ぽんかん(8)のレビュー一覧
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「青春は擬態で欺瞞で虚偽妄言だ。
高校3年夏の大会で負けた自分たちを美しいものに仕立て上げるために涙を流し、大学受験に失敗して浪人した自分を誤魔化すために挫折は人生経験だと言い張ったり、好きな人に告白できない自分を偽るために相手の幸福を考えて身を引いたと嘯いたり。」
この文章に共感できる人は、おそら...続きを読むPosted by ブクログ -
読み始めるに至り、どちらを読むか?と悩む人が多いと予想する。
こちらの方を読むことに二の足を踏んでいる人の多くは、絵柄ではないだろうか。
アニメから来た人は確かに違和感を持つかもしれない。
ただ安心して欲しい、その違和感はすぐ消える。漫画として面白いからだ。
そして期待して欲しい、作者の絵は巻を増す...続きを読む -
心が反転しまくる様が良かった!八幡と由比ヶ浜、そして雪ノ下の今後の八幡への思いの表れ(変化?)を色んな意味で期待して読めた。
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八幡のちょっとふざけた軽快なセリフまわし、作者以外がやると下品でただの悪ふざけにしか思えない。
やっぱり作者には敵わない。 -
前半はクリスマスイベントの一件が解決した後の日常イベント。いつものメンバーでいつも通りの会話。雪ノ下母が出てくるが、特に変わったことはなし。
後半は葉山隼人のお話。彼がなぜ周りに文理選択のことを話さないのか、というのが本筋。
葉山と比企谷のなんとも言えない関係性がいい。
ラスト数ページは雪ノ下陽乃の...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに完結
このシリーズは前半でやべえおもしれえ!!
と思ってたんだが、
だんだん
同じことの繰り返しじゃね??
と思えてきて、
あと新刊まで期間が空いて
なんだったっけ?
となったり、
思わせ振りな台詞を読み流してたら理解できなくなってきてた
とりあえず、無事完結で嬉しい
上記のことがあるので...続きを読むPosted by ブクログ -
このラノベは前作からかなり好きでしたので、この再開は本当に嬉しいです。ただ今巻はそれを差し置いても気になる所がありました。
今巻も色々事件が起こりキリカが捜査し解決するのですが、犯人の動機がかなりショボいです。とある事件簿みないな長年の因習とか強い恨みなどとは言いませんが、使ったトリックの大きさに...続きを読む -
生徒会探偵キリカのスピンオフなんだけど、なんと小説ではなく、憲法と民主主義の教本。
天王寺会長がヒカゲに講義をすると言う体裁を取っているんだけど、いや、これめちゃくちゃ面白い。
その説は一般からしたらとんでもないと聞こえるけど、ちゃんと筋は通っていて思考実験としてすごく面白い。
昔から作者は、聖書や...続きを読むPosted by ブクログ -
プロムは上手くやるとは思ったけど2回もやるとは!
ヒッキーの計画案がやっぱ良かったのかな(笑)
小町ちゃんといろはちゃんの関係性が楽しいな
その後がぜひ欲しい -
話とはしては面白かったし、最後のまとめ方も素晴らしかったけど、個人的には最後の都合のいい展開が好きじゃないかも。奉仕部の関係が続くのなら、比企谷が忌み嫌った馴れ合いを許容するということになるが、それはいかがだろうか。Posted by ブクログ
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ついに完結。
なんかどんなラストになってもしっくり来ないだろうなあ…と予想してたんですが、なかなかどうしてキレイにまとめてきましたね。
なによりあとがきにある今後の各種メディアでの展開からも目が離せません。
まだこのメンバーの話が読める、それだけでもう嬉しくてしかたがない!Posted by ブクログ -
12、13巻では由比ヶ浜と比企谷が一緒にいるシーンが多いし、比企谷自身かなり心を許していると思う。だけど、結局比企谷が好意を抱いてるのは雪の下なんだろうな。それを由比ヶ浜は直感でわかってるから、苦しんでるのだと思う。最終巻でどんな結末になるか楽しみだ。Posted by ブクログ
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小町や雪の下の成長に対して比企谷が覚えた一抹の寂しさの正体が、誰かに頼られることで自身の存在意義を見出す依存であると後半で明らかになった。そして、陽乃は比企谷に、奉仕部が醜悪な共依存で成り立っていることを教えた。
思えば、バレンタインイベントでもそうだが、陽乃は奉仕部のぬるま湯の関係を許さず、その...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻は「成長」がテーマだったように思う。文化祭を通して自らを成長させたいといいながら、その実自らに委員長という箔をつけるだけで向上心のない相模は、この巻を通して成長を見せた雪の下と対照的に描かれている。雪の下の成長は、陽乃にステージに出てもらうように指示するシーンに表れていて、今までの原則論的なや...続きを読むPosted by ブクログ
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終盤以外は笑える場面やニヤニヤするシチュエーションが多くあったが、終盤はうってかわってシリアスな展開になった。ここから奉仕部の関係が崩れていくと思うと、少し悲しい気持ちになった。また、人間関係は概して変わらずにはいられないと思うが、人間関係の変化を主題とした話を「変わらずにあることとかわっていくこと...続きを読むPosted by ブクログ