乾石智子のレビュー一覧

  • 月影の乙女

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    夜の写本師が面白かったのでこちらも読んでみた。魔法をぶちかます派手な戦い方ではなく、本を介したり攻撃が禁止されていたり制約がある点、大地や月の力を使う点が共通していた。

    フォーリとなった少女ジルが、人として成長していく姿、そして戦争攻撃への対応が描かれる。ファンタジーは作り込みが細かく、論理的であるほど面白い。月影の乙女は世界観がしっかりしているなと思った。

    女性が書いた女性主人公の本はやっぱりいいな。また、夜の写本師のように性的描写がなくて一安心した。

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    2025年12月05日
  • 夜色表紙の本

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    ネタバレ

    大好きなオーリエラントの魔道士シリーズ

    今回の魔道士ヴァニバスは魔道士としての活躍が少なかったように思う
    ほんの少しの魔法の力「護符士」の力だけ
    しかし、ラストで魔道士としての力に目覚めて一気にその力を発動させることになる

    ストーリーはむしろ少女のお話が中心のような気がした
    最初はかなり悲惨だけど、後半はなんだか幸せそうで
    そして珍しく誰もが幸せになれる典型的なハッピーエンドだったなあ

    読者である私も幸せな気持ちで読み終えた

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    2025年11月24日
  • 夜色表紙の本

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    〈夜の写本師〉だった肉親が書いた冊子「夜色表紙の本」を追って、死んだと伝えられた息子を探しに護符師の父親は旅に出る。絡み合った憎悪と痛み、深い愛と固い絆、魔法と呪いがやがて一つに合わさる時…。"オーリエラント"世界の最新刊。
    「夜色表紙の本」(2025)乾石智子
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年11月12日
  • 夜の写本師

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    日本におけるファンタジーの金字塔とも言える作品と聞いて読んでみました。
    面白い。一冊にまとめてるから少し早い展開のように感じますが、グイグイ引き込まれます。
    今、ラノベや漫画などで使われてるファンタジー要素も既にあるし、多くの人に影響を与えてきた作品なんでしょうね。

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    2025年09月02日
  • 月影の乙女

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    良かった。
    主人公が魔法学校に入って、卒業生がそれぞれ配置されて、仕事してるうちに他国が攻めてきて戦争になる話。
    戦記物っぽくもあり、政治物でもあり主人公の成長物でもある。
    しかも主人公の国は、魔法を戦争に使っちゃダメ縛り。
    小難しいテーマもあるけれど、大筋が割と善悪のはっきりした分かりやすい話。
    魔導士たちの性格や特性も様々で良い。
    10分の一くらいしかないが学校の部分が意外といい感じだったので、魔法学校もの書いてほしい。

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    2025年07月22日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    いつもながら、設定の細かさにはびっくりする。オーリエラントの壮大なサーガの、ほんのちょっとのエピソードたち。
    全部、短かすぎてもっともっと続きが読みたくなる。そんな短編集でした。
    なかでも「ジャッカル」「ただ一滴の鮮緑」がとても好きだなと思った。

    作品
    「セリアス」
    「運命女神(リトン)の指」
    「ジャッカル」
    「ただ一滴の鮮緑」
    「神々の宴」

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    2025年06月26日
  • 月影の乙女

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    オーリエントの魔道師シリーズとは違う、魔法とドラゴンが登場するお話し。
    一番長い長編とのこと。確かに読み応え十分。
    いつもながら多くの人物を登場させながら、細かく人物の設定、背景をうまく書ききっている。

    「ドラゴンが襲ってくる」と本の帯にも書いてあったが・・・なかなか襲ってこない。残りページを鑑みると大丈夫かなと心配になったが(ドラゴンに襲われエンディング?と思ったから)ぜんぜん、そんなことはなくジルの活躍に拍手でした。

    ただ、ちょっと残念だったのが、もう少しカルと相棒トュッパの活躍を入れてほしかったです。

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    2025年06月16日
  • 夜の写本師

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    魔術飛び交うハイファンタジー小説。
    様々な国で体系だてられた多くの魔術が出てくるが、どれも個性的で世界観を追い求めていくうちに読み終わっていた。
    主人公の設定が少し珍しくて先が気になる作品だった。

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    2024年11月21日
  • 夜の写本師

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    つまり、夜の写本師は技術さえあれば誰でもなれるのだろうか
    同じ世界観で何冊も出てるのだとして、他の話にも写本師出てくるのかな…
    この本は、まあ良かったけど、他の本を読みたいとは思えてこない
    語り口?文体?があっさりしていて、これでファンタジーが書き切れているのは感心した。

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    2024年08月03日
  • 青炎の剣士 紐結びの魔道師3

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    最後の最後まで、勢い衰えずこれは最高のファンタジー小説です。
    ラストがいい。幸せなハッピーエンドなので読後、爽やかな気持ちになれます。
    ユースの物語をいつか書いてほしいなぁと思いました。

    紐結びの魔道師はこれ以上ないくらいの終わり方をしてますので、とても満足なんですが、その後が知りたい。ぜひ続編をお願いします。

    「オウチ、カエルノヨ!」ダンダン最高です。

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    2024年07月11日
  • 白銀の巫女 紐結びの魔道師2

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    紐結びの魔道師Ⅱ
    それぞれの登場人物の闇が、描かれていく。
    村を守る主人公たちは「7人の侍」かと思わせる攻防戦を繰り広げ、闇に落ちていくところはガース・ニクスの「古王国記」を彷彿させる。
    これからというところで、次巻へ続くなので、Ⅲ青炎の剣士を手元に置いて一気読みがお薦めです。

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    2024年07月09日
  • 赤銅の魔女 紐結びの魔道師1

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    紐結びの魔道師は、乾石智子さんの作ったなかで一番好きなキャラクターです。明るくて、ちょっと自惚れで、抜けているところもあるけど優しくて大好きです。
    お話しは、ページ数がちょと少ないかなと感じた第一部にたくさんの方々が登場してきます。「あ、やばい、また登場人物のキャラかぶりで誰が誰だか分からなくなるパターンか」
    と思いましたが、まったく違いました。
    皆、魅力的でキャラが立っています。
    特に「ダンダン」の可愛らしさにやられます。

    次巻、最終巻とても楽しみな小説です。

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    2024年07月04日
  • 久遠の島

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    前半の悲劇が大きすぎる。
    それでも人生をあきらめず、進んでいく2人にエールを送りつつ読み進めました。

    途中、川の中でドラゴンに遭遇するシーンが好き。やはりドラゴン、ファンタジーに欠かせない。

    そして最後の一行に、わっ!となった。
    その最後の一行が、次のページをめくって、たった一行書かれてるってところが、くーっ!となった。

    完全なる乾石ワールドにおののく。

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    2024年01月07日
  • 久遠の島

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    ずっと読みたかった一冊。
    乾石智子さんのファンタジーの世界観は大好き。後半は一気に読み進められた。
    復讐に向かって進んでいく話ではあるが、主な登場人物3人はそれに囚われることなく前に進んでいく姿が頼もしい。それでいて自分たちのできる方法で復讐を果たすのだから清々しい。
    夜の写本師に連なる物語とあるが、夜の写本師より明るくて読後が爽やかでよかったなあと思った。

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    2023年09月01日
  • 夜の写本師

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    いつの間にやらこの世界観に没入してしまっていた。徐々に引き込まれていった。ずっと読んでいたいような感じがした。終わってしまったのが寂しかった。魔法の種類や仕組みなどもおもしろかった。

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    2023年07月10日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    「オーリエラントの魔道師」シリーズ。

    “シリーズ”というか、“サーガ”といった感があるこの乾石ワールド。しっかりと創られた壮大な世界観が魅力です。(巻末の年表で、それぞれの作品の時系列がわかるのも良いですね)

    さて、本書は市井に生きる魔導師たちの姿を描く短編集。五話が収録されています。
    この世界の魔道師たちは、それぞれの特性を活かした魔法を使うのですが、ある時は職人のように重宝されたり、ある時はその力を疎まれていわれなき迫害を受けたりすることもあります。
    今回は、オーリエラントの神々の力とリンクした魔法を使う魔導師が登場するのが特徴的。
    例えば「運命女神(リトン)の指」の三人の魔道師はそれ

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    2023年06月27日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    短編集5篇
    コンスル帝国の600年頃から1170年頃のいろんな時代いろんな場所でのささやかで確かな魔導師の営み。人々をそっと助けながら目立たぬように生きる姿が美しい。
    自分の命を削って人を助けるチャファの物語「ただ一滴の鮮緑」が特に好きだ。

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    2023年06月20日
  • イスランの白琥珀

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    ファンタジーが大好きです。主人公が一人前の魔導士になる過程の物語と思って読み始めたら、最初から100年生きた魔導士になっていた。ちょっと残念。でもそれはそれで面白かった

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    2023年06月04日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    オーリエラントの魔道師シリーズ

    徹底した乾石ワールド!
    表紙の絵は、タイトルの神々だったのか。ということに、読んだ後に気づいた。

    それにしても魔道師って、生きていくの大変。
    しかし、そこにこそドラマが生まれる。
    生きることの喜び、苦しみがいつも痛いほど描かれている。

    短編なので読みやすかったし、穏やかな気持ちで読み終えられる一冊でした。

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    2023年05月04日
  • 神々の宴 オーリエラントの魔道師たち

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    ネタバレ

    ただ一滴の鮮緑
    チャファの葛藤に惹かれる

    神々の宴
    少年の背骨の中心に柱となる
    この言葉がとても好き。

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    2023年04月23日