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鏡を通り抜けた向こうはチェスの国。おしゃべりする花や、ハンプティ・ダンプティ、ユニコーンたちに出会いながら、アリスは女王をめざします。おなじみ〈アリス〉の2つ目の物語。
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Posted by ブクログ
まさに夢の中の話 辻褄が合わなくても、話の成り行きがめちゃくちゃでもそれは夢の中の話なので楽しめる こんな夢を見てみたい
不思議の国も面白いですが、鏡の国も面白いです。一回読んでもう一度読み直すと面白さがわかる作品だと思います。現実逃避したい方にはおすすめです。
「不思議」よりもロジック色が強いです 相変わらず意味がわかりません 悔しいからきっとこれから何度も読むのでしょう
スコーンとか鶏むね肉とかパッサパサの食べ物が好きなので、白の女王様が測量の時にくれる途轍もなく乾いたビスケットのくだりを読むたびにおいしそうだなと思ってた
小さいころ、近くの本屋になくて取り寄せて貰って初めて買った本。 それがとっても嬉しかったんだよなぁ。 不思議な世界で、鏡って異様に神秘的で妖しくて怖い部分もあって、色んな興味や想像をかき立てるもので、鏡を触ったらそっちの世界にいけないかななんて考えたことがある人も多いんじゃないかな。 それをその...続きを読むまま書いてくれてるのがこの本で、読んでて楽しかったのを覚えてる。
鏡を通りぬけた先にあったのはチェスの国。前に進めば後ろに進み、丘が谷になり、古いものが新しいという鏡のような対称の世界だった。そこで出会った赤の女王に「白の女王になれ」と言われ、アリスは「女王」になるため“小川を渡った先にある八列目の枡”を目指すことになる。 おしゃべり好きの花たちや体がお菓子で出...続きを読む来た虫、ハンプティ・ダンプティなど登場人物は魅力的なものだらけ。強引で高慢な赤の女王・どこかとぼけた様子の白の女王は、ティム・バートン監督の映画を観た人ならつい重ねてしまうのではないでしょうか(超余談ですが劇中で白の女王を演じるアン・ハサウェイは可愛すぎます)。 この国では自然や時間や物理…あらゆる摂理が“あべこべ”でアリス自身も作中で混乱していますが、読者もかなり混乱します(笑)とにかく場面も会話の展開も登場人物も目まぐるしくコロコロと変わります。読み終わる頃にはどっと疲れていたのは私だけではないはず。 巻末の詩は華やかに、しかし幕の下がる一抹の寂しさを感じるように物語のラストを飾っています。 激しくも愉快な、どこか捻くれたワンダーランド。
鏡に映る姿は凸レンズと違い 上下をそのままとして左右のみ反転させている しかしその反転には気付きにくい もし気付ければ自分の反転している姿を見ることで 本来の自分を描き出せるし 世の中で出合ったモノを逆手に取り反面教師として 真理のカケラなりとも学び取ることを可能にしてくれる この本の作者はこの...続きを読む世の不思議な歪みの現象を皮肉って 物語に仕立て直していたのだろう 鋭い眼力である 140823 不思議の国もアリスの続編 マザーグースでお馴染みの登場人物の大方は 前作と同じだけれども トランプではなくチェスを舞台にして話が進む 鏡の中なのでアベコベな現象に振り回されながら アリスはポーンと言う歩からスタートして 無事に女王に成ってどんちゃん騒ぎの舞踏会で終わります 昔最初に不思議の国のアリスを読んだときは 支離滅裂な中に新鮮で哲学的なものを感じたのですが 今回はそれ程に引き込まれるものがありませんでした 言葉というのは約束事で成り立つ符号で その解釈はTPOで異なりお互いに立ち入れないものがある 従って既に十分抽象的なわけだけれども 人間はそれにも飽き足らず 支離滅裂をかき集めたようなモノを表して見たくなるのだろう 人の口の戸口は建てられぬと言われる無限性を 有限の枠にはめながら姿形を固定して表現するなど 所詮できないわけで それでもヤッてみないと気がすまないのが欲望という性なのか 最も夢の世界では常に垣根など作らずに 豹変しながら飛び回っているのだけれど・・
本気で難しい‼ ほんとは5こにしたかったけど、理解できなかったとこも多々あって、悔しいから☆4つ笑 アリスまじ研究したいよぉ。
『不思議~』にある不思議な勢い、というものはなくなって、その代わりに数段練られていておはなしとして成立するようにできあがっています。 で、後書きにあるように不思議で楽しい話にもかかわらず全体に寂寥感が漂っています。 その混ざり具合からか子供子供していた前作のアリスから幾分か成長している雰囲気にも感じ...続きを読むられるような気もしたり。
チェスのルールを勉強したいと思いました。てか猫出てほしかった…。 いや、ダイナとかでなくてチェシャ猫の方。 あと、アリスは原文を読んでこそ笑える作品だと思います。いつか読みたい…。
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