片田珠美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子どものことで悩んでカウンセリングを受けては、結局親の話をしてしまう。でも、もう娘にとってのいいおばあちゃんになってくれたから、もう過去のことはいいんです、先生と話せてすっきりしましたと、終わらせてきた。
許さなくてもいいんだ、と目から鱗が落ちる思いだった。親を許せないと思う自分を許す、そんな風に思ったことがなかった。無理に許そうとしていると症状が悪化する、これも心当たりがありすぎる。そういえばお盆に実家に帰った後、それまであんなに楽しく夏休みを子どもと過ごしていたのに、途端に起き上がれなくなった。そのあと子どもも不調になった。子どもが不調になれば、また私は悩みだして不調になる。
攻撃者との同一視。自分が辛い思いをした体験を他の誰かに味わせることでしかその体験を乗り越えられない。私はそれをしてる。でもやめる。そのために勉強してるんだから。 -
Posted by ブクログ
「羨望は他人の幸福が我慢できない怒りであり、嫉妬は自分の幸福を奪われるのではないかという喪失不安だ」p.138
羨望=嫉妬だと思っていたので、少し意外でしたが、確かにとも思います。
私の話をします。
職場に遅刻・欠勤の多い人がいて、その反面、私の仕事も残業も多くなったことがありました。
私は、自分がその人を憎悪しているのだと思っていました。
抑えようとしてはいても、態度に出てしまったこともありました。
この感情を羨望というのですね。
今回は、自分が「職場を腐らせる人」になっていないかと思い、この本を取りました。
その構造的要因は、①平等幻想、②渦巻く不安と怒り、③「自己愛過剰社会」とされていて(p.145)、私の場合は①が強いものの、②③も当てはまる部分はあります。
「人間の性格は遅くとも18歳を過ぎると本質的には変わらない」p.155
自らの脳と心を、何とかなだめすかせるようにならなければいけませんね。 -
Posted by ブクログ
この本を読んで、「あるある、、」と納得できる箇所が殆ど、、
自分も正にこの手の「職場を腐らせる人」に直面していて、片田さんの本書見つけて思わず手に取りました。
困っているのは、自分の正義感や完璧主義を振り回して、気に入らない目下の社員を徹底的にチェクしまくり、粗探しして「なぜ、あんたは何度言っても、私の言われたとおりにできないの?」と攻撃してくるパターンです。
自分は正しいことをしていると思っているので、人の話は聞き入れてくれません。
片田さんの見解でも、このような人自身を変えることは出来ないようですね、、、
反面「じゃ、自分はこんな事になっていないだろうか?」と自分自身を振り返るきっかけにもなりました。
時代の変化、常識の変化、周囲との調和を上手に感じて、「変われる自分」でありたいと思います。 -
Posted by ブクログ
プライドが高い人は健全な自尊心を保てない人である。目の前の現実を受け入れられず、自己愛的イメージと現実のギャップに直面するとすぐに傷つき、落ち込むのである。
プライドが高く、自分は特別だと考えている人は協調性がないと批判される。自分は特別だという特権意識が強いと他人を見下し、攻撃的な態度をとることがある。
プライドが高い人はとにかく褒めてもらいたいものである。ただし本人はおべっかと本心からの賞賛を見分ける達人であることがよくあるため、厄介である。
プライドが高い人は自分は重要な人間であり、特別な配慮に値すると勘違いしているため、他人のミスや遅刻など些細なことに激昂しがちである。
プライドが高い人間に自分がならないためにどうすべきか。
①自分を知る
自分を客観視できていないことが多い。そのため思い込みが強く、視野が狭くなりがちである。自分を知るとは即ち自分の能力と限界である。そして他人の目に自身がどのように映っているかをある程度知っておく必要がある。このためには他人の話をよく聞くことが大事だ。助言や他人の意見を求めることも良い。全部を身につける必要はないが、多くの人の意見に耳を傾ける姿勢は必要である。
②感情を否認しない。
プライドが高い人は自己の感情を否認しがちである。自己愛の傷つきから身を守るために自分自身の気持ちにウソを付くこともある。これは体面を保つことがその理由であるが、こういった嫉妬や妬み、屈辱感などの感情の否認を続けると歪んだ形で表に出てくることがある。即ちキレるのである。これを防ぐためには感情を溜め込まないよう小出しにする必要があり、そのために自身の感情を言葉で伝える練習が必要になる。特に怒りや悔しさは自分がうまくいっていない状況にあることの表れであるため、これをきちんと言葉にすることができれば相手に対してキレずに済むはずである。考えや要求をきちんと言葉で伝えるのが大事なのである。これには練習が必要だ。ただしプライドが高い人ほど自分の考えや要求を言葉で表現するのをためらう傾向にある。うまく伝えられないと欲求不満を募らせやすい。やはり相手に対して伝える練習をしていくことが大事だ。
③自分の弱点を知る
プライドが高いと自身の間違いや失敗、無知、経験不足などの弱点をなかなか認められなくなる。
そうならないためには自分は完璧ではなく、知らないこともある時には間違う人間であることを受け入れる必要がある。
④失敗はつきものと考える
人間である以上失敗はつきものだし、それに対してどう対応するか考えたほうが得である。自分も他人も失敗する生き物であると考えなければならない。失敗を乗り越える経験が自己研鑽へと繋がる。
⑤地道な努力の積み重ねで自尊心を保つ
あなたが今いる場所で地道な努力を続けて自然に認められるようになるのが、プライドが高くて迷惑な人にならないための最善の方法なのである。
自分がプライドが高くて迷惑な人にならないためには、自身の考えを言語化でき、今の仕事で真摯に経験を積んでいく姿勢が求められる。