あらすじ
生徒数8000人超の巨大学園に君臨する生徒会で、副会長となった僕。会計を務める聖橋キリカには、もうひとつ別の顔があった。それが《生徒会探偵》――持ち込まれる学園のトラブルを持ち前のとんでもない推理力で一発解決する仕事だ。
中央議会の議員選挙では議長の朱鷺子さんが正体不明の裏切り者の存在に悩まされ、押し迫るクリスマスを前にしては四クラブ合同の『第九』コンサートに妨害工作や内紛が相次ぎ、キリカも僕も新シーズン開始から東奔西走の大忙し!
ハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、待望の新章開幕!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
久しぶりの杉井光。
久しぶりのキリカ。
いやあ、やっぱり好きだなあ。
ライトノベル的軽ミステリーなんだけど、事件の真相のなんとも言えない滑稽さと、切なさと、あったかさ。
やっぱり僕はこの作家の書くお話がどうしようもなく好きなのだ。
今どきの言い方ならば、押しの作家と言うことになるのだろう。
その想いがとても好き。
そして相変わらず、周りがボケばかりと言う愉しさも健在。
ボケに対する主人公のツッコミがまた最高。
まだまだ続編が期待できそうでよかった。
そしてスピンオフが小説ならぬ政治教本だと!?
うん、とりあえず読ませてもらって、ひかげの驚愕を追体験したい(^ ^)
復活(?)おめでとうございます
このラノベは前作からかなり好きでしたので、この再開は本当に嬉しいです。ただ今巻はそれを差し置いても気になる所がありました。
今巻も色々事件が起こりキリカが捜査し解決するのですが、犯人の動機がかなりショボいです。とある事件簿みないな長年の因習とか強い恨みなどとは言いませんが、使ったトリックの大きさにしては動機が薄っぺらい印象です。ただまあ、待望の再開一作目ということで★+1です。