乾石智子のレビュー一覧

  • 紐結びの魔道師
    シリーズの中では1番好きかもしれない。
    エンスの飄々とした生き方と、時々の相棒との掛け合いも面白かった。
    エンスとニーナがこの先どう生きて行くのか、とっても気になる。
  • 青炎の剣士 紐結びの魔道師3
    魔道師の放つ魅力はもちろんだが,みんなで乗り越えていく信頼する力,絆に圧倒された.エミラーダの月の裏側への旅の神々しさ,紐が解ける時の眩いばかりの場面,ユースのの戦いなど心に残るシーンが満載だった.何より嬉しかったのはダンダンが竜になって大空を舞うところ,見事なエンディングでした.
  • 青炎の剣士 紐結びの魔道師3
    シリーズでは稀な朗らかさと頼もしき悪友を持つエンスの旅が終わった。この世界の入り口であった「夜の写本師」から振り返っても、こんなに賑やかな気性の魔道師はいなかったなあと感じ入る。とはいえカリュドウやキアルスを、わたしは大好き。さて、この物語の発端は1500年も前に始まっていた。それをどのように見届け...続きを読む
  • 紐結びの魔道師
    シリーズ第5弾は一人の魔導師の短編集
    解説の池澤春奈と同じでリクエンシスが今のところ一番のお気に入り♡
  • 闇の虹水晶
    主人公の心が救われていく経過が 乾石さんの作品群の中では
    かなりわかりやすい設定だと好感を持ちました。

    いつも思うんですが 乾石さんの作品はアニメではなく
    お金をかけて作りこまれた実写映画で堪能したいと思うんです。

    見果てぬ夢で終わってしまうかな。。ああ観たいなあ。
  • 滅びの鐘
    北の国カーランディアには、土着の民であるカーランド人と征服者のアアランド人が暮らしていた。カーランド人は魔法を使う者もおり、創造の才を持つ。アアランド人は組織立ち武力を持つ。二つの民族の間には緊張感があり、それが火を噴く瞬間を待っていた。タゼーレンは弓が得意なカーランド人の少年。セフィアは元気のいい...続きを読む
  • 滅びの鐘
    陰と陽、民族の違い、価値観の違い、破滅と再生
    などなど、いくつもの対立軸の中で翻弄される人々。
    どちらか一方が正しい訳じゃなく、存在して行くには何方も必要。中々読み応えありました。

    何者かになる為に努力するが中々結果が出ない主人公。
    器の容器が満たされてる迄に膨大な時間が必要な主人公。
    暖かく見守...続きを読む
  • 双頭の蜥蜴
    母にいらない子など言われ続けて育ってきたシエラが自分の境遇や憎しみなどと立ち向かい成長していく話。

    楽な方向にいきたくなるのはすごくよくわかるし、わざわざ苦しい方向に進む勇気はわたしにはないなと思うので、シエラが羨ましいです。
    何度も何度も誘惑されながらもいろんなひとに支えられて最後は見事に閉じる...続きを読む
  • 夜の写本師
    すごく縦にも横にも広がりのある大作なのに、一冊にまとまっている奇跡的なファンタジー。情景描写も心理描写も贅沢に彩りがなされ、言葉の力を端々に感じるのに白々しくならないのは細部まで世界構築がなされているからだろう。魔法が出てくるのにこんなに引き込まれるとは。めっちゃ面白かったし時間の使い方として小説一...続きを読む
  • 闇の虹水晶
    スピード感が良かった。
    呪いに翻弄されるだけだった主人公が、ラストで呪いすら受け止める様は読んでいてハラハラした。
    なんだかんだ、この人の作風は好き。
  • 闇の虹水晶
    この作家さんのお話はいつも、言葉の奔流というか鉄砲水というか、とにかく巻き込まれて流されるのが快感になります。いつのまにかナイトゥルと一緒に悟りをひらいてしまった気分です。
  • 闇の虹水晶
    人の感情から石を創る、創石師。特殊な人であるけれど持っている心は皆と同じ。傷つき、絶望し、それでも少しずつ立ち直っていく。闇も 希望も そのための力になる。
  • 闇の虹水晶
    乾石作品にハズレなし。本作も然り。
    水樹和佳子や佐藤史生のマンガに通じるものを感じた。
    続編希望。
  • 夜の写本師
    2015.10/22 大好物っ♡善悪単純でなく出会うモノ皆に表も裏もある。魔法も同じ。そしてそれを学ぶための魔法書の写本に焦点を当てているのも奥深さを醸し出して素晴らしい。佐藤さとる、ミヒャエル・エンデ、ロバート・A・ハインライン、上橋菜穂子諸氏と肩を並べても良いのではないかと思える程のデビュー作!...続きを読む
  • オーリエラントの魔道師たち
    2017.2/12 夜の写本師シリーズ4作目は短編集なのですね♪前の3巻からしばらくぶりに読んだけど違和感なしの濃密な世界観。市井の生活の中に沈む者たちと、手を貸す魔術師の抱える闇を丁寧に描いていて素晴らしい。前に感じた重厚さの語りの中に浮く現代口語的な文章も減ったようで良し。次つぎっ!
  • 沈黙の書
    「風の息子」とか「雨の娘」とか人の名前を開いているところがなんといっても好い。ネイティブならこんなふうに名前が脳裡に響くのだろうか、という印象。世界観がよく出ている。
  • 夜の写本師
    ジャケットを見たときから気になっていながら、ファンタジーを読む気分でなく数年放置していた乾石さんのオーリエラントシリーズ。繊細なジャケットが改めて素晴らしい。
    「魔法使いの嫁」を見始めてすぐ原作を読み、そこからたぶん20年ぶりくらいにファンタジー熱が起きて本書を手に取った。地中海世界を思わせる舞台設...続きを読む
  • 紐結びの魔道師
    紐の結び方で色んな魔法が発動する魔導士の話。今回は前向きな主人公が日々楽しそうに過ごしているイメージで、読んでいて楽しいです。
    理不尽な死というのが今回ないので、余計にとても私好みです。
  • 夜の写本師
    とてもファンタジーらしいファンタジーだった。
    闇が必ずしも悪ではない所に東洋を感じる。
    写本師って良い。
  • 夜の写本師
    知り合いのお気にの本。1冊にぎゅうっと1000年が凝縮。よくある万能覚醒ラノベとは一線を画す危うい強さもいい。幻想設定も面白いんだけど、何より人間の情念が濃すぎてこの本自体が生きているよう。まさに写本師が書く魔法書。情景を頭に描ける描写力も恩田陸並です。文字や本でトラップ発動…どこかで見たなと思って...続きを読む