乾石智子のレビュー一覧

  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    【収録作品】セリアス/運命女神(リトン)の指/ジャッカル/ただ一滴の鮮緑/神々の宴

    平穏な暮らしを望み、人として平等であることを願い、助けを必要としている人を助けようとする。そんなまっとうな魔導師たちの日々を描く。報われることも、報われないどころか狡猾な敵の扇動に乗った隣人たちに襲われそうになることもある。それでも己の矜持を守り、良き魔道師たらんとする彼らの姿のなんと尊いことか。
    幸い、この短編集は心穏やかに読むことができる。

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    2023年04月18日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    セリアス/運命女神の指/ジャッカル/
    ただ一滴の鮮緑/神々の宴

    魔導師 少しばかり不思議な能力を使える人たち
    能力ゆえに認められたり迫害されたり利用されたり
    皆が安心して暮らせるといいのだけれど。

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    2023年03月23日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    紐結びの魔道師の2作目。

    元コンスル帝国の軍人率いる軍隊に追われるエンス達。
    軍隊との攻防もあるが、
    オルン魔国の最後の女王の恋と破滅を全て読み解かないとならない。
    エンスは、追ってきた過去を葬るため死者の谷に向かうし、
    拝月教の大軌師が新月の魔法を使いこの世を滅ぼすのも
    止めないといけない。

    エンスと魔女トゥーラが飛び込んでいった、
    (ファンタジーの中でも)不思議な場所〈死者の丘〉で、
    昔の罪を認めていくのが印象的だった。
    蜥蜴のダンダンがかわいく活躍したし。

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    2022年04月16日
  • 紐結びの魔道師

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    オーリエラントの魔道師シリーズの第五作。

    紐結びの魔道師エンスの物語。
    腕は立つし、懐も深いし、魔法も達者(?)だし、
    ファンタジーらしからぬ明るいくキャラクターで楽しかった。
    招福の魔道師だからか。
    祐筆のリコとのコンビも面白いし。

    何百年も死なないのは、どんな人生なのだろうか。
    年齢よりずっと若く見えるが、永遠に若いわけではない。
    若く見られて嬉しくはならないだろう。
    ほとんどの人を見送ることになる。
    別れに慣れてしまうのだろうか。

    長生きだからといって、
    必ずしも金持ちになれるわけではない気がする。
    そもそも金は必要だとして、金持ちになりたいのだろうか。
    物に執着するだろうか、広い

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    2022年04月06日
  • 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

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    オーリエラントの魔道師シリーズの第七作。

    ここで、どうも読む順番を間違えたことに気が付く。
    「紐結びの魔道師」がさきに出版されたらしい。

    紐結びの魔道師エンスが、元剣闘士のマース、祐筆のリコと旅に出る話。
    ブレーメンの音楽隊よろしく、
    呪いで牛になった男、覇者の剣を蹴って抜いてしまった少年、
    魔女トゥーラ、拝月教軌師エミラーダ、と仲間が増えていく。

    エンスの性格から来るものなのか、
    話全体が明るい感じなのが良いのだけれど、
    ちょっとオーリエラントらしくない気もする。
    三部作目の一作目、旅はまだはじまったばかり。

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    2022年04月04日
  • 沈黙の書

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    オーリエラントの魔道師シリーズの第六作。

    コンスル帝国が生まれるずっと前、
    オーリエラントがオーリエラントとなった頃のお話。

    生まれながらにして風や雨や月を動かす純粋な子供たちが、
    騙され連れ去られ裏切られるのは、
    なぜか他の物語よりもつらいものがあった。

    それと、
    「北の蛮族」がどうも受け入れられなかった。
    片や家畜をもち、畑を耕し、言葉を操る人間たちに対して、
    それらを知らない持たない蛮族が同時に存在している世界に
    違和感があるというか。
    ファンタジーなので何でもあり、と言えば、ありなのだが、
    人間よりも体も大きく、力も強い「蛮族」の姿に、
    ホモ・サピエンスと同時代を生きていたネンデ

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    2022年03月19日
  • オーリエラントの魔道師たち

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    オーリエランドの魔道師シリーズの第四作。

    いろいろな魔法と魔道師が描かれていて良かった。
    ひとりひとりが1冊の本になるほど、
    綿密な人物背景があって、
    それを次々と読めるとはなんて贅沢。

    ホールケーキと同じぐらい、
    いや小さい分だけそれ以上に手間がかかっている美味しいプチフールを
    ひと口で食べてしまうようなもの。
    しかも細長いお皿に並べて、次々ぱくぱくと。

    人生を自分の手に取り戻した三人の魔女の話も面白かったし、
    復讐のために漂うように生きる魔道師の生き方も、
    本を与えて性根を直すチャンスを与える夜の写本師の話も面白かった。

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    2022年03月03日
  • ディアスと月の誓約

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    ファンタジーだけど、その世界にしっかりと根をおろして生活している人たちの息づかいが聞こえそう。守り人シリーズを連想させる世界観。
    アンローサとナナニが北の国で生活している描写が好き。
    ナナニが戻ってくるといい。

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    2022年02月08日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    呪いを解くために叡智を結集して文献を読み解いたり、追いかけてきた過去と向き合ったり、ちょっと恋したりとなかなか忙しいですが、他のシリーズに比べてみんなが抱えているものの重さがそこまでずっしり書かれていないので、ハピエン好きにも読みやすいです。
    気になるところで終わったので完結編を読むのが楽しみです。

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    2022年01月21日
  • 青炎の剣士 紐結びの魔道師3

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    3冊目に入り、それぞれが急成長した印象。
    力も強くなって、たくさんの人を救っている様子を読んで、嬉しくなっちゃった!(親心)

    終わりは、未来がキラキラしていたなぁ。
    素敵すぎた!
    ダンダンは、最後まで可愛い。

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    2021年11月08日
  • 青炎の剣士 紐結びの魔道師3

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    三部作ラスト。

    いろいろなことが解決して
    さきに向かう。

    割と王道ラスト。
    こういう王道ラストいいよね。

    エンスの紐結びの魔法、使えるようになりたい。

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    2021年10月19日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    ネタバレ

    エクスとトューラを追いかけてくる過去。

    そして、ラーダーは拝月教の本拠へ戻る。月の裏側の闇を元に戻すことが出来るのか、過去の呪詛は解けるのか。

    一気によめるっていいですね。(具合悪いからできるんですけどね)
    最終巻を読み始めていますので、どう決着がつくのか楽しみです(*^-^*)

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    2021年10月18日
  • 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

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    紐結びの魔導師リクエンシスは隣国イクシスの攻撃をうけた領地ローランディアを逃がれ、旅に出る。

    そこで出会う星読みの魔女トゥーラや他の仲間たち。

    気持ちがいい、本格ファンタジーですぬ(^^)

    今、続きを読んでますが、まとめて読むのは正しかった。

    たまたま、そうなってのではありますが。

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    2021年10月14日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    各々の目的ののために集まった人々が
    また、各々の目的のために動く

    自分のために、
    他人のために、
    身近な人のために、

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    2021年10月11日
  • 青炎の剣士 紐結びの魔道師3

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    エンスとトゥーラって良いコンビになったと思う。違うタイプの男と女、凸と凹が上手くはまると楽しくなってしまう。都の魔導師の凝り固まった呪いにも上手に対処出来たと思うし、ユースの明るい未来は大事にとっておこう。若いうちに沢山の経験をしておくもんだ、ね リコさん。

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    2021年09月23日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    何とかうまく行きそうと思ったのも束の間、この先どうなっていくのか……
    古い古い呪いはその意味も効果も霧の中、手探りで対応するこの不安ったら……

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    2021年07月10日
  • 夜の写本師

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    ファンタジーらしいファンタジーでとても満足。
    明るい話ではないし、人格者みたいな人もいないけど、
    世界に浸れる。
    話の展開はややわかりづらい部分もあったけどそれもファンタジーとして楽しめた。

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    2021年05月25日
  • 夜の写本師

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    魔術師アンジストに育ての親エイリャと村の幼馴染フィンを殺された主人公カリュドウが「夜の写本師」になり復讐を果たすファンタジー。

    カリュドウが写本師になるまでの出会いと別れが辛かった。とりわけ魔術師として修行していたときの。結構インパクト強くて、人の闇、自分の闇との付き合い方。覚悟。

    後半は「月の本」。千年もの因縁、3人の魔女の話は、ずっとクライマックスなので息を呑む展開。魔術師アンジストの若き日の話もあり、最終的に救済へ。カリュドウを見守っている魔導師ケルシュがいい。続き読みたい。

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    2021年05月14日
  • 魔道師の月

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    ネタバレ

    前作の『夜の写本師』から続けて読みました。

    前作にも登場したキアルスが主人公(レイサンダーも主人公かな)。
    タペストリーの中のテイバドールの人生を経験することでキアルスが精神的に成長していく姿が良かった。

    ファンタジーが好きな割には私の脳はファンタジーへの適応力が低いのか、レイサンダーが巻き込まれた不思議で大変な体験の情景がなかなか頭に浮かばなかったので(私の読み方がまだまだ浅いのかも)、星は4個にしました。

    闇に喰われたガウザス皇帝を討ち取った近衛隊長のムラカン、とても信頼できる上司ですね。この人が新しい世を支えることが出来なくて残念です。

    カーランはひょっとすると『夜の魔道師』に登

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    2021年05月08日
  • 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

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    紐結びシリーズは他の話に比べて重さが違うので読んでいて気が楽です。リコとエンスとマーセンサスのやり取りはお互いを思えばこそな感じなので、ずっと見てられます。今回は呪いが追いかけてきたり、紐結びの力を狙われたり、命を狙われた少年や魔女、元透視の仕事をしていたひとなど大所帯。これからそれぞれどうなっていくのか楽しみです。

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    2021年05月07日