海老原嗣生のレビュー一覧
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若者を取り巻く労働環境に関するいくつかの本を取り上げ、それぞれのデータの読み方の間違いを指摘、さらにそれらの書籍内容の一部を取り上げ、拡大解釈するマスコミの罪について書かれている。
著者の指摘は「なるほど」と思うところもたくさんあったが、いくつか「どうなの?」という箇所も。
例えば外国人労働者の2...続きを読むPosted by ブクログ -
明快な論旨である。
ヨーロッパで一般的な就職時に数%のエリートと非エリートが分かれる就業形態:非エリートは昇給も(一定年齢以降は)転職も殆ど無い代わり、ワーク・ライフバランスが保てる。企業はベテランを安く使えるので、若年層の失業率が高い。エリートは、高学歴が必要、若くして早く昇給し、高い報酬を得る...続きを読むPosted by ブクログ -
古典理論を簡潔にまとめてるので、何度も読み返して使える本です。
1.この本を一言で表すと?
・マネジメントについてロジカルに具体的にわかりやすく解説した本
2.よかった点を3〜5つ
・部下にとっての2つの「やる気...続きを読むPosted by ブクログ -
雇用の専門家による、日本と欧米の雇用システムについての研究書。年功序列型雇用や正規労働者への優遇が批判されているが、欧米のシステムと比較しての多くの批判に誤りの多いことを指摘している。説明が質問・回答方式となっておりわかりやすい。説明も丁寧である。ただ、素人でもわかるよう容易に理解できることに重点が...続きを読むPosted by ブクログ
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AIのみで置き換え可能な仕事はそう多くない。その次にメカトロニクスがやってくる。あとはコストの問題。それでも置き換えられない細々様々な動きをする肉体労働。外国人を少々入れても焼け石に水。今は人手不足だが、将来はそうではないかも。一時的に、流通業は楽な単純作業で高給になるのではないか、など。業種、職種...続きを読むPosted by ブクログ
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小学校の算数と国語の力があればわかる、という触れ込み通り、一つ一つの説明は、とてもわかりやすい。
しかし、経済・金融に疎い僕にとっては、それを頭の中に収納していくことが本当に大変。というか、理解するまでは至らなかった。
じっくり時間をかけて、理解したいと思う。Posted by ブクログ -
職務設計の中核的5次元(1. 職務の多様性2. タスク・アイデンティティ3. 有意義性4. 自律性5. フィードバック)は、実践的で腹落ち感もあって、とりいれたいなと思った。
「経営は戦略論と組織論はペアで考えること」ということをが分かりやすく理解できる本。Posted by ブクログ -
AIによって社会はどのように変化するのか、
気になって読んでみた。
2040年代には雇用喪失が一気に進む。
人口減少が進んでいる日本にとって「塞翁が馬」となるだろう。Posted by ブクログ -
10歳代から30歳代の女性向けに書かれたという。女性の働き方、女性の社会新進出は、確かに増えているが、非正規としての働き方が増える一方で正規としての女性労働が増えていないのが実情。
そんななか、何故今まで正規女子が増えてこなかったかその理由と社会的時代的背景を筆者なりの視点から説明した上で、今後必ず...続きを読むPosted by ブクログ -
帯にあるように「恨まれてますよ」なので、メールの書き方をどうこう、、、という本ではありません。
海老原さんのいつものやり方で、その筋の「権威」な方や、それに乗っかるだけの乱暴な意見を、データでばさばさと斬ってくれます。
教育と雇用については、だれでも「経験者」として意見を言います。でも、大抵は浅はか...続きを読むPosted by ブクログ -
巷に溢れる就活改善方策のデタラメさがよく分かる。日本の大学生の就職は外国に比べれば簡単であることがよく分かる。分不相応な選択しなければ就職先はあるらしい。そもそも大学に行くべきでない人も多いのも問題だろう。
娘の就活の時に沢山お祈りメール来てたがなんとか就職できのが6年前?でもってすでに4回目の転...続きを読むPosted by ブクログ -
マネジメントの基礎が本当に噛んで含めるような説明がされてとり有益な本ですね。日本的経営の来歴を解説する章も興味深い考察が多かった。Posted by ブクログ
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雇用のカリスマに女性キャリア論。前に読んだ2冊とは異なるアプローチで実践的であるがゆえ、スラスラ読めた。第4章、5章は職場で役立つ、と思った。第6章については、専門ではないと言いつつ、統計的な手法で40代出産の可能性を論じているのだが、違和感が残った。やはり男性の働き方にメスを入れ、長時間労働をする...続きを読むPosted by ブクログ
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偏差値のからくりから未履修問題、教育には言いたくても言えない裏事情があるようだ。日本の総合職について光を当てている興味深い内容だった。Posted by ブクログ
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☆面接は「商取引」。
応募者が、その会社にふさわしいか、交渉する場。その観点から考える。
☆志望動機となりうる9つの軸。
1.商品
2.事業やサービス
3.会社の歴史や伝統
4.人材、社員の人柄や能力
5.経営者の人柄や能力
6.経営姿勢、方針
7.マスコミでの報道
8.ブランド、イメージ、評判
9...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすく、簡潔に日本と欧米の雇用の差について書かれている。
欧米コンプレックスが打ち砕けるのでは?
案外日本は休みが多いと言いますし、メディアリテラシーが大切ですねPosted by ブクログ -
なかなか評判になるだけのことはある。
マスコミ等(?)が意識的か無意識かは別としてミスリードしていることの本質が垣間見える。
過去の常識にとらわれていてはいけないということか。
大学も企業も大変。
特に弱小なところが生き残るには本気で発想の転換ができるかどうかにかかっているのだろう。Posted by ブクログ -
非正規雇用についてはほぼ無視し、正社員バリキャリ、正社員ゆるキャリ、30代以降育休から復帰した女性社員、に対してそれぞれにデータ分析を交えながら論展開し、よりよく働くためのアドバイスをしている。
印象に残ってるのは…
著者はバリキャリ推奨、でもこれまでの男社会から抜け切らない多くの会社が男性社員の...続きを読むPosted by ブクログ -
会社研究の意味
5軸の雰囲気仕事の進め方分析は役に立つ。
スピード緻密、情理、行動思考、協調競争、伝統革新。私の場合前の方。入社後の好影響に変えて話す。
自分の都合より相手の利益
無理なウソ厳禁
届く言葉に。相手に及ぼす好影響で語るPosted by ブクログ