ルイス・キャロルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まずはokamaさんにイラストを依頼した担当者に惜しみない拍手を送りたい。大絶賛でございます!また、翻訳もアリスの世界を再現するのがんばってると思いました。英文で韻を踏んでいたり、マザーグースからのネタが仕込まれていたりで、この世界を理解するのは、原文じゃないとキツイと思われるトコロを、日本語でうまい具合に言葉遊びとして訳している。まぁ、それでも意味不明でわかりづらいんですが、豊富に挿入されるokamaさんの不思議で可愛いらしいイラストが物語への理解と没入感を高めています。装丁を担当してるデザイナーさんもがんばったと思う。いやー、こんなに贅沢なアリス…もうたまらんです、お宝です。okamaさん
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Posted by ブクログ
鏡の国のアリス は、ハンプティダンプティが
おなじみなのかな??
アリスは実在の人物なのは皆さんご存知と
思うのですが、アリスの豊かな感性に
ルイス・キャロルの言葉遊びなどが織り込まれて
いるので、本当なら原文で読んだ方がアリスの
世界観がつたわるのだけれども、河合さんの
翻訳は、日本語訳でも言葉遊びの面白さを
伝えているので、大人が読んでじゅうぶん楽しめる
作品になってますよ♪
鏡の国のアリスは、ルイス・キャロルがアリスの
母親から、『アリスには会わないで』 と言われ、
会えなくなった寂しさからの思いも伝わって
くるので、そうしたルイス・キャロルの
心情の変化も楽しめる♪
いつどんな時に -
Posted by ブクログ
アリスの世界に迷い込んできました♪
アリス
『台所にはコショウなんて絶対置かないことにするわ。
スープはコショウがらなくたってじゅうぶんおいしいし―たぶん、人がぴりぴりしてしまうのは、いつだってコショウのせいよ。』
ワタシ
『そうね!!
日本人は、ワサビを食べるからツンツンしやすいのかしら??(人見知りさんが多いのかしら??)
きっとそうよね。
ワサビをたべるとツーーーーーンとするものね!!』
さあ!! アリスはどう返してくれるかな??
なぁんて、想像(妄想)しながら読んでいくのが大好きな『不思議の国のアリス』
もぉ、何十回読んだかな??
毎回不思議な発見があって楽しい♪
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Posted by ブクログ
ネタバレ退屈していたアリスは、チョッキを着た白ウサギを追いかけて穴の中へ。たどり着いた世界では、体が大きくなったり小さくなったり、不思議な生き物達がいたり、トランプの女王様とクローケーの競技をしたりするなど、それはそれはおかしな事ばかりが起こっていた。
以前アメリカのファンタジー作品の『オズの魔法使い』を読んだ事がありましたが、今回はイギリスのファンタジー作品が読めて嬉しいです。退屈していた時に、突然謎の白ウサギさんが現れて、穴に飛びこんだらどんどん落ちていって…。この発想がすごいと思いました。でも、これが世界名作劇場作品として放送されなかったのが残念です。こんなに世界的に有名な作品なのに、もったいな -
Posted by ブクログ
ネタバレ小さい頃に観ていたディズニー作品と原作とでは受ける印象や纏う雰囲気が微妙に違って面白かった。
夢の中にいる様な感覚。へんてこりんな会話の中に言葉遊びがたくさんあって面白い!(自然な翻訳に驚き!)でもそれが唯一無二な世界観を作ってるなと思ったし、チェシャ猫が文学や医療の比喩表現に使われているのを知って、不朽の名作だなと感じた....
へんてこりんすぎてスラスラ読めないけど魅力的なキャラクターばっかりで愛着が湧く!
「みんながよけいなおせっかいを焼かなければ世界は動くって!」
藪をつついて蛇を出す 的なことなのかな?
「鏡の国のアリス」の方も読んで他のキャラクターに会いに行きたいな...