片田珠美のレビュー一覧

  • 自分のついた嘘を真実だと思い込む人

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    精神科医みたいだから、もっと専門的に分析してくれているのかと思ったら、そうでもなかった。
    自分のついた嘘を真実だと思い込む人の代表例としてSTAP細胞騒動の小保方さんを紹介している。なぜあのような虚言を言うことができたかというと、それを信じてしまう一定の人(イネイブラー)がまわりにいるからという環境的な要因が挙げられる。そして嘘をつき続けているうちに本人も虚構と現実の区別がつかなくなってしまうようだ。でもその精神構造というか、思考傾向というか、内発的な要因がさっぱりわからない。それが知りたかったのに。
    確かに小保方さんのことは自分も最初は信じたけど、あれは小保方さんを信じたというより理研とい

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    2017年08月15日
  • プライドが高くて迷惑な人

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    生きてく上で色んな考えや、価値観の人達がいるのは当たり前
    それに一つ一つ気にしていたらキリがないと
    考えさせられました。

    そして自分自信も周りに迷惑をかけてないか
    など振り返る事もでき良かったです。

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    2015年08月08日
  • 「自分が絶対正しい!」と思っている人に振り回されない方法

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    利得型、自己愛型、否認型の3つの「絶対に自分が正しいタイプ」についてなるほどと思った。
    他人だけでなく、自分がムキになっている場合にもこのどれかに当てはまっているなと感じた。

    そういう人と接するために書かれたパートもあるが、
    記述が少し物足りなく感じた。
    最初のタイプの説明などが納得感が高かっただけに少し残念。

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    2015年05月19日
  • プライドが高くて迷惑な人

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    私も、「本題とは直接関係ない話や質問を」してしまうことがあるなあと反省しました。「自分の関心や思いつきが最優先されて当然だと思いこんで」いる証拠のようです。あるいは、「議論の対象が明確に」されていない話し合いの場であるとき特に私のような人間が目出つようなので、話し合いの場で取り上げることを開始前に共有することが大事でした。いずれにしても、「他人の話を聞く」こと、「切り捨ててもかまわないと判断したものを聞き流せる」こと、そのためにも「できるだけ多くの人の声に耳を傾けることが必要」であることをよくよく理解しておきたいと思います。

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    2015年04月04日
  • プライドが高くて迷惑な人

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    MBA 親会社 ディフェンス 幼児的な万能感を引きずったまま成長する子供 子供に代理戦争させることによって自己実現を図ろうとしている 空想するのは不満な人間だけである コンプレックス商法 暴君と弱者 ハッピードラッグ 羨望 ラ・ロシュフコー では、自分の何を知るのか?まず、何よりも現在の自分の能力と、その限界である。 身の程知らず 逆説的な言い方だが、他人の意見や助言を選り分けて、切り捨てても構わないと判断したものを聞き流せるようになるためにこそ、できるだけ多くの人の声に耳を傾けることが必要なのである。 自分自身の弱点や限界から目を背けたままだったら、自分自身への過大評価を修正できないので、自

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    2015年04月14日
  • プライドが高くて迷惑な人

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    あー自分もこういう部類に入るよなあと思い、本屋で目に入ったので購入。まあこの本の中に載ってる例に挙げられた人物より断然マシやとは思うけど、気をつけなあかんなと実感。。。
    もうちょっと対処法がいろいろ載ってるのかと思ったけど、そうでもなかった。

    こういうプライド高い人いるけど、戦おうとか何か言ってやろうとかは思わない。もうほっとこう、相手してくれる人にしてもらえば?みたいな感じ。相手してくれる人がいるから私は助かってるっていうのもあるけど。
    自己肯定感が高いのはいいことやけど、高すぎるとダメ。一番大事なのは自分やけど、他人のことを思いやる気持ちも大事。そのバランスが崩れると嫌な奴になってしまう

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    2014年12月06日
  • プライドが高くて迷惑な人

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    さくさくと読める内容。
    本を開く前「自分も迷惑な人かも...」
    なんて不安になってみたり。

    学生の頃は何でも1番で居たくて
    人前では勉強とか
    練習とかしてなかったけど影では必死で。
    特権意識型だったのかな?
    今では、その努力が
    すごくアホらしく感じます。

    ラ・ロシュフコーの言葉
    すべて、すごく気に入りました。

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    2017年01月16日
  • プライドが高くて迷惑な人

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    特別扱いされて当然、と思い込む人たち。幼児的な万能感を許す親や消費社会で生まれる。被害が少なくて済む対応方法。自戒のチェックポイント。

    科学的、根本的というより、世の中あるあるレベル、ため息つきつつの経験談。

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    2015年08月29日
  • 一億総ガキ社会~「成熟拒否」という病~

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    なかなか評価が難しい。
    前半は最近話題の事例等も交えて理解しやすいのだが、後半は冗長というか少し難解になってくる。
    問題は明確なのだが、どう解決していくのかまで踏み込めていない。
    解決方法はない、あきらめろということかな。

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    2014年11月08日
  • プライドが高くて迷惑な人

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    もしかしたら私が…という疑念が拭い去れないので、対策として購入。
    何となく対処法が見えてきました。
    自分対策ではないのが本音ですが…
    もしかして、彼が?(・・?)

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    2015年02月23日
  • なぜ、「怒る」のをやめられないのか~「怒り恐怖症」と受動的攻撃~

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    20140821

    人間とは、ワガママで勝手な生物だと言うことを、コンコンと説明している。

    色々な「怒り」を紹介してある。
    こんなことで怒る人いるんだ、と感じた。
    とは言いつつも、私も怒って損している人間だ。

    怒りの発散方法、対処法が至極少ない。

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    2014年08月21日
  • 一億総ガキ社会~「成熟拒否」という病~

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    著者は、精神科医であり、精神分析を学んだ経験を活かし、臨床事例と合わせ多数の著書をだしている。

    内容的には、以下の3点について論じている。

    1.ひきこもり、登校拒否、出社拒否に象徴される現代人の打たれ弱さ。
    2.モンスターペアレントなど、他責傾向の強い人々。
    3.ドラック、酒などの依存症。

    これらが急増している背景には、「対象喪失」を受け入れられない=大人になれない人々の増加が原因であり、「対象喪失」を直視し、乗り越えてゆかねばならない。

    この本を読んでいると、説得力があり筋が通っているように思える。
    しかし、内容を細かく見ていると、肝心な部分で客観的なデータが示されておらず、結果から

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    2013年09月10日
  • 無差別殺人の精神分析

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    アメリカの犯罪学者レヴィンとフォックスが「大量殺人の心理・社会的分析」の中で、挙げた大量殺人を引き起こす6つの要因
    (A)素因
    1、長期間にわたる欲求不満
    2、他責的傾向
    (B)促進要因
    3、破滅的な喪失
    4、外部のきっかけ
    (C)容易にする要因
    5、社会的・心理的な孤立
    6、大量破壊のための武器の入手
    を国内・国外の6つの事例にあてはめて検討し、こうした惨劇を繰り返さないために何ができるのか思考した本。

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    2013年01月11日
  • 一億総ガキ社会~「成熟拒否」という病~

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    乱暴なタイトルで自己満足的な展開になるのかと思ったが、実は精神科医によるキチンとした分析本。
    キャッチーなタイトルも善し悪しあるな。

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    2012年05月04日
  • 一億総ガキ社会~「成熟拒否」という病~

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    ネタバレ

    「打たれ弱さ」「他責的傾向」「依存症」という三つの問題の根源に横たわるのは同じ病理であるとして、「成熟拒否」の人々、「対象喪失」をきちんと受け止められない人々が増えているという近年の社会現象を、精神科医の立場から読み解いた一冊。このような社会を「一億総ガキ社会」とばっさり切り裂く著者についても興味が湧いた。

    (要旨)
    著者(精神科医)が最近の臨床現場で感じている、三つの特徴的な傾向がある――1.ひきこもりの増加にみる打たれ弱さ、2.何でも他人のせいにして切り抜けようとする他責的傾向、3.覚せい剤や合法麻薬などにすがる依存症の増加……。これからの根源に横たわるのは、実は同じ病理である――いずれ

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    2012年02月26日
  • 無差別殺人の精神分析

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    秋葉原、池袋、池田小学校、コンバロン大学などで起きた
    無差別大量殺人事件の犯人の、犯行までの精神を分析。
    「他責的傾向」という言葉がポイント。
    現代には被告人等の様な事件を起こすまでの
    6つの要因を満たす者は少なくない。
    ではなぜ彼らは殺人鬼となったのか。
    なぜ多くの人は殺人を犯さないか。
    ある人が「人を殺すには才能がいる」と言っていた。
    いくら殺人鬼になる要因を持っていたとしても、本人に殺しの才能がなければ、犯行に及ぶことなど到底無理なのだ、と。
    殺人鬼たちを支持する人間は、その才能に惹かれているのだろうか。
    無茶苦茶な見解だと思うが、一理あるのかもしれないなあ。

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    2011年11月17日
  • 一億総ガキ社会~「成熟拒否」という病~

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    この本を読んだのは、何を隠そう、自分がガキ過ぎて嫌気がさしたから。どうにかして大人になりたい。。と。

    いかに、完璧な自分なんていうものはない、というものを自覚し、失敗や挫折や喪失を受け入れるか、ということ。自分が失敗してもいいんだ、ということ。傷つくことを受け入れる強さを持つこと。

    本当の意味で挑戦していこうと思った。恥ずかしくたっていいじゃないか!

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    2011年04月27日
  • 無差別殺人の精神分析

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    特に目新しい情報は得られなかったけど、成熟拒否社会、被愛妄想、自己投影、他責的であるという共通点など読んでためになった部分も多くある。

    秋葉原事件なども取り扱っている比較的新しい本です。

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    2010年09月20日
  • 無差別殺人の精神分析

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    実はこの本を読んで 無差別殺人の心理とかではなく殺人に占める男性の割合連続殺人に占める男性の割合無差別殺人に占める男性の割合にびっくりしました殺すのは 男なんだと。

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    2011年09月20日