乾石智子のレビュー一覧

  • 魔道師の月

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    ネタバレ

    シリーズ1作目の『夜の写本師』を読んでから随分経ってしまったので関連性があったとしても分かりませんが、十分世界観を堪能出来ましたし面白く読めました。

    書物の魔道師キアルスと大地の魔道師レイサンダー。二人は闇を取り込み破滅をもたらす〈暗樹〉を退けるために知恵を絞ります。

    闇を持たないレイサンダーと言葉の魔法で戦うキアルス。完璧で強い魔道師ではないけれど、だからこそ生き残れたのかなと思いました。

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    2024年09月11日
  • イスランの白琥珀

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    ファンタジー。国の成り立ちなど世界観がちゃんとしている。魔道師萌え。
    ハルファリラが最後まで好きになれなかった…

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    2024年09月04日
  • 久遠の島

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    本を愛するもののみが入ることのできる、久遠の島。外界と時の流れが異なるそこでは世界に現存するありとあらゆる本を読むことができる。本を愛するものの楽園。久遠の島を訪れたとある強欲な王子により島は沈んでしまう…。生き残りの少年らによる復讐の物語。
    ここまでファンタジーらしいファンタジーを久しぶりに読んだ。海外文学っぽい雰囲気。そして分厚くてなかなかの読み応え。乾石智子さんの本は初めて読んだ。言葉が難解というわけではないけれど、ファンタジーゆえに普段使わない言葉が多いからか、なかなか理解が難しい感じがした。

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    2024年09月02日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    紐結びの魔道士リクエンシス。悪意に満ちたイスリルの魔道士に呼び覚まされた邪悪な化け物と、元帝国軍人が率いる侵略軍に追い詰められる。
    星読みのトゥーラ、拝月教の巫女エミラーダ、ウィダチスの魔道士エイリャに、知恵者のリコも加わって呪いを解く方法を探す。

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    2024年08月30日
  • 滅びの鐘

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    ネタバレ

    なんとなく評価が難しい作品。
    特に序盤の部分で読み進めるのがいやな感じがしたのだが、後書きの部分を読んでそう感じた理由が分かった。

    著者の代表作であるらしい『オーリエラントの魔導師シリーズ』を避けて、お試し目的で単一の作品である本作を選んだのだが、どうやら(他の単発の作品も含めて)全て同じ世界観の中で描かれているようなのだ。
    なので、特に導入部分で、物語は面白い感じがするんだけど、身の回りの異世界的なモノ達が何の説明もなく当たり前のように出続けてくることに小さな違和感が積み重なっていった(→ やがて不信感に)というのがなかなか読み進められなかった理由だろう。
    「自分だけが異世界に転移して、他

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    2024年04月18日
  • 夜の写本師

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    ネタバレ

    何度も生まれ変わる主人公の復讐の物語です。
    残酷な描写は多めですが、文体が落ち着いていて世界観も静かな雰囲気なので、スラスラ読めます。
    最後には希望があり、ハッピーエンドだと感じました。

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    2024年02月29日
  • 夜の写本師

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    女対男の構図。もっというと野心の男対取り戻したい女。どっちの闇も飲み下す話だった。
    繋がってるみたいなので自作に期待

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    2024年02月24日
  • 魔道師の月

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    前作の続きなんだけど時代はかなり遡っている。
    連続して読めばすぐにつながりそうだが間がかなり空いてしまったので入り込めないままほぼ終わりまで来てしまった。

    登場人物に馴染まないまま読み進めたので、シーンの切り替えのたびに置いて行かれてしまう。私の読み方に問題があるのだろうが、途中何度か断念しそうになった。

    2023.1.22
    10

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    2024年01月22日
  • 魔道師の月

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    ネタバレ

    なかなか壮大な物語だった。キアルスがメインの物語ではあるけれど、テイバドールの枠が想像以上に多かった。レイサンダーはどう絡むのかと思ったら大変重要な役割を担っていて、視点がいろんなところに飛んで大変だった。世界観が壮大。作り込まれている。自分の理解がまだ足りてないなと思った。この世界の物語をさらに読んでみたい。

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    2023年07月27日
  • 夜の写本師

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    魔法を扱う魔道師と魔力を持つ本を作る写本師がいる世界での復讐劇の話。まず小説の世界観が好きですぐ入り込んだ、闇に入り込んだみたいな暗さが良い。読んでる最中何回息を呑んだやろと思うくらい都度都度話の行方が気になりすぎた。

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    2023年07月22日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    なんだか懐かしい名前が出てきて、そんな人もいたよなぁなんて思いながら読みました。
    3人の機織り話は良いですね。
    後は、最後の人質となる王子の話がすきだったな。人を癒すのに自分の命を使っちゃう女性も。

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    2023年02月07日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    短編よりも長編が好きだ。
    短編でもそれぞれの話がどこかしらで繋がっているのは興味深いが、本作はどうだろう。オーリエラントの物語としては繋がっているけれど。
    それなりに面白い内容だけれど途中で興味が薄れてしまって遅々として読み進められなかった。
    一番面白かったのは、表題にもある『神々の宴』。オーリエラントの話で実際に神々が出てきたのは初めてでは?
    魔導士の中では紐結びの魔導士リクエンシスが好きだが、オーリエラントの神々がエンスに似ているような気がするのは私だけだろうか。お気に入りだからかも。
    乾石智子のあとがきも面白かった笑

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    2023年02月06日
  • ディアスと月の誓約

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    大人になって初めて読んだファンタジー作品。
    場面場面の描写が細かくて想像しやすく、本当にこんな国があるかのように読み進めることが出来ました。面白かったです。

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    2022年09月13日
  • イスランの白琥珀

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    子供時代 ~~ ~~ やさぐれて見える 大魔導士
    中抜けを想像しきれないので、こうなったことにして とムリムリ読み進む。
    やさぐれてたオジサンはちょっと可愛かったけどね

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    2022年08月11日
  • 魔道師の月

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    時折思い出したように読むこの作者の本、ずーっと昔に読んだ「夜の写本師」に続く長編第二弾とのこと。8年も前のことなので前作の内容は全く覚えていないのだなぁ…。
    前作の感想にも似たようなことを書いてるのだけれど、今回もまた作者が作り出した世界観や魔導師の在りようなどを十分に感じ取れたかと言われれば、頭の中はいささか混沌としているところはあり。
    それでも、人の心に巣食う「闇」に対し戦いを挑む二人の魔導師レイサンダーとキアルスの姿には打たれるところはあって、レイサンダーと<暗樹>の二度の闘い、とりわけ<暗樹>とまみえてレイサンダーが光の奔流にのみこまれていく場面や一連托生とばかりに自らの闇の裂け目に<

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    2022年06月16日
  • 太陽の石

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    この作家毎度の事ながら…。
    描写が詩的過ぎて、状況や風景が把握しにくい。
    宿敵との対峙がアッサリしすぎていて、ラストに肩透かし感が否めない。
    心理の掘り下げが浅すぎて、どのキャラクタも没個性的。どこにでも居そうな誰か、を描いているだけに見える。

    とはいえ面白くないというわけでもなく、このシリーズは、言葉の美しさと物語そのものの面白さ、これまでになかったほど多様な魔法の種類を楽しむものなのだろうと思っている。

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    2022年03月12日
  • 滅びの鐘

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    割と面白く展開するのだが、真ん中ちょっと過ぎたくらいの拷問シーンからの憎しみの描写がいただけない。完全にテンポが止まり進まない。
    わたわたっと風呂敷を畳み終了。

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    2022年02月23日
  • 夜の写本師

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    表紙とタイトルがええんでゲット!

    何か久々やなぁ〜現実の世界以外を舞台にした話読むのは。
    ここは、魔法が繁栄している世界。
    ええ感じの世界や!
    魔法使いやなく、魔道師だ響きが良いな。

    その魔道師に師匠を殺されて…
    魔道師としてではなく、夜の写本師として、復讐を果たそうとする。
    転生を繰り返し、長い時間を経て、クライマックスへ。
    魔道師vs写本師の闘いは、ハラハラして面白かった!

    壮大な話やったけど…
    けど…近場で首飛んで、血がドバドバの方が性に合ってるかもしれん…(−_−;)

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    2021年12月13日
  • 青炎の剣士 紐結びの魔道師3

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    綺麗に終わったなぁ~という感想。
    同じ世界観でも、紐結びの彼の視点は明るくて読んでいて楽しい。楽観的というか、現状のとりあえず出来る所から片付けていこうという堅実さが好ましいからかな。
    という訳でこの後の世界にも、彼等や彼らの子孫が出てくるのかと思うと楽しみだなぁ。もうすでに登場しているのかもしれませんが。

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    2021年10月05日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    7月は全く読書モードにならなくて、なかなか終わらなかった

    あぁでも、話が結構進んだし、過去の色々がわかったりして、ファンタジー全開だったなぁ
    また、いいところで続きになってしまった…

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    2021年08月01日