海老原嗣生のレビュー一覧
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今話題のジョブ型雇用というものの問題点などを理解するための入り口で読むと良い本だと感じた。
特に後半のキャリアに関する部分は自社の抱える課題と全く同じで非常に読み応えがあった。一通り読み終えたが、後半部分は再度読み直して、自身の理解を深め、業務に活かしていきたい。Posted by ブクログ -
一人の部下を持つマネージャーとしてどう部下と向き合えばいいのかだけでなく、会社組織全体として、マネジメントはどういう意味目的を持つのか、会社経営にどうつながるのか、がわかりやすく解説されている良書。Posted by ブクログ
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高齢者問題、女性問題、ワークライフバランス問題、ブラック問題、非正規雇用問題。
残業代を高くするなど残業を規制する法律が必要
。
本当のジョブ型はポスト型である
広くどこでも使える知識と、業界内でしか使えない知識、経験がある。
日本のメンバーシップ型雇用では誰もが階段を上り続けないといけない風な...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、日本では「ジョブ型人事制度」に関しての議論が盛んである。欧米は「ジョブ型人事制度」であり、それに対しての日本型雇用制度は生産性が低くなるので、ぜひ、ジョブ型人事制度に転換すべきである、というような議論である。
筆者は本書で、それに異論を唱えている。
1)そもそも「ジョブ型人事制度」というのは何...続きを読むPosted by ブクログ -
おお、人材マネジメント関係でこれまで疑問だったことが、わかった気になった!
問題を解決しようとしても、いろいろなものが組み合わさってできているシステムなので、うまく行かないんだ〜。
外国のシステムとか、先進事例をいれようとしても、ダメなんだね。
まずは、自分の組織の現実とその背後にあるシステム...続きを読むPosted by ブクログ -
長い間1企業に勤めているが最近感じる人事や処遇に関する違和感の正体が良く分かった。
人事担当者が机に張り付いてしまって、現場を知らなくなったことの弊害って色んなところに影響を及ぼしているんですね。
人事総務部門の人間として肝に命じて仕事をしようっと❣Posted by ブクログ -
経済の仕組みがとてもわかりやすく書かれていた。
特に為替の考え方や金利の仕組みが具体的だった。
ただ、まだ自分の口で説明できるほどにはなっていないので、読み返して説明ができるようになりたい。
印象に残った説明
・国債について
債権は、それを買った人から定期的に利息を受け取れて、その上期限がきたら当...続きを読むPosted by ブクログ -
女性が長く働き続けるためにどうすればよいのかを考察した本。
社会的な女性参画の要望が高まった現在、女性が働きやすい社会になるために社会全体の意識の変革が求められる段階になりました。かつての社会常識・雇用常識から新たな時代に合ったものに変えていかなければいけません。そのためには、何が問題なのかを理解...続きを読むPosted by ブクログ -
終身雇用は崩壊していない。転職は一般化していない。成果主義は一般化していない。派遣社員の増加は請負業者の変わったもの。正社員はむしろ増えている。しかしそれよりさらに派遣社員が増えた。格差は20年間広がり続けているが、それは高齢化と経済の成熟によるもの、etc.Posted by ブクログ
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これは、目からウロコ。
大学生の学力低下は入試制度と偏差値のトリックが原因
人気企業が危ない
就職氷河期の学生は転職ができる
35歳以上の終身雇用は揺らいでいない
非正規労働者の増加は、大学進学率アップが原因Posted by ブクログ -
就活は結局企業にとって仕事が出来るか、仲間と上手くやっていけるかという点しか見ていない。そのため必要以上に自分を繕ったりするのではなく、そのことを考えて自分らしさを出していけたら就活は上手くいくとわかった。
就活や転職に悩んでいる方は一度読むことで悩みは消えると思う。Posted by ブクログ -
日本と欧米の働き方やキャリアに関する違いを論理的に述べている。日本の働き方はダメだから働き方改革しなきゃいけない!というような内容ではなく双方のメリットデメリットが書かれており非常に勉強になる。Posted by ブクログ
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金利について、アベノミクスや中国や日銀についてなど、本当にわかりやすく解説されている。読みやすい。ニュース見ててよくわかんなくなったときは、この本で再勉強しようと思う。Posted by ブクログ
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言葉は平易、しかし理論は基礎的ながら奥深く、その射程は長いように感じました。部下を育成する際の土台となりそうな感じです。Posted by ブクログ
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■日本では組織の末端に大量の空席ができる。だから新卒採用が可能。
■欧米企業の人材補充は経験者の中途採用が主で,新卒採用を行っている企業でも新卒採用者の比率は低い。欠員が生じた際に,職務内容を提示して当該職務の経験者を中途使用することが一般的である。
■世界でも稀な日本企業の「新卒一括採用」はこれま...続きを読むPosted by ブクログ