「就職氷河期世代論」のウソ

「就職氷河期世代論」のウソ

1,045円 (税込)

5pt

3.0

<本書の内容の一部>
2025年夏の参議院選挙でも各党がアピールする、就職氷河期世代の支援策。だが、筆者は「現実を無視して“世代”で括ることは、政策をゆがめる」と批判する。

・「多くが就職できず、熟年非正規があふれ、貧困で年金も少なく、国に見捨てられた…」という氷河期世代イメージは、誇張である。
・氷河期世代の非正規(40代前半)のうち大卒男性は4%程度、大半は正社員化している。非正規の大多数=女性と非大卒こそ支援されるべきだ。
・氷河期より下の世代も、年収は低いままである。
・低年金者は、氷河期世代よりバブル世代のほうが多い。
・“見捨てられた”はウソ。政府は当初から対策を打ち、令和以降も年200億円前後の氷河期世代支援予算が使われた。
・マスコミ・政治家・官僚が、就職氷河期問題を好きなワケ。
・どの世代にもいる、本当に困窮している人を支援するには?

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「就職氷河期世代論」のウソ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    前期就職氷河期世代に就職活動した身として、データ解釈を矮小化しすぎかと。

    一番疑問に思ったのは、新卒学卒者数と求人数の比較 及び 有効求人倍率の通年比較がないこと。及び失業率の比較。
    各年比較で就職率の落ち込みが酷かったので右往左往したと認識している。ついで従業員人数就職率。ここもまずは押さえた上

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    「就職氷河期世代」はそんなに悲惨じゃないという前提に立っている。
    解釈の仕方によってはそうなるのかなぁと思えなくはない。

    4,6,7章は読みごたえがあった。
    が、7章の「対策」はやや疑問に感じるところがあったのと、受け入れがたいと感じる人も少なくないんじゃないかと思う。

    0
    2025年09月15日

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