乾石智子のレビュー一覧

  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    何とかうまく行きそうと思ったのも束の間、この先どうなっていくのか……
    古い古い呪いはその意味も効果も霧の中、手探りで対応するこの不安ったら……

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    2021年07月10日
  • 夜の写本師

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    ファンタジーらしいファンタジーでとても満足。
    明るい話ではないし、人格者みたいな人もいないけど、
    世界に浸れる。
    話の展開はややわかりづらい部分もあったけどそれもファンタジーとして楽しめた。

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    2021年05月25日
  • 夜の写本師

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    ネタバレ

    魔術師アンジストに育ての親エイリャと村の幼馴染フィンを殺された主人公カリュドウが「夜の写本師」になり復讐を果たすファンタジー。

    カリュドウが写本師になるまでの出会いと別れが辛かった。とりわけ魔術師として修行していたときの。結構インパクト強くて、人の闇、自分の闇との付き合い方。覚悟。

    後半は「月の本」。千年もの因縁、3人の魔女の話は、ずっとクライマックスなので息を呑む展開。魔術師アンジストの若き日の話もあり、最終的に救済へ。カリュドウを見守っている魔導師ケルシュがいい。続き読みたい。

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    2021年05月14日
  • 魔道師の月

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    ネタバレ

    前作の『夜の写本師』から続けて読みました。

    前作にも登場したキアルスが主人公(レイサンダーも主人公かな)。
    タペストリーの中のテイバドールの人生を経験することでキアルスが精神的に成長していく姿が良かった。

    ファンタジーが好きな割には私の脳はファンタジーへの適応力が低いのか、レイサンダーが巻き込まれた不思議で大変な体験の情景がなかなか頭に浮かばなかったので(私の読み方がまだまだ浅いのかも)、星は4個にしました。

    闇に喰われたガウザス皇帝を討ち取った近衛隊長のムラカン、とても信頼できる上司ですね。この人が新しい世を支えることが出来なくて残念です。

    カーランはひょっとすると『夜の魔道師』に登

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    2021年05月08日
  • 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

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    ネタバレ

    紐結びシリーズは他の話に比べて重さが違うので読んでいて気が楽です。リコとエンスとマーセンサスのやり取りはお互いを思えばこそな感じなので、ずっと見てられます。今回は呪いが追いかけてきたり、紐結びの力を狙われたり、命を狙われた少年や魔女、元透視の仕事をしていたひとなど大所帯。これからそれぞれどうなっていくのか楽しみです。

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    2021年05月07日
  • 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

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    隣国軍の襲来に館を逃げ出した魔導師のエンスと相棒のリコ。マーセンサスが加わり、魔物に追われる中ダンダンに導かれ西をめざす。トゥーラに追われるユーストゥスも加わりラーダに出会う。
    いろんなきっかけで移動を共にすることになった彼らの明日が楽しみだ。

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    2021年04月20日
  • 夜の写本師

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    ネタバレ

     予想以上に壮大なファンタジーでした。読み終えた時には最近味わったことのない重厚な感じで心が一杯に。

     物語の面白さだけなら星5つですが、少しわかりにくい描写が何箇所かあったので(カリュドウが闇に染まった時の見た目の変化とか)、星4つにしました。

     魔道師に対抗するために、魔道師になるのではなく、魔法を操る「夜の写本師」となる、というのが面白い着想。綺麗な飾り文字で書かれた書物に魔法が宿っているという設定は魅力的です。

     カリュドウは夜の写本師としてアンジストと戦ったけど、その後は魔道師になったようですね。

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    2021年03月29日
  • 魔道師の月

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    前作「夜の写本師」の内容を忘れていたが、充分楽しめた。
    2人の魔導士の話だが、その一人キアルスがタペストリーの旅をする話は面白かった。
    私は地図を見ながら話を読むのが好きなのだか、この本の添付の地図はあまり意味を成さなかった。そこが残念。

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    2020年12月17日
  • 炎のタペストリー

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    今までの中で、1,2を争うおもしろさだった。
    もっとこの世界に浸っていたいし、もしシリーズになるのなら読みたい。シリーズが無理でも、別のお話があったら読みたい。
    ダンのことも、もっと知りたいし。

    すべてがネタバレになりそうで、上手く感想は書けないんだけれど…とにかく、おすすめです。

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    2020年11月19日
  • 滅びの鐘

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    ファンタジーだがさすがにゴリゴリ。えげつなく死が蔓延するが、最後は迫力ある描写で強引に救いが生まれていく。
    世界観は徹底して守られて破綻なく印象的。ただ、個人的には感情を揺らすものがなく、ただ終わりまで勢いで読み切っただけ。厚いが熱くない。

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    2020年06月24日
  • 双頭の蜥蜴

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    冒頭数ページを読んで、ネイティブアメリカン絡みの話かな?と思ったが、意外にというか異世界ファンタジーものだった。貴石や鉱物が好きなのでそちらの要素が嬉しい。

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    2020年04月11日
  • 太陽の石

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    まるで海外ファンタジーのような内容に驚くばかりです
    今回は寝ぼけて読んでいたので、エンディングを何度も読み直してしまいました

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    2019年12月18日
  • 滅びの鐘

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    今まで読んだ乾石さんの作品で、一番おもしろかった!
    「精霊の守り人」のように、ドラマ化してほしい。
    映像でも見たいなと思いました。

    出てくる人たち、みんななぜか好きだった。

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    2019年12月01日
  • 夜の写本師

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    王道のファンタジー。
    清濁合わせのみながら、ファンタジーらしく勧善懲悪を推し進める。最後に過去の話で救いが見つかり大団円へ。
    続けて読む気配濃厚なシリーズファンタジー。

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    2019年08月29日
  • 魔道師の月

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    前作同様、ファンタジー小説なんだけどその世界の歴史小説のような本。章が変わると、あれ?これ誰??ということがよく起こり、章が終わるころに納得するような気長な作り。いちいち描写が鮮やかなので色味の強い視覚的なファンタジー小説です。シャチが出てきたの驚きました笑。

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    2019年07月01日
  • 闇の虹水晶

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    ネタバレ

    新しいシリーズ。
    創石師のナイトウェルには、使えばおのれが滅ぶ、使わねば国が滅びよう、という呪いがかけれている。
    人の感情から石をつくる希な才を持った彼は、それ故に、故国、家族、許嫁を殺された。
    殺した仇に仕えることになったナイトウェルは、ある日、怪我人の傷口から取り出した黒水晶に、まぼろしを見せられるようになって。

    世界観や主人公の置かれた位置か面白い。呪いのせいて力を使うことによって、命を削ってゆくためか、前半の投げやりな所か切ない。
    後半、謎が解けてきてから、物語の展開がさらに加速して面白くなってゆく。

    この新しい世界での物語の続きがあるようなので楽しみ。

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    2019年06月22日
  • 魔道師の月

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    前作にも登場するキアルスの話だったので続編かと思ったら、新たなストーリーと世界観に仕上がっていて、そしてとても楽しめる作品でした。
    でもレイサンダーの能力は反則な気が…

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    2019年06月03日
  • 夜の写本師

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    魔法も面白いが写本という仕事に面白味を感じた。よく考えたら、昔はコピー機なんてないんだなと初めて思った。写本を魔法に繋げる発送に作者の本好きなところが出てるのかなと思った。

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    2019年06月03日
  • 炎のタペストリー

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    優れたファンタジーには、優れた世界感が、必要だ。
    あいわからず、その素晴らしいこと。
    戦さからラストシーンまでを駆け抜けるように読んだ。
    そして、物語の最後の美しさ。
    読まれるべき物語である。

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    2019年05月10日
  • 炎のタペストリー

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    世界を救うのは一人の少女。自分の行為に悔いを持ち続ける一人の少女。魔法を失ったことを悲しんでいない一人の少女。彼女の素直で真摯な心持が、予言に無い状態を導き出す。今できる最善を選ぶことは難しい。それでも選び続けていくのだ、この世界が幸せに続くように願いを込めて。

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    2019年04月25日