかな変化に安心する一方、本当にその程度の変化で大丈夫なのか?と疑問に思う部分もある。
    だから、色んな本を読んで、色んな考え方や統計データを学び、最後は自分で考えることが大事なんだと、改めて思いました。

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    2018年10月18日
  • 面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと 会場に行く電車の中でも「挽回」できる!

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    面接は商取引であるという一文はとてもわかりやすい。無意味な空言葉による自己アピールなどは無意味である。具体的な言葉で具体的な事例を話し自身の能力を語る必要がある。

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    2018年07月29日
  • 女子のキャリア ──〈男社会〉のしくみ、教えます

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    大学生の時に読めばよかった。いい大学出たらいい会社入れるなんて今の時代男子でも幻想なのに。就活では「コミュニケーション力」と耳障りのいい言葉で語られるが、要は真面目ちゃんでただ言われたことだけやるより、泥臭い根回しとか空気読んだり体裁整えたり、ある程度要領が必要なんだなと社会に出てわかった。最初の会社で女性35歳定年説を上司から聞いて、その時は納得できなかったけど、最近やっとわかってきた気がする。

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    2018年06月27日
  • 即効マネジメント ──部下をコントロールする黄金原則

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    イマドキのワカモノと、今時のオジサン。
    その両方に、「今の社会がどうして成り立っているのか」を的確に解説できる希有な存在が海老原さんです。
    経験とカンだけがはびこる古い会社組織と、その組織に染まった人々が好むやり方、データに基づき爽やかにかわし、新たな王道を教えてくれます。

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    2018年03月15日
  • 「若者はかわいそう」論のウソ データで暴く「雇用不安」の正体

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    メディアリテラシーをつけるための本です。統計的なデータを見るときの注意事項等、勉強になります。でも、この本についても疑って読むのが正し読み方でしょうか。

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    2017年09月23日