宮本輝のレビュー一覧

  • 地の星―流転の海 第二部―(新潮文庫)

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    後書きで北上次郎さんが主人公松坂熊吾について記述して言い得ているのでメモする。『やくざも恐れぬ獰猛さを持ちながら涙もろく、事業の才覚は鋭いくせに自ら進んで人に騙されるお人好し。さしたる学歴はもたないのに古今東西の書を引用し、妻を愛しながら次々に愛人を作り、さらに嫉妬深く、真摯で、知的で、ひとことで言えば、野放図ないかさま師』

    田舎に引きこもったので物語としては静かなものになるかと思ったら、増田伊佐男というヤクザが彼の邪魔をするし、横領した井草を尋ねたり、ダンスホールをつくったり、選挙参謀をしたりいそがしい。動くたびに周囲の人が亡くなっていく。

    松坂熊吾の造形がとにかくスゴイのだが、出てくる人物、事件、風景とも魅力的で細かく小説家見てきたような嘘をつきの嘘のクオリティがとにかく高い。なんというリアリティ。

    『いなかというところは、保守性とか閉鎖性などという言葉でひとくくりにしてしまえない底意地の悪さがうごめいている。思いも寄らぬ陰湿な噂話はたちまちひろまるが、耳に痛い真実は頑固に拒否し、つねに数の多いほうに味方し、体制におもねり、権威に平伏し、人々の顔と腹はいつも異なる。熊吾は、四国の辺鄙な地にある己の郷里を決して愛していなかった。それどころか、ほとんど憎悪していたと言ってもよかった。』

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    2019年01月05日
  • 満月の道―流転の海 第七部―(新潮文庫)

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    読者としても、もはや引くに引けないお付き合いとなる長編。

    宮本輝は自身の生い立ちや経験をなんども作品化している。名前や設定は変えつつもこれまで他の作品で描かれてきた主題がじっくりと描かれている。これは「重複に対する批判」ではなく逆にファンとしては嬉しいことなのだ。筆者の、繰り返してきた年輪と成熟が大樹の中に流れる生命の音を静かに奏でる音に、旅人はただその傍らにたたずみ、時折耳をそばだててその流転する血潮に包まれるだけ。無事完結を祈る作品の一つ。

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    2018年12月15日
  • 森のなかの海(上)

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    この作家の作品はハズレがあまりない。阪神大震災で夫の不倫が義母も公認の仲で震災と夫の裏切りで精神的に追い詰められていくのかと思いきや、家族や昔からの付き合いがある老婆などの様々な出来事に流されながらも自分の意思を持ちながらも流されていく。
    不幸をバネに幸せとは思っていないかも知れないけどやりがいもある充実した日々を送っていく。

    お金の心配がないのは羨ましい限りだ。

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    2018年12月02日
  • 人間の幸福

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    著者の作品は、よく読んでいますが、殺人が絡む推理小説は珍しく読みました。読み終わって感じたことは、やはり今までの作品のように人間の罪深さ奥深さが、書かれていました。主人公が自分でも気づかなかった一面を知り愕然とする場面。自分では意図せずに異性を惑わせてしまう女性の恐ろしさ、男達の愚かさ。読みごたえありました。

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    2018年12月02日
  • 青が散る(下)

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    中盤でテニスの試合を長々と展開する場面は中だるみがあったけれど、見所と言うべきなのだろうか、場面場面で情景がみるみる浮かび心震わされた。それは全体にも言えたし、主人公の試合でのメンタルや日常の精神的な青さ、青春が散ると自覚ラストシーン。見事な物語だったと思う。
    そして残るなんとも言えない悲しさ。喪失感。

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    2018年10月11日
  • 三十光年の星たち(上)

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    今は廃れた修行という言葉だが、この本を読むとこの古い修行というものに憧れを感じる。自分には30年という時間は残されていないが、これからでも何かひとつ取り組んでみたいという気にさせられた。

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    2018年10月04日
  • 星宿海への道

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    久しぶりに凄い小説を読んだ気がする。
    実はスケールが非常にに大きくて深い。

    ウイグル族とのつながりが気になっていたが、なるほどなあ。

    尾道が好きで二度行ったが、やはり日帰りではなく、時間をかけて島まで渡ってみる必要があるなあ。

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    2018年08月27日
  • 田園発 港行き自転車 上

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    ネタバレ

    宮本輝の長編小説は、やはりいい‼️

    人間の性(サガ)とそれによるやるせない展開がありつつも、人の深いところでの良心を信じる人々の思いが詰まったストーリー。

    下巻を早く読みたい。

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    2018年05月06日
  • 愉楽の園

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    もう30年近く前に1年間過ごしたタイ。
    匂いや湿気、喧騒とか一気に蘇ってきて
    息苦しくなる様な小説だった。

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    2018年05月02日
  • 田園発 港行き自転車 下

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    宮本さんの初期あたりの作品が好きで。その流れで以降の作品も主だったもの読んでると思うけどなんか気持ちがグッとくる回数が減ってたような、じぶん。そんなんやから今回もあまり期待せずに。3?4ブロックくらいの人物たちが同じタイミングに向かって話しが進む。そのスタイルが宮本さんには新鮮なような気がしたのもあったせいかな…で なんか宮本さん独自のものがじんわりじんわりと。人物に基本悪が存在してなかったからでしょうか。まぁ社長で父親の彼がゆるい男だったから始まったようなお話しなんだけど。でもそれも共感できたんすよね。読んでよかったです。

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    2018年04月23日
  • 田園発 港行き自転車 下

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    優しい気持ちになった。
    心の綺麗な人の物語は、読む人の気持ちも清々しくさせてくれる。
    自転車が欲しくなった。

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    2018年04月15日
  • 星々の悲しみ

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     表題作を含む全7作品からなる短編小説集。物語の多くは若者を主人公とし、青春時代に関わった人たちとの微妙な心理・感情を描いています。
     子どもでも大人でもない、もしくは子どもから大人になろうとしている主人公たちの目線を通して、生と死から感じられる残酷さ、若者から見た大人の性事情、奇妙な癖や趣味を持った人に接したときの不気味さなどをとても丁寧な筆致で感じられました。ものすごく重たいわけでもなく、かといって空虚なわけでもない、なんとも感慨深い内容です。
     ここ10ヶ月ほどをかけて、この短編集をじっくり2回読みました。1回読み終わった時点ではなにかわかったような、それでいてなにもわかっていないような、不思議な感覚でした。巻末の解説を読んで「ああ、そういうことだったのか」と納得したところもありましたが、2回目を読み終わったときには再び頭の中でさ迷っていました。簡単に理解してはいけないようにも思えましたし、それでも軽く受け止めないとこちらの心が壊されそうにもなりました。それくらい私にとっては衝撃的な一冊です。
     純文学とはなにかとか、この短編小説集を完全に理解したのかと聞かれるとうまく答えられませんが、少し時間を置いてからまた読み直したいと思えました。

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    2018年03月02日
  • 骸骨ビルの庭(下)

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    骸骨ビルと言う場所の意味、阿部轍正の存在、そして茂木泰造の思い。終わりに向けて動き出す…。

    パパちゃんに対し周囲からは邪推され陰口を叩かれる中、自己保身しか考えていなかった役所が子供たちを引き取りたいと言ってきた時に、彼が言った言葉。
    「人間としての誇りは捨てんが、小さな自尊心なんていつでも捨てるで」

    これもパパちゃん。
    「人間はその根本の部分に必ず何等かの癖を隠しているものだ。…つらい苦しいことからは逃げるという癖を持つ人間もいる。そのときどきの気分で表情や態度が変わるという癖を持つ人間もいる。…そのことをしっかりと自覚しろ。」
    私に言われているようだ。

    ヴィクトル・フランクル「意味への意志」からの引用。
    「――われわれは他者の人生に意味を与えることはできません――われわれが彼に与えることのできるもの、人生の旅の餞として彼に与えることのできるもの、それはただひとつ、実例、つまりわれわれのまるごとの存在という実例だけであります。というのは、人間の苦悩、人間の人生の究極的意味への問いに対しては、もはや知的な答えはあり得ず、ただ実存的な答えしかあり得ないからです。われわれは言葉で答えるのではなく、われわれの現存在そのものが答えなのです。――」
    フランクルの「夜と霧」も考えさせる言葉が多く、勉強になったなあ。この本も読んでみよ。


    終わりは静かな感じだったが、充足感の得られる内容であった。
    宮本輝さんの本は初めてだった。他の本も読んでみたい。

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    2017年12月23日
  • 骸骨ビルの庭(上)

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    四十七歳でサラリーマンをやめ、第二の人生に向けてある仕事に就いた八木沢省三郎。その仕事は土地開発会社で、大阪に戦前からあるビルに住んでいる人々を荒立てず、穏やかに転居をさせると言うものであった。

    そのビルは、妻のある男が建てその夫婦の死後、男の愛人の子・杉山轍正が相続したものであった。彼がフィリピン群島にて戦争を生き延び、ビルで住み始めた時、そこには戦争により孤児となった姉弟が入り込み、何とかその生を繋ぐように日々を生きていた。彼はパパちゃんと呼ばれながら、長短ありながらも四十人以上もの孤児を、病気で生家からでざるをえなかった茂木と共に育てていった。
    だが、一人の孤児の裏切りにより、世間に批判される中で心筋梗塞で死亡する。パパちゃんにかけられた冤罪をとき、世間に知ってもらうべく、茂木やかつての孤児たちは動き、ビルに居住や仕事場を設けているのだった。彼らに対し、八木沢は…。

    主人公が大学で師事した、中国古典文学の老教授の言葉。
    「優れた師を持たない人生には無為な徒労が待っている。なぜなら、絶えず揺れ動く我儘で横着で臆病で倣慢な我が心を師とするしかないからだ。」
    先生だけじゃなく、先輩とか友達、同僚にも当てはめられるなあと。様々な師によって、良い人生に導かれている。

    骸骨ビルに住むナナちゃん(本名小田勇策、男、でも心は女の美人、43歳)が、おかまバーのママに言われた言葉。
    「自分を磨け、磨くのは、見映えと脳味噌だ、…私たちお化けは頭を磨かなきゃどうにもならない。見映えってのは、目鼻のつき具合とは別の問題だ。」
    私も感じ入る言葉でした。

    パパちゃんが、孤児だった高校生の、人間は何のために生まれてきたのかと言う質問に対して即答・断言した言葉。
    「自分と縁する人たちに歓びや幸福をもたらすために生まれてきたのだ」
    ここに書いた文だけだと、ありふれたものだけど、そこまでの物語で描かれたパパちゃんや孤児を思うと、あらためて考えさせられる。


    心に響く言葉や人物の生きざまが描かれていて、引き込まれる作品。
    まだ、下巻が残っている。最後どうなるのか、楽しみ。

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    2017年12月23日
  • 骸骨ビルの庭(下)

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    とても面白かった。初めて読んだ宮本輝作品。十三を舞台にして戦後を描く。登場人物の置かれた状況は大変だが、それを不幸自慢にしないところがいい。事実と虚構を混ぜて効果的に伝えるということにこの作品は成功している。生臭くないがリアルに思える。そう感じることの出来る作品だったと思う。後半、物語世界が閉じてしまうのが残念に思えるくらい。どっちを先の読もうか迷った「道頓堀川」も楽しく読めそうだ。芥川賞選考委員の、これが模範解答とでもいえるようなそういう感じがしたかな。

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    2017年12月18日
  • 骸骨ビルの庭(下)

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    ビルの住人の戦後の話は、まだまだ続く。そして、成人に達してからの住人の日頃の生活、性質などが少しずつ明らかになっていく。
    父親代わり、母親代わりの二人が住人の戦災孤児の精神構造構築に与えた影響のすごさが描かれている。
    そして、除却するための条件について、色んな思惑が語られる。
    濡れ衣を着せられた父親代わりの人間性も、少しずつ明らかにされ、また、母親代わりのもう一方の主人公の心の奥底のことも次第にわかってくる。
    最終段階に至るまでの関係者の行動・思いが作者のすばらしいタッチで描かれていた。
    関わった人間の99%は、納得いく形でこの物語は終わる。
    世の中で生じる様々な現象、100%すての人間が納得して終わるということない。
    しかしながら、人間として大切な価値観は十分守られ、ストーリーは終結するという形でこの物語は終わった。
    読み終わって、なんとも言えない爽やかさが残るというのは、宮本輝さんの小説感によるのだろう。

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    2017年11月16日
  • 骸骨ビルの庭(上)

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    大阪の十三というところに戦前から建っていた堅牢でイワクありげな建物「骸骨ビル」の除却という業務に、ひょんなことから関わった主人公が、様々な人間模様、それも戦前戦後のどさくさで、好むと好まざるに関わらず、悲壮的な宿命を負った戦災孤児の人間模様を絡めながら、話は、読者を引き込んでしまいます。
    人間置かれた環境で、様々な職業につかざるを得ない、インフォーマルな世界を作者独特のタッチで書き進む。
    主要な登場人物がこのビルの歴史的に背負った背景を語っていくというスタイルだ。
    そして、除却を請け負った主人公の心の動くも同時進行で描かれていく。
    そして、下巻へと続いていこのである。

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    2017年11月16日
  • いのちの姿 完全版

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    「小説は書き出し、随筆は最後の一行」と言われる。作家生活43年、著作も100冊を超える作家ともなると、この要諦を縦横に使い、随筆の形を借りた小説、あるいは小説の器の中に随筆を盛り込むといった芸当ができるんだなぁと陶然としながら読み了えた。あとがきにこんな文章を寄せている。「『これ以上書くと創作の領域に至る…』という、ぎりぎりの分水嶺あたりをうろつきながらエッセイというジャンルを超える企みを貫くことができた。」本書はまさしくこの一文に集約される。

    異父兄の存在を知り、後年密かに兄を訪ねていく話、27歳の時に突如襲われたパニック症候群によりサラリーマンを辞め、小説家になろうと決意に至った話、シルクロードやドナウ河の長期に亘る取材の中での交流と邂逅…、これまでの人生の歩みで得た「経験値の引き出し」をひとつずつ開け、その中のエピソードにまた別のエピソード加えたり、掛けたりしながら小説に反映してきたことを語る。

    秋の夜長、読書の愉しさを玩昧できる、もってこいの一冊。

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    2017年11月07日
  • 彗星物語

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    クスッ(笑)とウルッ(涙)が交互にやって来る忙しい(いい意味で☆)物語。素晴らしい本に出会えました。

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    2017年10月31日
  • 骸骨ビルの庭(上)

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    広い意味での戦災孤児と、それを育てた二人の男を巻き込んだ事件を、平成の世にヤギショウの聞き語りで進む物語は、初っ端から怪しい雰囲気を醸し出しながら進んでいく。ヤギショウは標準語、骸骨ビルの住人は大阪弁。彼らの語りを慣れない関西弁のイントネーションで読み進めるのは大変だ(笑)さて、ヤギショウと彼の親族は無事でいられるのか? 下巻へ突入だ!

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    2017年09月06日