あらすじ
イーロン・マスク。
ニュースやSNSで彼の名前を聞かない日がないほど連日話題になり、
直近ではツイッターの買収、その後の行方で賑やかしています。
世界一のお金持ち、暗号通貨への投資、SNSなどの放言、
洗面器を持って会社に来る突飛な行動などなど目立ちますが、
彼が如何にして現在の地位についたのか、それを知っている人はまだ多くはいません。
宇宙開発の「スペース X」、電子決済の「ペイパル」、
初期インターネット時代の「ZIP2」を立ち上げし、さらには電気自動車の「テスラ」、
全米トップシェアの太陽光エネルギーの「ソーラーシティ」などに出資し、
いずれも成功とも言えるほどに成長させた稀代の起業家・経営者。
彼がいかにしてそれらの企業を大きく成長させてきたのか?
本書は彼の半生を通して、各企業の立ち上げ、運営に関わる経営判断への意識や動き、
その結果をまとめ形式で解説していきます。
原動力たる彼の目的、起業までの道のりと経営判断をマンガを通して解説します!
PART1 さまざまな本を読んで後につながる土壌をつくる
PART2 世の中のニーズを読んではじめての会社設立
PART3 失敗を繰り返しても成功するまで諦めない
PART4 ブレない信念が会社の成果につながっている
PART5 高い目標は常に信念にもとづいている
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Posted by ブクログ
この人は間違いなく、歴史に名を残す人だと思った。電気を開発したエジソンみたいに、
「イーロンマスクのお陰で人類が火星に移住できた」「ガソリン車からEV車に変えた男」などと名を残すと思う。
まず他の起業家と違うのは、起業して売却したお金でfireするのではなく、それを元手にさらに起業する所が違う。しかも採算が取れないと言われる業界(宇宙業界、EV車)に挑戦した。
なぜ採算が取れない宇宙業界、EV車に挑戦するかというと、「人類の存続のため」だ。
マスクは、このままでは地球にいつか住めなくなると考え火星移住を目指した。
しかし火星移住までは時間がかかるので、それまでの時間稼ぎのためにEV車を普及させ少しでも長く地球で暮らせるようにするのが狙いだ。
お金稼ぎが目的でないから、①EV車の特許を全て公開し ②充電するためのインフラ整備を自分たちで行った(他社は国に交渉していた)。
火星移住のために、まずはロケットを理解するためにロシアに買いに行こうとするも、法外な値段で買えなかった。しかし何度も交渉しているうちに、宇宙業界の人と人脈を作り、最終的には自分たちで作ってしまう。しかも「火星移住」のために、地球と火星を何度も往復できるように、ロケットを使い捨てではなく再利用を試み、これも成功させた。2021年には民間の人のみで宇宙旅行に成功させた。
Posted by ブクログ
Prime Readingで読めたのでチョイス。
彼が世界トップクラスの起業家、経営者、資産家という程度の知識しか無かった。
本書を読んで率直に彼をカッコいい、ヒーローだ。
と、一気に好意を持った。
彼に限らず、世界で活躍する起業家や経営者達は、自己の利益でなく、人類への貢献という大きなビジョンを目標にできる時点で尊敬してしまう。
基礎知識習得の努力と短長期の計画性、失敗を成功するまで活かす忍耐強さ。
そして、自分の信念を貫き実現する為に、周囲の意見も真摯に受け止める柔軟な考え方。
自分もまだまだやれる!
そんな気持ちを呼び起こしてくれます。
Posted by ブクログ
世界で最も優れた経営者の一人イーロンマスクについてマンガで分かりやすく描かれている。この一冊でイーロンマスクの全てを理解するのは不可能だが、イーロンマスクについてもっと知りたい人はまず読むべき一冊。
Posted by ブクログ
イーロンマスクがあまりにも突き抜けているので読んでみた
壮大なビジョンを描いているのだなと
ただ現状、電気自動車の評判をユーチューブコメントで調べると、充電に時間がかかるなどのデメリットが多数あることが分かった。
また書店にも、電気自動車を批判する本があり、電気自動車だって電気の発電に火力を使ってるから、環境に負荷がかかるとのこと。
Posted by ブクログ
イーロンマスクの背景を知らず、評価していたが、彼が目指す最大のゴールは人類の想定を超えるものだったことに凌駕した。
誰がなにを言おうとやり遂げてしまうイーロンの、野望と行動力にいつしかファンになった。
今後からはイーロンを応援したい
Posted by ブクログ
幼少期の読書量、人類の為に利益は二の次でやる。失敗に挫けず、成功するまでやり切る。圧倒的行動力と実行力に驚かせれました。見習うところが多かった
Posted by ブクログ
イーロンマスクがどんな方か知りたくて読んでみた。彼の生い立ちや起業歴などを知ることができて興味深かった一方で、現在報道されているような評価とのギャップに少し混乱した。