ルイス・キャロルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ディズニーアニメで1番好きな不思議の国のアリス!
読むのは2回目。
1回目は"不思議"が多かったけど、2回目はキャラクターに対して愛おしさを感じて、朝読みながらほっこりした。(満員電車の中での少ない癒しだった)
アニメではチェシャ猫が好きだったけど、小説ではドードーが好きになった。指揮を執るドードー…、"これ"の説明が出来ないドードー…
訳者の後書きも面白い。あの不思議な世界で唯一"まとも?"なアリス。
言い回しはくどいけど、読みやすくて、薄くて持ち運びしやすいから、また頭の休憩用に読みたい!
追記
アニメ版で好きなお花が出るシーンは原作にはないのを初めて知った!あのシーンの言葉遊びがすきなんだけど、、、 -
Posted by ブクログ
«哲学と言葉遊びの世界へようこそ!»
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有名なアニメ映画版は見たことがあったものの、本では読んだことがなかったアリスの物語。青柳碧人先生の『浜村渚シリーズ』の2巻を読んで原作にアリスが九九を暗唱する場面があることを知り、原作はどんな話なのか気になって手に取ってみました。
読んでびっくり。アニメ映画版とはかなり違うではありませんか。
今回はそんな「小説」ならではの面白ポイントを(なるべくネタバレしないように)紹介します。
・とことん読者目線の冒険描写
アリスが白うさぎを追いかけて穴に落ちるところから不思議な世界の旅が始まるのはご存知の方も多いかと思いますが、その後アリスがどうなるかご存知でしょうか?
「ええと、確か落ちた先が不思議な部屋で……」
と思ったあなたは是非原作もチェックしてみてください。こちらのお話、某有名なお料理番組のように時間が早送りされないので、まるで読むRPGのようなワクワク感を味わうことができます。
・満載の言葉遊び
九九の他にも数学ネタが散りばめられているのかなと思っていたのですがそんなことはなく、有名な詩の替え歌や言葉遊びが沢山出てきました。(そうは言っても数学的なネタもちょこちょこ出てくるのはやはり数学者ならではだなとニヤッとしてしまいました。それから、哲学的な問いも沢山出てきて面白かったです。)他の方も、そして訳者の脇さんも書かれている通り、確かに元ネタを知らないとよく分からない部分や、英語版で読んだ方がもっと楽しいのだろうという部分もでてくるのですが、言葉遊びも脇さんが工夫して訳して下さっているので、日本語版でも楽しめました。
「へんてこりん」ではあるのですが、ただ不思議な国を冒険するだけでは無いのがこちらのお話。全く物語を知らない方はもちろんのこと、何となくあらすじを知っている方や、映画版をご覧になった方も、小説ならではの冒険に夢中になってしまうはずです。
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Posted by ブクログ
原作と同じ挿絵を使っているところが良い。妙に大人びていて気が強そうで、不機嫌そうな顔は多いけどアリスが笑ってる絵は一枚もない。異常な世界を冷静に見ていつも通りに振る舞う利口な子供、それが不思議を生む様を見事に描き表していると思う。この挿絵抜きでアリスは味わえない。
大人になるにつれ、この作品に描かれている不思議性は現実に普通にあるように思えてくる。それは恐らく、数学のように自由な思考で考えると、学校で習いもしないごく当たり前のことほど突き詰めれば深遠な謎があり、一方で日常の社会常識は突き詰めるとナンセンスな偏見ばかりだからだ。意識すれば不思議の国はどこにでもあるけど、ただのトランプのくせに!と言ったせいでトランプが襲いかかってきても目は覚めないという究極の不思議がある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれも何度手放しても買ってしまう本。
他のアリスも読んではみるが、ピンとこない。
結局、自分の中では矢川澄子翻訳版が一番しっくりくる。
例えば
88-89ページ
'Would you tell me, please, which way I ought to go from here?'
「あのう、わたくし、ここからどの道を行けばいいか、教えていただきたいんですけど」
'That depends a good deal on where you want to get to,' said the Cat.
「そりゃ、あんたがどこへ行きたいかによるわな」とネコのこたえだ。
'I don't much care where—' said Alice.
「どこだっていいんですけど──」
'Then it doesn't matter which way you go,' said the Cat.
「そんなら、どの道だってかまわんだろ」
'—so long as I get SOMEWHERE,' Alice added as an explanation.
'Oh, you're sure to do that,' said the Cat, 'if you only walk long enough.'
「──どっかへ行きつけさえすればね」アリスがいいそえると、ネコはネコで、
「あ、そりゃ行きつけらあ。ちゃんと歩きつづけて行きさえすりゃあね」
こんな具合(と、アリスを読むと言いたくなる笑
少し気取った言い回しと、他の翻訳にはしっかりと全文についてくる「と、アリス」「とネコ」の部分が省略されているのも読み易い。
「らしさ」を求めると、この翻訳が一番自分好み。