ぽんかん(8)のレビュー一覧
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“「生徒会、きらいになっちゃったんですか?」
いきなり直球。僕は咳き込みそうになる。
「……い、いえ?べつにそういうわけじゃ」
「だって、ここのところちっとも顔を出してくださらないし」
「僕がいてもやることないので……」
「そんなことありませんわ。いてくださるだけで生徒会室が華やぎますもの」
ぬいぐるみでも置いとけよ。
「狐徹もあれでけっこうなさみしがりやなのです。ひかげさんが来てくださらないと」
「会長は、すぐに飽きるんじゃないですか。僕なんて」
「私は飽きたりしませんから!」
美園先輩はいきなり僕の両手を握って顔を寄せてくる。どきりとして後ずさり、トネリコの幹に後頭部をぶつけてしまう。
「 -
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“シートに深くもたれかかり、手すりに手を置く。どこかの大魔王みたいな泰然自若とした堂々たる立ち振る舞いである。
と、その手すりに柔らかく、軽い感触が重なった。
「あ、ごめん……」
その謝罪で自分が何に触れたか悟った。戸塚の腕だ。天使に触れたよ!
「い、いや!俺こそ悪い!」
そう言って、二人同時にばばばっ!と手を引っ込める。
「………」
「………」
お互いに視線を逸らし、妙に気まずい沈黙が生まれた。
横目でちらっと戸塚の様子を窺うと、戸塚は肩を縮こまらせて恥ずかしそうに下を向いている。*ただし、男同士です。
冷房の効いた館内にあって、わずかに伝わってきた温もりがむずがゆい。*ただし、男同士です。 -
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“「何してんのお前ら、っつーかなんで水着なの」
息切れしない程度に駆け寄った俺が質問すると、
「わっせろーい!!」
小町にばっしゃーと水をかけられた。頭から水をかぶり、髪を伝ってぽたぽたと滴が落ちる。……冷てぇ。
上がりかけたテンションが急激に下がってきた。おいおい、こんなのトイレの個室にこもったときだってやられたことねぇぞ……。
一瞬にしてどんよりとした瞳で小町を睨めつけたが、小町に反省の色はなく、けろっとした様子でさっきの質問に答える。
「準備で暑くなったから水浴びだよ」
「水着は平塚先生が川で遊べるって言ったから……てか、ヒッキーこそなんでここいんの?」
由比ヶ浜は水着なのが恥ずかしいの -
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“「三つ巴のバトルロワイアルだから、もちろん共闘もありだ。君たちは対立するだけでなく、協力することも学んだほうがいい」
なるほど、確かに最初に邪魔な奴を結託して潰すのはバトルロワイアルの定石だ。
「ということは、常に比企谷くんは不利な状況で争うことになりますけど……」
「だよな」
もう反論とか抗議とかする以前にすんなり受け入れてしまった。どう考えても俺VS.あと二人という構図になってしまう。
だが、悟りの境地に達している俺と対照的に、平塚先生は不敵な笑みを漏らした。
「安心したまえ。今後は新入部員の勧誘も積極的に行っていく。ああ、もちろん勧誘するのは君たちだが。つまり、自分の手で仲間を増やすこ -
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ネタバレファンタジーです.
そんなに面白くなかった.
まずヒロインが気持ち悪い.
人の話を聞かずこう思ったらの直情型で自意識過剰気味で自己犠牲の塊.
お前が死んだところで暴れる竜は止まらないんだよ.
自己犠牲に浸って気持ちよくなってるアレがとても気持ち悪い.
もちろん個人的な感想であり,実際の効果・効能とは異なる場合がございます.
まぁ,包丁とか鎌や鍬を振り回しながら他人の生活の心配をする件は笑えたけど
そう何回も使えるネタじゃないでしょう.
困ったことがあったら直ぐに(無意識的に?)暴力に訴える点も減点対象に.
主人公君はよくある駄目人間風味のツッコミ体質なので特に言及しないでおこう.
あ,ぽんか -