ぽんかん(8)のレビュー一覧
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体育祭…それは体育科vsそれ以外の科の戦い。
かけられるのは、運営権と予算。
しかし今年は、その戦いが違うものに。
いつものごとく非常識と言うか何というか…。
体育科の人間は人ですか? と問いたくなるような
本番前、本番の戦い方。
そして今回の体育科のリーダーは…異次元の人(笑)
翻訳家がいる時点ですごいです。
そして普通に喋ると周囲がざわめくのも面白いw
最後の最後のどんでん返し状態には
思い当たる節が思い出されて納得、でした。
そこに気がついたのがすごいと言うべきか
何と言うべきか…。
しかし詐欺師担当って、どこまでの
浸透率なのでしょう?
さらっと口にされましたよ。
とはいえ、今回 -
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ネタバレ評価:☆4.5
白樹台の特殊な体育祭、それは体育科とそれ以外の生徒のガチンコバトル!
体育科のリーダーであるルイさん、そして生徒会メンバーを統率する会長、どちらの指揮官も一歩も譲らないのが燃えるね。
特にルイは最初は厨二キャラで出てきて完全にネタキャラかと思ったら会長に負けず劣らずな切れ者っていうギャップが良かった。
宣誓もめっちゃカッコよかったしね。
いまいち熱くなれなかったひかげも戦う理由を見つけ、最後のキリカの言葉で満足出来て綺麗な締めだったかと。
もちろんギャグもいつも通りで面白かった。郁乃さんは空気過ぎてちょっと可哀想だったから次巻はもう少し出番を上げてくださいw
「あた -
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いよいよ天王寺会長とヒカゲとの勝負の生徒会選挙回!
なんだけど、ちょっとこれは期待していたのとは違ったかな。
正直評価に困る展開だった。
期待していたのは、圧倒的な天王寺会長に対して、ヒカゲが詐欺師の本領発揮で一発逆転するような展開。
確かに、御園先輩を引き入れる所までは面目躍如だった。
けれど、逆に彼が会長に縛られるとは思わなかった。
そこからの展開はヒカゲに主導権はなく、ある意味シリーズでもっともへたれだった。
それにキリカの役割がちょっと唐突すぎるだろうと。
だから、最後の結末はお約束だと思うけど、ちょっとすっきりはしなかった。
なんというか、やるせないなあと。
ラストの展開は分かっ -
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ネタバレ評価:☆4
※発売直後のためネタバレ注意
前半、というか3分の2はアニメ12話で既に放送されたバレンタインデーイベント。
相変わらずいろはすあざと可愛いw
楽しいイベントのようになるがあねのんから「それが比企谷くんの言う本物?」と鋭い一言が。
終盤は結衣からの誘いで三人で水族館へ。
「三人で、行きたいの…」
八幡と二人で行くはずだった約束、でもゆきのんが家のゴタゴタで苦しんでるときに2人では行けなかったってことなのかな。二人でいるよりも三人でいることを選んだと。
観覧車のように不安定さを偽りながら同じところを周り続ける関係も終わりが来る。
結衣の全部欲しいという発言はどういうことなんだ -
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原作の出版よりアニメのOAが数日だけ先行した。そこから推測するのは、本書の執筆がアニメ制作と平行しておこなわれたのではないかということ。
アニメは何らかの終幕を持たねばならず、原作はこれから後も続く。その両立を図ったためか、特に本書の後半部分にあたるバレンタイン当日のエピソード(アニメでは最終第13話にあたる)がいかにも歯切れの悪いものとなっている。
本書前半部分のチョコレート作りエピソード(アニメ第12話にあたる)が、いつも通りの勢いで描かれているので、本書最後の部分(アニメ第13話Bパート)の3人の会話の中に見られる各自の意思や論理の曖昧さが特に目立ってしまっている。
次作第12巻で -
購入済み
ギャップで4
全体的に暗くて読み辛い感じがあるなぁ。でも前回からの問題が終盤で解決していきいつもの奉仕部らしくなってきて嬉しい。というのが星4の理由です。
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7巻からのギスギス感が続いていて、読むのが正直辛いシーンが続く。
それが原因で小町とも喧嘩したりでもう踏んだり蹴ったり。
そんな中で舞い降りた生徒会選挙の依頼。
協力して遂行するのかと思いきや、八幡・雪乃・結衣がそれぞれ別行動・別のやり方で行動とか勘弁して下さい。
キーパーソンになる一色いろはがなかなかに個性的。
最初はただのウザいキャラかと思いきや、知れば知るほど魅力が増す娘で、今後の八幡との絡みも密かに楽しみ。
苦悩する八幡を手助けしてくれる存在がいるってのは、本当に嬉しい事。
今回初めて八幡の本当の望みが垣間見えた。
もっともっとそういう所を見せて、それを原動力に動けるようになってく -
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夏休みの林間学校でのボランティア活動の話。奉仕部に加えて、F組の上位カーストである葉山くんのグループも参加しており、意外にも、この葉山くんがかなり物語に関わってくる。
水着あり、肝試しあり、キャンプあり、花火ありと、夏休みならではのみどころ満載で、登場人物も多いのでかなりにぎやかな巻となっていた。かたや、恒例の奉仕部の活動が、葉山くんたちも交えて、いつもよりもシリアスぎみで、自分自身の経験も含め、色々と考えさせられるものだった。
このシリーズは巻を重ねるごとに面白くなっていっているように感じる。徐々にではあるが、平凡な学園生活から、色々波乱に満ちていきそうな展開を見せているので、ますます目 -
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2巻は初登場、川崎沙希の問題を解決するのがメインの流れ。
1巻から読んできたが、この小説、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と言いながらも、けっこう青春ラブコメしてるところがちょっとニクい。今回はなんといっても、八幡自身は気づいていない(または、気づかないようにしている)が、八幡のことが気になっているのが態度に出まくっている由比ヶ浜結衣ちゃんがめちゃくちゃ可愛いのである。
特段面白い出来事や、芸術的なクライマックスが待ってるわけでもない。しかし、文章が読みやすいことと、話の引き方がうまいのだろう。不思議と続きが気になってついつい読み進めてしまう中毒性がある。
本文で多用さ