ぽんかん(8)のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
苦しいです
八幡以外のキャラクター目線からの独白が、前巻に引き続き出てきて、それがとても良い役割を果たしていると思います。
みんなもっと自分の幸せを願ってくれよ、、 -
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Posted by ブクログ
今作では葉山にスポットが当たることが多かったように思う。オリジナルでの葉山は完璧の裏にひっそりと影の部分が描かれている感じだったが、今作は葉山の闇の部分が強調されていたと思う。だがそれがいいと思った。特に未来を描いた話は、比企谷と葉山の歪んだ友情を描いていて面白いと思った。色々な意味で全く対照的で、でもどこか似ている側面もある二人がこのような関係性に落ち着くってのは納得がいくし面白いなと思った。高校時代からハヤハチに目をつけてた海老名さんは意外と目敏いのかもと思ったり…
雪乃sideもそうだが、未来の話を描くってのは俺好みなのかも。どちらも楽しく読めた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本編とは違った視点からの文章が多かったので新鮮に感じた。ただ、面白さやクオリティに差があるのが少し残念だった。
具体的にいうと、1つ目と2つ目の短編は見るに耐えなかった。面白いかどうか以前に著者が、原作キャラの特徴を捉え切れてない感じが否めなかった。
一方、個人的に面白かったのは裕時悠示の短編だ。雪の下以外はオリジナルキャラばかりだが、原作のキャラを思わせるキャラばかりで、ノスタルジーのようなものを感じた。話の展開も文化祭の頃と酷似しており、原作の強いリスペクトを感じた。強いて言えばオリジナリティに欠けるのがたまに傷。
最後の渡航の短編はやはりおもしろい。雪の下家の父についてはあまり語ら -
購入済み
最終巻感想
最終巻完結、お疲れ様でした。
刊行に間があったため、13巻を買ってから2年ほど放置していました。先日、旅行のついでに読み終え、主人公のスタンスがそれほど変わっていないようで、安心したといったところです。
主人公に寄せればよせるほど、過去の自分の失敗を思い出すほど強力な独白が好きでした。
理想実現とは言わずも、現時点での着地点を認めた方が、読者視点では安心できたのではと思います。 -
Posted by ブクログ
完結したんだ~と手に取りました。
分厚い。
青春ど真ん中というか。
何かしたいんだけど何も出来ないヒリヒリとした焦燥感というか。子供じゃないけれども大人でもない中途半端なジレンマとか、未来への不安とか人間関係とか大人とか社会への不信感とかをまっすぐ扱っていたシリーズだと思いました。まぁ主人公は斜に構えてるし、色々と御託をグダグダ言ってますが本筋の所はきっとまっすぐなんだろうな。
ヒロインとの関係も一言で恋愛と言えないような複雑な間柄になっちゃって…うん、すごいな。でもこういうしがらみが人生の財産だったりするのかなぁ。
とは言えこういう青春を送りたかったかと言われると…多分あまり送りたくはな