桜井章一のレビュー一覧
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ネタバレ人からはよく「落ち着いてるね」と言われる。しかし実際のところ、トラブルが起きたり他部局とやり取りする際は、いつもドキドキしている。自分が尊敬している上司を観察すると、そうしたトラブルなどに落ち着いて、適切な対応をとっている。自分もそうなりたい。そのためには実務的な能力も必要だが、精神的なタフさも必要になる。どんなことが起こっても物怖じしないような、そんな心。それを学ぶために本を買ってみた。
・君がつまらないことに動揺したり、怯えたりしないためには"好調が当たり前だと思わないこと"が一番だ。
・最初から他人に過度の期待をしないこと、もしくは願望を持たないことである。な -
Posted by ブクログ
いわゆるビジネス本とはアプローチが異なり、表面上の姿ではなく、人の中身を見抜く力が重要であることを述べている。子供の育て方としてとことん遊ばせる、リミッターをかけないという点はとてもおもしろいと思った。ついついうるさかったりハメを外すと怒ってやめさせようとするが、子供自身に良し悪しを分からせるためにはそこに挑んだことを尊ぶことが大事という考え方がとても感銘をうけた。人の悪口を言う人、愚痴ばかり言う人は何か問題を抱えていたりいいことにつながらない。そのような人がいてもそこに自分も浸るのではなく一線を引いて冷静な対応ができることが重要である。
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Posted by ブクログ
20年間無敗。
雀鬼と呼ばれ世に名を馳せた著者が語る、負けない技術。
麻雀はしたことがありますが、20年間無敗って…
あり得るの…?と驚いたと同時に、どんなことを考えている人なんだろうと気になって読みました。
勝ち続ける人なのだから、もっとギラギラしているのかと思いきや、語られていたのは自然体のしなやかな内容。
「勝ちたい」に代表される欲は際限がない。
自然界を見渡しても、動植物には「勝ちたい」が、ない。
あるのは本能的な、「負けない」という普遍的なスタンス。
勝ち続けた著者がたどり着いたのは、「絶対に勝つ」という強い気持ちなどではなく、「いい勝負をしよう」という、敵も味方、という境地。 -
Posted by ブクログ
麻雀にとても強い人らしい。
麻雀に強いので 勝つ極意があるかと思ったが
そのことは この本の中では ほんの少ししか 書かれていない。
著者がいうように
『人間に関しての話に終始している』のだ。
『絶え間なく変化していく物事に対応できる柔軟な観察力を磨く』
彼の特徴は 言葉に対して 敏感であることが
大きな特徴で、日頃の『振る舞い』などから、
ニンゲンを 考察していく。
情報過多による 『精神のメタボ症』
精神の肥大化、精神の破裂、
『情報も、食べ物も、ゆっくりと自分の中で噛み締めながら、時間をかけて消費していく。量は腹八分でおさえる。現代を生きる人間には、そういった自己制御力が必要とされ