桑原晃弥のレビュー一覧
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トヨタ式PDCAにおいて事例を交えながら説明していて、◯◯をしていたら上手くいかなかったが、トヨタマンの助言に基づき対応したら改善できたみたいな内容である。
トヨタ式のPDCA+Fは、DとFを重視して、Pに一番時間をかけているという。
気になった点は…
Pの段階において、着手が早いと目的や手段の検討や合意形成、リスク管理などを徹底でき、Dの実行段階では新たな問題にも即応できて素早くサイクルを回せることになり、トータルの時間短縮につながることになる。
PDCAを回す際にも成功例は横展開し、失敗したらその記録を残し対策を講じることこその+F(フォロー)なのだそうだ。
サイクルのどのステッ -
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名言系はあまり読んでこなかったが、色々経験した上で見ると昔より受け止められることも増えたなーと思った。
名言系は前後の文脈が薄いので、やっぱり自分の中に下地あった上で読まないと意味がないと感じる。
ジョブズというと突飛な天才としての側面が強調されるが、採用、教育、人に任せる能力など、当然だけどリーダーシップ面ですごく真っ当な意思決定をしてる姿が見て取れる。
ピクサーを作ったと今更知って世界に変革をもたらすジョブズ像と映画会社ってつながってこないよなーと思いつつ、それがApple復帰やiPhoneにつながってくると思うと人生何に意味があるかは本当にはわからない。 -
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わかりやすく読みやすい投資家ウォーレン・バフェットのお金や生き方に対する哲学。
すごい人だな〜。
自分の息子が6歳でコーラ売って儲けたら注意しちゃうところだけど。
投資に関する哲学は、なかなか実践できるものではないけれど、
「すぐれた人とつき合えば向上する。ひどいやつとつき合えば滑り落ちる。しごく単純な仕組みだ。」
これは心がけていきたいし、息子たちにも伝えていること。
これに関して著者の
「逆から見れば、自分が立派な行動をし、愛情に満ちたふるまいをすることで、周囲の人たちによい影響を与えることができる。」
という言葉に身が引き締まる思い。
今から大富豪にはなれなくても、周りの人に、子や -
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ネタバレ共感することはいくつかある。
やり直しは本当に無駄だし、
しんどいと思ったら楽な方法を思いつくチャンスというのもよく分かる。
改善するべきことあがるからしんどい訳で。
集中しろ、気をつけろは無駄な言葉というのもその通り。
ミスできないようにするのが正解だ。人はミスするものなのだから。
会議も基本無駄なので時間を減らすべきだし、
無駄な資料を作らないのも大切。
小さなミスも再発防止ノートにつけて繰り返さないことも意外とみんなやらないのだろうか。
わかったとできるの間には雲泥の差がある。
わかったかと聞けばわかったと普通答えるのだから
わかっているかを部下の動きを見て確かめフォローするという -
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経済経営コンサルタントの著者がトヨタの仕事術について自身の取材などに基づいて書いた一冊。
まずやってみることや先送りにしないこと、
やり直すことのないよう報連相や準備をしっかりするなど仕事の基本を徹底して繰り返してきたことがトヨタの強みでここまで成長してきたと感じました。
また、整理と整頓の違いや整頓してもそのままにしないことや持続させるためのコツも知ることができました。
三ムの退治の仕方やA3の紙にまとめることや大きな改善には小さなPDCAを回すことなどトヨタが今まで培ってきたノウハウを本書で学ぶことができました。
歴代社長のエピソードも多く書かれており、特に大野氏のエピソードは多く書かれ -
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「スティーブ・ジョブズ」の言葉や思考、行動等から業務に役立つヒントがあればと思い「桑原晃弥」の著書『スティーブ・ジョブズだったら、こうするね ~カリスマリーダーの問題解決力~』を読みました。
「桑原晃弥」の著書は、約2年前に読んだ『スティーブ・ジョブズ 神の遺言』以来ですね。
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仕事や人生には、常に「問題」が立ちはだかる。
面倒な上司(部下)との人間関係
圧倒的に不利な立場での交渉
なかなか成果が出ない努力……
どうしても動かせない「問題」を前にすると、 私たちはつい、あきらめてしまいそうになる。
しかし、“壁"が目の前に現れたと -
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世界的な投資家、バフェットの考え方を説く本書。お金の本質を解き明かすというより、正しい生き方を示してくれ、その結果がお金を産むといったところ。
お金は人のために使いその感謝である報酬を得るのが持続可能な投資家であり、金欲に走るといつかは失敗する。
投資先のことをとことん知悉して投資するというが、その情報収集が一般人には敷居が高いとは感じる。結果として、バフェットが嫌う皆が投資しているからという理由となってしまう。
自身で出来ることとして、質素に生き、勉強を怠らずの毎日を続けることが人としての正しい道なのかとおもう。
取り急ぎ、教養になる本を読まなければ。