桜井章一のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
心の汚い社会人におすすめの本
決断力をつけるためにどのような心持ちでいるべきか、また普段からどのような癖を着けておくべきか教えてくれる本。
筆者は会社に属していない人が好きなようである。会社で働くとろくに自分で決断なんてできないから、何か職人的な力を今のうちにつけていつでも自分の力で生きていけるようにしとけというメッセージ性が強い。
いい大学やいい企業を目指して頑張る100点小僧社会の話は面白かった。逆に職人や自営業の人達の15点小僧社会の方がいい決断力持ってるというのには納得できるものがあった。
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この人の打ち方かっけぇ…。人間性まで見えてくる。
配牌からの切り方では牌効率とか全然なくて、理想主義・ロマン的な部分を垣間見た。かつて私はそのような打ち方ばかりしていて負け込んでいたために5ブロック理論寄りになりつつあるのだが、この人が言ってくれるとやっぱりそういう打ち方したいなぁとも思う。
一方で、強くなる打ち方ではないかもとは思った。鳴きのタイミングとかはすげえ納得したけど、目指す手が高すぎる。もちろん序盤はそういう視点は必要やしそこに特化するなら良書やけど、中盤から、というよりそれを意識して本来は序盤から早さを求めた打ち方のほうが勝ちにつながると思うけどなぁ。ただ間違いなく麻雀の楽しさは味わえる1つの打ち方ではある。 -
Posted by ブクログ
運は生きていく上で非常に重要だ。パチンコ等ギャンブルでは勿論、ピンチの時たまたま助かったり、ショッピングで良い物に出会えた時など、自分の努力の至らない範囲で恵まれた時、運がよかった。または、ついていたと感じる。その運さえ自分でコントロールしてしまえば、もっと人生を楽しめるのではないか。
具体的に何をすれば運を支配できるか。書かれてあるのは至ってシンプルであり、日々の行動や考え方を改めてツキを正し、勝負所でいかに上手く状況判断をし、決断を下すかということであった。勝負所がはっきりと分かるギャンブルやビジネスにおいてはその様に運を駆使することができるが、予期せぬ時や、思いがけず運に恵まれるにはどうすればいいのか。
それは勝負所と同様、ツキを正す。つまり、平素での行動を見直し、人に優しくしたり、他人の為に何かする。この様な些細な気遣いは何らかの形で自分に返ってくるだろう。
運は、自ら呼び寄せるものではなく、運がその人を選んでやってくると著書には書かれている。普通の生活よりちょっと幸せになりたいと思うのなら、日々の生きる姿勢を少し見直してみるといいかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人からはよく「落ち着いてるね」と言われる。しかし実際のところ、トラブルが起きたり他部局とやり取りする際は、いつもドキドキしている。自分が尊敬している上司を観察すると、そうしたトラブルなどに落ち着いて、適切な対応をとっている。自分もそうなりたい。そのためには実務的な能力も必要だが、精神的なタフさも必要になる。どんなことが起こっても物怖じしないような、そんな心。それを学ぶために本を買ってみた。
・君がつまらないことに動揺したり、怯えたりしないためには"好調が当たり前だと思わないこと"が一番だ。
・最初から他人に過度の期待をしないこと、もしくは願望を持たないことである。なまじ、相手に期待をするから、裏切られたときに、人は動揺をする。
→時々、どうしても嫌な人と連絡を取るときがある。こちらは何も失礼なことをしていない(と思っている)にも関わらず、相手は終始不機嫌。そんな人と仕事をすると、変にこちらは動揺してしまう。本来あちらがすべきことも、「じゃあウチでこれもやっときますね」なんて、無駄にサービス精神を働かせてしまう。そんなご機嫌取りすら、後で思い返すと情けないやら、腹立つやら。しかしそれは私の前提が「お互い良好な関係で仕事をやる」ことが前提となっており、それが崩れたから不快に感じていたのだと、気付かされた。最初から相手が良いヤツだと期待しなければいいのだ。会話の中で「お、いい人だな」と感じればそこから、より良好な関係を築けばいいだけだったのだ。もちろん、こちらはマナーは押さえとくべきだろう。相手の目を見る、メールよりも対面、挨拶をする、など良好な関係に向けて自身ができることは多々ある。あとは相手次第であって、相手が特に関係を良好としたくないのであればそれでいいし、だからといってこちらも態度を硬化させる必要はない。はなから期待をしなくていいのだ。
・人を怯えさせたり威嚇するような態度を取る相手には、恐れずに毅然とした態度を貫くのが一番
→これはその通り。相手が威張ってる場合でも、こちらは恐れず対応するのが一番だ。私は大学職員なのだが、以前上司から、「教員は自分の上司じゃない。思ったことはきちんと言う。」と聴かされた。本書の言葉と併せて、心に刻みたい。
・イヤだから避けるのではなく、負けるから逃げるのではなく、「イヤだから積極的に向かっていく」「負けても果敢に挑んでいく」という気持ちを、ぜひ持ってほしい
→イヤなことは避けたい。面倒くさい事案が起きた際も、思わず「面倒だな」と口にだし、後回しにしてしまうことも多い。しかし、そうした「イヤだから避ける」「面倒だから後回しにする」ことは、おそらく今後キャリアを積んでいくうえで、無くすべき悪しき習慣だというのは明らかである。逆に「イヤだから取り組む」「面倒だから先に済ませる」といった、逆説的に物事を考える習慣を今のうちに身に着けると、後々大きな財産となるに違いない。
・生きた金の使い方-。それは結局、子どもにとっての「思い出」がいかに大切かということを知っていて、そういうことのためには、金がかかっても何とかするといった使い方に他ならない。
→正直、私は物欲があまりない。誕生日に何がほしいと妻に聞かれて、毎度答えに窮する。だからお金はあまり減らず、使い道があまりない。本書では子どもの思い出にお金を使ってはどうか、と述べている。子どもに限らず、他者のためにお金を使う、というのはとても大事な考え方だと思う。以前「夢をかなえるゾウ」で「コンビニのおつりは募金箱に入れてまえー」と書かれており、結構それは実践している。誰かのためにお金を使うって、もらった人はもちろん、与えたほうにとっても気持ちがいいものだ(それは成金的な思いではなく)。子どもの思い出含め、今後も「他人のためにお金を使う」ことを忘れずにいたい。 -
Posted by ブクログ
いわゆるビジネス本とはアプローチが異なり、表面上の姿ではなく、人の中身を見抜く力が重要であることを述べている。子供の育て方としてとことん遊ばせる、リミッターをかけないという点はとてもおもしろいと思った。ついついうるさかったりハメを外すと怒ってやめさせようとするが、子供自身に良し悪しを分からせるためにはそこに挑んだことを尊ぶことが大事という考え方がとても感銘をうけた。人の悪口を言う人、愚痴ばかり言う人は何か問題を抱えていたりいいことにつながらない。そのような人がいてもそこに自分も浸るのではなく一線を引いて冷静な対応ができることが重要である。
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Posted by ブクログ
20年間無敗。
雀鬼と呼ばれ世に名を馳せた著者が語る、負けない技術。
麻雀はしたことがありますが、20年間無敗って…
あり得るの…?と驚いたと同時に、どんなことを考えている人なんだろうと気になって読みました。
勝ち続ける人なのだから、もっとギラギラしているのかと思いきや、語られていたのは自然体のしなやかな内容。
「勝ちたい」に代表される欲は際限がない。
自然界を見渡しても、動植物には「勝ちたい」が、ない。
あるのは本能的な、「負けない」という普遍的なスタンス。
勝ち続けた著者がたどり着いたのは、「絶対に勝つ」という強い気持ちなどではなく、「いい勝負をしよう」という、敵も味方、という境地。
試合は相手との共同作業。麻雀で言えば、自分以外の3人は戦うべき敵と考えそうなものですが、4人で1つのチームなのだという感覚で戦うのだそうです。
そこにあるのは、慈愛の眼差し。
また、コントロールすべき「怒り」についても書かれています。
試合は感情的になった方が負け、なんてよく言いますが、そもそも著者は怒りというのは、“被害者意識”からきていることが多いといいます。
それを弱めるために必要なのは、”加害者意識”を持つこと。「自分にも悪いところがあるんじゃないか?」と思うだけで、猶予が生まれ、被害者意識からくる怒りは随分と収まったりする、というのです。
確かにそのとおりですよね。
何かに対して怒っているときって、「自分は悪くない、相手が悪い!」みたいな思想ですし、実は自分だって悪いところがあるかも、と考えられたら怒りの感情は和らぎそう。
それから印象に残っているのは、「得意技を磨くより、不得意を克服したほうがいい」と述べてるところ。
不得意なことを克服したほうが、その相乗効果によって、自分の”間口”がどんどん広がっていくといいます。
私も受験などでは捨て科目を作らずに苦手な科目も頑張って取り組みましたが、投げ出さないでよかったと今でもしみじみ感じています。
かといって不得意なものとばかり向き合っているのは大変なので、著者のように苦境大歓迎!でない私としては、得意なものも伸ばしたいし、たとえそれが中途半端だとしても、両極端でなくバランスよくいたい。
ある種、達観したような視点でもって書かれた本書は、新鮮でした。
一周回ったらこんな境地にたどり着けるのかな。 -
Posted by ブクログ
麻雀にとても強い人らしい。
麻雀に強いので 勝つ極意があるかと思ったが
そのことは この本の中では ほんの少ししか 書かれていない。
著者がいうように
『人間に関しての話に終始している』のだ。
『絶え間なく変化していく物事に対応できる柔軟な観察力を磨く』
彼の特徴は 言葉に対して 敏感であることが
大きな特徴で、日頃の『振る舞い』などから、
ニンゲンを 考察していく。
情報過多による 『精神のメタボ症』
精神の肥大化、精神の破裂、
『情報も、食べ物も、ゆっくりと自分の中で噛み締めながら、時間をかけて消費していく。量は腹八分でおさえる。現代を生きる人間には、そういった自己制御力が必要とされている。』
その場にある
『違和感』『まずい』『不都合な動き』『貧乏ゆすり』
『人間性がでるのは、山から牌をとる時ではなく、捨てる時だ。』
『不意打ち』『虚を衝かれる』
『最後の最後でぶれてしまう。過信したり、守りに入ったり。』
『柔よく 剛を制す』
勝負の三原則は 『臨機応変』『適材適所』『柔軟性』
『その隙をついて遊ぶ』
『失敗だ』『ダメだ』『どこか足りない』『負けた』
人間の精神は 外と内と核、この三つがあって初めて精神が生まれ、人は人としての道を歩むこととなる。
自分中心でしか物事が見られず、厚みがどんどんと薄くなる。
それにしても、なぜ振り込め詐欺が おきるのか
いろいろなことに 巧みにだまされる。
縦の線とは上下の関係、ヨコの線とは仲間意識。
しがらみは 存在の空洞をつくる。
無茶はいいが 苦茶はいけない。
すぐに根に持つ人の真実。
身になる努力より身にならない努力をしているときのほうが人は熱心で熱い。
熱しやすく、さめやすい。
イヤー。言葉が 平易でおもしろいですね。