片田珠美のレビュー一覧
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内容に繰り返しが多いと感じたものの、読み飛ばしたくなるほどでもないし、埋め草でもないのであえて気にするほどでもないと思う。ただし「書きたいことが100あって削って10にしました」というわけではないと感じたので不満は残った。
内容はちょうどいい硬さでこれは良い点だし、内容もなかなかなのですが、やはりロジックとファクトが見えにくい点でマイナスに見えてしまうのは、フロイトの限界なのかと思えてくる。フロイトとかラカンという時点で「そういう筋の方ですね」という読者なら良いのだけど、そうでない読者には?なのは理解できる(が同意はしない)。
ただし例えば「なぜ嘘つきは増えたのか?」とあるが、その増えたと -
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正義って、いつでも歪んでるんだと思うけど…
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自分が正義だと思ってとんでもないことをする人たちがいる。大量殺人だったり、詐欺まがいのことだったり、あるいはtwitterで他者を攻撃する政治家だったり。
なにゆえ正義と思うのか、そして正義というやっかいな柱が、どんな暴走を起こすのか。そういうメカニズムは、読むとそれなりにわかる。なるほどそうやってどこかで抜かないと、ダメになってしまうわけですか。
わかるのだけど、これを攻撃することもまた、何かの正義をもって他者を攻撃することになってしまわないのかな、と弱気になったりもする。誰かにとって赤信号は、誰かにとって青信号だったりするよう -
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教師も同じ!!(自戒を込めて) ・ヒュブリスシンドローム?イソップ寓話から出た物語。
『戦争と傲慢』から出来た作品であるが、神々が結婚した後にヒュブリス(傲慢)だけが残っていた。ヒュブリスは絶世の美女ゆえに相手がいなかったが残った神ポレモス(戦争)はベタ惚れで行く先々についていった。
ヒュブリス(傲慢)の後にポレモス(戦争)が起こることから、ヒュブリスシンドローム=傲慢の後には揉め事が起こるとされた。
「傲慢性症候群は同じ地位にいると次第に謙虚さを忘れて、偉くなるある種の人格性障害と考えると良い。」
・しつけや教育の目的は快感原則を現実原則に変えるところにある。
・イネイ -
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オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群
2016/6/20 著:片田珠美
傲慢な人は、「過去の栄光」をよすがにして、現在の自分を課題評価していることが多い。目の前の現実をきちんと認識できず、現実否認に陥ることもある。そうなると一層、「過去の栄光」を持ち出さずにはいられず、悪循環に陥りやすい。
本書の構成は以下の7章から成る。
①傲慢症候群とは
②今日も隣にいる「オレ様」族
③暴走する人に共通する素地
④悪の芽を育てる最適環境
⑤個人にとどまらない恐怖の被害実態
⑥あなた自身がつぶされないために
⑦気が付けば予備軍かもしれない
本書のような類の本を読むときはそれに対処するためと自分がそ -
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■はじめに
怒らないこと、感情を表に出さないことがいいように思われているが、抑圧した感情は、別のところから、何らかの形で噴出する。
なので、感情は我慢するのではなく、大きくならないうちに、小出しで出していくこと。それが精神的安定につながる。
■キレる人はターゲットを狙う(P125)
キレて怒りを爆発させる人、感情的になる人は、実は相手を見てキレている。
「こいつなら多少キレても大丈夫だろう、何も言い返してこないだろう」と見積もった相手だけを狙って、感情を爆発させている。
そのため、大人しい人、自己主張しない人が、彼らの餌食になりやすい。
感情的になっている人への対処法(P155 -
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精神科医の著者が攻撃的な人に対する対処法について書かれた一冊。
攻撃的な人を8つのタイプに分類し、仕事や日常での様々なケースでの言い返し方や振る舞いについて書かれており勉強になりました。
日常生活でよくある場面で相手に対して怯まない姿勢を見せることが有効であることが大事であることが本書を読んで理解できました。
攻撃的な人の心理を理解して切り返していくことが大事であり、自分と相手と線を引くことも有効であることが本書から学ぶことができました。
本書の肝となる部分でもある無理せず自分らしくあるがままに生きることが幸福につながり、一番大切なことであることを心に留めながら、日常を過ごしていきたいと -
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愚書。
うーん。結局何なんだこれは。
嘘をつくことを分析したいのか、嘘つかれた自分が酷い目にあったと言いたいのか、嘘に騙されないようにするにはどうしたらいいと言いたいのか、騙される前に潰せと言いたいのか、嘘つく奴も認めてあげようよと言いたいのか、男はマザコンだと言いたいのか、マザコンだから悪いと言いたいのか。
医師としての症例も偏ってるのは本当してしょうがないのかもしれないが、小保方さん事件が嫌いすぎて、自分を騙したニセ女医が許せなさすぎて、他も同じ事例を使いまわしすぎて、読まされてるこっちは、あんたに付き合うのがしんどい。
言わないことまで不作為の嘘だと言っちゃえば、自分が騙されたと思 -
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今、どこの書店も、新書コーナーにこの人の本が平積みされている気がする。
ラカン派のお医者さんだと知って、びっくりして購入。
ラカンの理論がこんなに一般受けする時代になったのか!?
理想の自己という「対象」を喪失するつらさを受け止め、自己愛を相対化することが大人として成熟すること。
しかし、現代の消費社会は、便利さ、快適さをサービスとして提供するために、大人になるチャンスを奪っている、tぴうのがこの本の基本的認識。
自分にとっても耳の痛い話でもあったし、なるほどと思う部分も少なくない。
でも、本を閉じて考え直してみると、依存症は成熟拒否なのか?
無差別殺人が起きるメカニズムの説明もわからない -
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借りたもの。
言葉の暴力のケース毎の反論例が見開きで書かれている読みやすさ。
まず敵を知る。
迷惑な、攻撃的な「あの人」をおおまかに8つのタイプに分け、その心理を分析。
敵の手の内が分かったようなもので、そこで少し冷静になれるかも知れない。
後半の実践編は参考になる。
ちょっとしたユーモアを学ぶものだと思った。
いきなり実践できなくても、少し考え方やものの見方を変えるきっかけになる。
何も自分が同じ土俵に立たなくていい――
悟りの境地かと思っていたことが、意外とシンプルな考え方――相手が理解できないことで不安になり感情的にならないようにすれば良かったのだ。これはそのための布石。
最後の章は自