海老原嗣生のレビュー一覧
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非正規雇用についてはほぼ無視し、正社員バリキャリ、正社員ゆるキャリ、30代以降育休から復帰した女性社員、に対してそれぞれにデータ分析を交えながら論展開し、よりよく働くためのアドバイスをしている。
印象に残ってるのは…
著者はバリキャリ推奨、でもこれまでの男社会から抜け切らない多くの会社が男性社員の意識レベルで変わっていくにはあと20年くらいはかかる、現在30代で育休から職場復帰したような女性は少しずつ周りに理解をしてくれるよう工夫するしかない(0を10にはできなくても、なんとか1にする、という方向性)
個人的に使えそうだと思ったのは複線ワーカーになり庶務ドリームを叶える、という話。目の前 -
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今の会社で働きはじめて2年がたとうとしている今。
このままここで働き続けていてよいのか、
と悩みながら手にとった本。
筆者の読み通り、今の私とっては
3章「女性が輝く会社って本当ですか?ー"できる女"でわかるその会社の女子活用度合いー」
4章「事務職ってダメな生き方ですか?ー複線ワ―カ―の庶務は、驚くほど強いキャリア」
の2つの章が大変興味深かった。
3章は、今いる会社を客観的に分析するきっかけとなり、
4章は、今の仕事を見つめ直すきっかけとなったからだ。
特に4章の、「単線」「複線」「複々線」という事務職としてのあり方は、今後事務職として働いていくため、あるいは、そ -
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ネタバレ世の中に流布するデータを再検証し、今の若者は本当に「かわいそう」な状態にあるのかを論じ、就職難やニート・フリーターの増加の本当の原因を追究する一冊。
「派遣労働者の増加により大学生の新卒採用が減少している」というのは、著者の「派遣労働者は主にブルーカラーであり、大学生の新卒採用には影響はない」という立証によって否定される。この他にも、著者は若者の雇用にかんする様々な言説に論理的に反論している。
単に「若者かわいそう」論を否定するだけではなく、きちんと自身の考えも論じているところが著者のすごいところ。ニートーやフリーターの増加については、産業構造の変化により、人とコミュニケーションをとる必 -
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日欧米の働き方をどちらかを一方的に糾弾するでもなく、過度に賞賛するのでもなく、双方の特徴を描き出す。著者の態度としては、日本型雇用のメリットを礼賛はするが、その維持・継続が困難になった現代における就労環境の問題点を分析。ここ20年程度の求人状況のなかで大卒求人は実は減っておらず、急激に件数が減少しているのは高卒求人であること、日本の就労・就活事情の困難の原因がコミュニケーション重視の産業にシフトが移ってしまったことなど、その姿をデータを参照しながら提起していく。
日本型雇用の連続性として現れたブラック企業、出産・育児を両立する女性(と同時に男性)の労働市場参入という視点からも必要なエリート・ノ -
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概要:
女性が働く上でぶつかる壁、例えば男性同期と比べて仕事を任せてもらえない、育児と仕事の両立、40歳を過ぎての妊娠、といった問題を取り上げて
データを示し、現場の感覚を示し、女性がんばれと励ましてくれる本。
ちくまプリマーは若者向けでもあり、就活の際の会社選びにも使える情報入り。
仕事に活かせる点:
営業事務という職種を取り上げ、「単線」「複線」「複々線」という仕事の進め方が紹介されていたところが秀逸でした。(来た仕事をそのまま流すのが「単線」。自分なりの思考や判断によって新しい道を拓いていくのが「複線」…というたとえ)
社会というか、個々の意識と行動の変化が求められる時代。
女性の流れで -
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自分が就活してる時に読みたかった!!これから就職していく女性が一生をかけてどのようなキャリアを積めばいいのか?を提案している。
回答の提示だはなく、課題はあるもののこれから社会全体で解決していかなければいけない、という終わり方ではあったけれど、下手に作者の意見だけを断定されるよりも良かったと感じる。
私は、”育児休暇など、ずっと働ける制度が会社にあるか。そして取得できる雰囲気なのか”という視点で吟味して会社を選んだけど、
妊娠出産の時だけでなく、ずっと働いていくならもっと考慮するべきことがあったな・・・と今なら思う。
総合職でバリバリ働きながら家庭も両立させる、なんてまだまだ難しい。
一部の -
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ネタバレ著者読みしている方の一人
一連の雇用関連の最後にやりたいことがあると書いておられましたが、女子向けにも書いてくれるとは。
理想論でなく現実的。先を見据える上で読んでおいて損はないと思います。
バリキャリ・ハピキャリ 4R カツマ―のようなスーパーウーマンから体育会系女子ネーミングされるとイメージも湧きやすいですね。
個人的に看護師の仕事をしないとすれば「できる事務」ってのにあこがれるかも~
男性も二段階滑り台のキャリア(全員総合職じゃなくってある年齢で選択できる)を勧めてるけど、女子は滑り台を上がったり登ったりができるようになったらいいな。
最初は総合職で働いて出産後の復帰数年は職域社員、あ -
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読むのがたいへんな本である。
常識と思われていることを、データをもとに丁寧に検証しており、その検証を追っていくことで頭をつかう。
終身雇用は崩壊していない、
転職はちっとも一般化していない、
正社員は減っていない、
派遣社員の増加は、正社員のリプレイスが主因ではない、
などと検証する定説は、検証しがいがあるものばかり。
何をもって日本型雇用が変わってきたというのか、
データをもとに語ってこなかった自分は考えさせられるものがある。
3年くらい前に購入して、なかなか読み進めることができずにいたが、あらためて読んでみると2009年頃の風潮を少し感じる。
それでも、今読んでも、発見がある検証をし -
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課長はクビにならないがおもしろかったので。
第1章学歴のインフレ
私の受験のころはまだAO入試というものもなかったので学内で早稲田の指定校推薦なんか取れる人はかなりの優秀な人っていう印象だったけど、ええっ早稲田一般入試4割か?とびっくり AO入試も成績を重視していない・論文は先生の添削済みってあやしすぎるやろそれ((+_+))でも調べたらAO入試やってないところが少ない。こりゃ会社の採用もくじを引くようなもんだ。今までの受験の勝ち組は①地頭がいい②要領がいい③継続力があるってことで企業もどれかは当てはまるだろってんで採用できたはずなのにね。早稲田も慶応もそれ専用の受験勉強というイメージだったけ