ぽんかん(8)のレビュー一覧
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ネタバレ杉井光が贈る、ハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第2弾です。
正式な書記になる為に中央議長の朱鷺子さんの承認が必要になる
主人公。
次第に明らかになる生徒会役員たちの過去。
そんな中登場した前任の書記・・・
女子中学生を狙った詐欺事件。陰謀渦巻く文化祭実行委員の
委員長選挙。
そして朱鷺子さんとウサギを巡る失踪事件。。。
新たなヒロイン?も加わり、さらにテンション高くラブ度高く進んでいきます。
焼きもち?を焼くキリカがすごくかわいいです。
朱鷺子さんもなんだがデレてそれはもうかわいいです。
狐徹の底知れぬスペックの高さと、自分と並ぶ者がいない物足りなさ故の心の闇が感じられた巻でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ8000人規模の学園で自治権の様なものを持つ生徒会は生徒会は実力派揃い。
高校からの編入となった主人公ひなたは、優秀な姉への劣等感を抱えていたものの、
生徒会の面々と接し、事件や問題を解決する中で自分への認識に変化がもたらされ、
見込まれて生徒会役員として活動する事になりました。
今回は教科書購入費の詐欺事件、文化祭実行委員会委員長選挙戦(他おまけエピソード)の内容。
前巻に於いて生徒会の面々、特にキリカと行動を共にする事によって、
自分が持つ可能性というものについて前向きになったひかげと同様に、
キリカにもまた心境の変化がもたらされていくようです。
詐欺事件では、キリカにはそれまでになかった解決方法が描かれ
ひかげとの関係も含め、今後物語が進む上での伸びしろを感じさせてくれます。
巨大学園において生徒会、議会、委員会といった組織は相当の影響力を有し、
その為に選挙戦では様々な陣営の思惑が衝突するのは必然でしょうか。
それぞれの陣営が支持する候補者達はしかし何れも決め手を欠き、
その中でひかげを慕い、生徒会入りを希望する議長神林朱鷺子の弟に対し生徒会長の狐撤は、
彼女を勝たせる事を条件として提示します。
既に会長が支持を表明していた候補者の劣勢は明らかであり、
ひかげとキリカは神林弟を協力する事になります。
ここでは探偵活動はありませんが、キリカが何故生徒会に属しているのかが明かされています。
その気持ちがひかげにも伝わり、朧気とではありますが、作品の今後の展開を暗示しているようです。
選挙戦が収拾が付かない状況に陥りそうな状況で神林弟は精力的に動き、
ひかげは詐欺的な?打開策を示して見せます。キリカの分析が見出した行方は。。。
ここまでは未だ主要登場人物の紹介で推移している印象を覚えます。
従って、1冊単位として考えるとまだ物足りないと感じる向きもあるかもしれません。
しかし、前巻からの流れと今後への指針の様なものも感じられる部分もあり
ひかげとキリカの関係の変化、そして彼等が共に目指す目標。
探偵活動はそれ自体が主ではなく、様々な部分を成長させる為の手段なのではないかなと。
今後の期待値を込めた上での連作として面白くなって行くであろうと評価します。
コメント -
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2巻。別に短編集を銘打っているわけではないけど、話が前後で別。
共通なのは新キャラの一人が前後共に出てくることか?
今回の話は割と、主人公が「暗躍して、謀略はりめぐらせて、大舞台ではったりかまして、みんなをだしぬ」く要素が少なかったように思われる(引用は本文P45より)。
2話構成なのも、さらなる続刊を視野に入れた土台作りのためのように感じられた。
これは作者久々の長編化か?「神様のメモ帳」も8巻まで続いているがそれは去年の7月発売だったし、5月には同じレーベルの電撃文庫で新作を発表する模様。あまりこの作者に長編を望みたくないのが自分の本音である。でも長くなりそうだよなあこのシリーズ。
追記
新キャラのもう一人の名前に、あの要素が加わると……
先生、消されてしまいますよ、主にジブリ的な意味で。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々のファンタジー作品の当りでしょうか。
どうも最近はファンタジー系に期待が薄れていたので、楽しめる作品が出てきて良かったです。
今のところ2冊出ていますが、纏めて2冊読んでしまいました。
国家間の争いに宗教的な要素までが相俟って混迷した状況に陥った戦後の城下町で
教会の見習い聖職者であるアンナは自分を毎日の様に見ている青年ユリウスの存在に気付く。
ユリウスは生活を共にする魔女・サロメに仕事をさせるが自分は働かず。
突拍子もない発想でユリウスを諫め働こうとさせようと交流する様になったアンナでしたが、
先の戦で敗軍となった残党がアンナを求めて街を襲ってきます。
協会側にとって忌むべき存在である魔女を巡り、彼等の運命が動き始めます。
元は協会の尖兵として怖れられたユリウスも、戦の中で魔女側につき、
協会に追われる立場であり、未だ理由も分らないがアンナも狙われています。
先の戦の収束の一つの鍵となった自決した聖女がアンナとどの様に関わっているのか。
未だ始まったばかりで気になる点が多々あります。
最近よく出ているファンタジーは兎に角巫山戯たものが多く、世界に嵌れませんでした。
かの『ゼロの使い魔』にしても大規模な戦争に突入しながらも緊張感は薄いです。
且つコメディ部分を強調するものだから、それが却って弛緩させてしまったかと。
メリハリには至っていないのが最近の多くのファンタジー作品なのかなと。
その点では、本作品はラノベにしては人が死にますし、
主要キャラも結構厳しい状況に陥ります。
只酷い状況を作るだけではなく、それによってもたらされる感情にも結構きちんと触れております。
その上で抜くところでの軽妙なやりとりが面白く感じられるものに仕上がっているかと感じます。
キャラ設定がきちんと為されているのではないかと。
戦闘描写もなかなかアイディアが詰っておりますし、上手く見せられています。
イラストを手掛けるのはぽんかん⑧氏ですが、最近になって目を引く絵であり、
その関連から異なる作者の作品を買っていっておりますが、
何れも楽しめているのは相当の確率と言って良いでしょう。
因みにそれらは以下の通り。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 渡航著
『生徒会探偵キリカ』 杉井光著
『獅子は働かず 聖女は赤く』 八薙 玉造著 -
Posted by ブクログ
『神様のメモ帳』や『さよならピアノソナタ』等で
人気の作家・杉井光氏の新作品ですね。
メモ帳は最初は買っていましたが、内容が幾分暗いので
私の好みとは合いませんでした。
その後の物語がどうなったのかは分らないのですが、
死がただ暗いだけで救いが薄いのが苦手。
暗さそのものが嫌いという訳ではなく、要は見せ方ですね。
そう言う訳で杉井作品は何となく手を伸ばさなかったのですが、
この度創刊となった講談社ラノベ文庫で杉井氏も新作を出しました。
そのイラストに携わったのがぽんかん⑧氏で所謂ジャケ買い?(*^ω^*)
正直言って女の子の絵はどれも同じ顔かなと思うのですが、
その顔が可愛いのでいっか、と。一寸セルフィに出来そうな絵柄ですね。
物語は生徒数8000人規模の大学園に、
優秀な姉と比べられるのが嫌で 寮に入り家から逃げる事で
この高校に入学した主人公日影を中心としたものです。
余り他人と関わらずにいる日影・・・・最近この手の主人公が多いな(^◇^;)
ですが実際には姉への劣等感から自分に自信を持てず、
自分を知らない状況の様です。
その名前からして姉のひなたと相反する
負のイメージと思い込んでいるのですが、
実際には話の途中に姉から「影には日の光の意味も
含まれた良い名である」と教えられ
日影も少し変化を見せるようになっていくのですが、
それは過程での一コマ。
物語は日影がとある切欠で生徒会に所属する
会計・キリカを訪れる事となり、
その後寮で部費の盗難事件が発生し、
その犯人として日影が責められたところ、
生徒会でキリカのもう一つの肩書きである探偵として
日影の窮地は救われ日影は恩返しの気持ちから
生徒会で活動の手伝いを行う事になります。
生徒会に入ってからの日影の立場は『子羊はまよわない』の
ナルタマ少年と似ていますね。
キリカが真実を見つけ出してくるのに対し、日影がそれを足掛かりに
人間関係の解決を図るべく奇抜な発想を繰り広げるという。
この巻最後のエピソードではキリカを溺愛する父親が
キリカの転校を進めようとし、
父に抗えないキリカが諦めて逃げようと仕掛けたところを
日影が大胆なアイディアで生徒会の自立と
キリカの転校を阻む一手に打って出ます。
この辺りの這い上がろうとするキャラの描写のバランスの良さは
杉井作品を敬遠していた私にもとても楽しめ、
これからも期待が出来る楽しい作品だと感じました。。 -
Posted by ブクログ
戸塚ヤバイ。戸塚ヤバイかわいい。戸塚の天使度がかわいくてヤバイ。
と、取り乱すくらいには戸塚押しだったかな。由衣も由衣由衣しててよかったし、ぼっち同士の会話はあいかわらず哀愁ただよう笑いを誘うので読んでて楽しいです。
時々黒歴史に刺さるけどね!
しかし内容はというと、ちょっとシリアス目。
いや面白いんですけどね。もっとこうわきあいあいとした話を読みたいというか。
ラブコメしろとは言わないけれども、もっとこう……これも面白いとは思うんですけどね。
ラストの引きを見るに、次巻も似たような感じなのだろうか。
特典のイラスト集は非常によかったです。買って損はないです。