【感想・ネタバレ】嫉妬をとめられない人(小学館新書)のレビュー

あらすじ

嫉妬深くて攻撃的な人に、どう対処すべきか。

「以前は仲の良かった同僚が、最近は口をきいてくれない」
「なぜか自分にだけ、激しく攻撃してくる先輩がいる」
「成果を上げているのに職場で孤立していると感じる」

こんなふうに感じたら、あなたのすぐそばにいる、“他人への嫉妬がとめられない人”が何か企みをめぐらせているせいかもしれません。
精神科医である著者は、「嫉妬は、自分の立場を脅かしかねない者に抱きやすく、閉鎖的な人間関係で起こりやすく、近い関係であるほど激化しやすい」と述べています。あなたに攻撃的だったり、冷淡であったりする人が当てはまっていたら、危険です。

それでは、嫉妬されないためにはどうすればいいのか、嫉妬深い人に攻撃されたらどう対処すべきか、本書で詳しく解説します。

また、あなた自身が嫉妬心を抱いてしまったらどうすべきかについても、著者自身の経験を交えて、方法を明かします。

さらに、実在の科学者や経営者、芸能人などが関係するいくつかのケースを取り上げて分析し、嫉妬深い人がどういう人で、どんな影響を周囲に及ぼすか、詳細に説明します。
どんな人も逃れられない嫉妬の感情。その正体を知れば、「不測の事態」も回避できるはずです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

実際にニュースになった事例を基に分析していて、読みやすい。もともと性善説の持ち主ではないので特に驚くこともなく、むしろ妙に納得しながら読んでいます。
本のテーマは嫉妬ですが人の心は複雑であること、自分にも醜い部分があることを否定せずに、素直に受け入れて、そのうえで社会生活を円滑に送っていけばいいのではないかと思います。

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2019年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

嫉妬しやすい人、他人の嫉妬からの身の守り方、自分が嫉妬する側になったら、嫉妬との付き合い方、嫉妬案件例示、など。わかりやすく読みやすかった。

己に満足できない人が他者の名声などに嫉妬する。
他人は他人、自分は自分、他人と比較せず、人それぞれだと割り切り、驕らず謙虚に、自らを高めることに集中していれば、嫉妬のような感情が自分の中に起こることはないだろう。もしそういうことになっても日頃のこうした心がけが嫉妬に感情を抑えてくれるだろう。
そういうことだろう。

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2021年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事例を示しながら嫉妬について紐解く。加害者・被害者どっちの立場でもアドバイスあり。筆者本人が嫉妬する側として苦しんだ事例もあり。面白かった。
・あえて自分を忙しく追い込むことも、嫉妬を激化させない効果あり
・地域の活動や趣味の活動など、意識的に仕事以外のつながりを持つ

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2018年01月17日

Posted by ブクログ

期待していた内容とはだいぶ違ったものかなり面白い。文章のテンポが良く、どことなくワイドショー的な内容でこれはこれでなかなかいい。気がついたら最終章まで一気に読んでしまいました。

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2017年11月07日

Posted by ブクログ

人間の本性にある嫉妬ほどみっともなく恐ろしいものはない。なんか変と感じたら、嫉妬しやすい人をよく分析してその場所からなるべく離れること。自身の幸福こそ最大の復讐。足を引っ張る人間に付き合う必要はないのだから。

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2015年10月11日

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