桜井章一のレビュー一覧
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ネタバレ裏麻雀の世界で代打ちとして20年間無敗を誇った「伝説の雀鬼」である著者による、勝負事にかんする彼なりの人生訓・人生哲学といったエッセイです。裏麻雀って何なのかと検索してわかるところでいうと、企業やヤクザなどが賭博を行うためのものだったり、地域への進出や撤退を賭けたものとして行われていたりするものだということです。そういうことで回っている世界があり、そういった世界のあれこれが表の世界に潮の満ち引きのように影響を与えてもいるのでしょう。そういう世界の裏麻雀であまりに伝説的な活躍をしたがため、こうして表の世界で「世に出る」ことになったのかもしれませんし、それこそ名を知られたほうが安全だ、みたいな論理
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ネタバレ★五感を使って感じること
★全体を大局的に捉え、違和感を逃さないこと
★心身の「柔らかさ」が重要であること
「人を見抜く技術」というタイトルだが、雀士である著者の生きる上での姿勢が書かれている書。
率直な感想として、至極「感覚」的に生きている著者という印象を受けた。その意味において、言語的情報を用いた「思考」が重視され、「感覚」が軽視されがちな傾向にある現代においてわれわれに示唆を与えてくれる。
一方で、文章に関しても良くも悪くも「感覚」的であるため、やや抽象的かつ理論だっていないとも感じた。特に一章の「癖」の話以降、二章以降の著者の考え方を中心とする部分に関してはやや咀嚼が必要である。 -
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ネタバレこの本の結論
●人工的な感情を素の天然な感情に戻そう
その方法として、損得ではなく、好きか嫌いか
気持ちがいいのか、良くないかを優先させて
感情を豊かにしよう。
1.マイナスの感情を溜め込みやすい人は、自分1人で何でもやってやると思いがち
【対策】
感謝はマイナス感情を薄める特効薬
▲個人的にグッときたところ
1.得たものを失う不安感が強い人は、自分だけを喜ばせようとしてきた人。
2.自己否定をよくする人は自己肯定もよくしている。
大きく一つの感情に振れる人は必ず正反対の感情にもよく振れる。感情は水のようなものであることを認識する。
3.感覚がニュートラルな領域に入った瞬間、常識を超 -
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「雀鬼」の異名をとった著者が、「運」にえらばれるための生活について語った本です。
本書では、「偶然の運」と「必然の運」があると述べられます。日本に生まれるかアフリカに生まれるかといったことや、宝くじがあたるかどうかといったことは、「偶然の運」であり、これについてのコツはないとされます。一方、社会に出た人びとが日々直面する勝負の局面で、自分の優位に物事を運ぶコツは存在すると著者はいいます。本書で語られる「必然の運」というのは、こうしたもののようです。
「必然の運」と著者が呼んでいるのは、「運」というよりは「勝機」といったものに近いように思います。とすれば、本書は人生の勝機をつかむための工夫を -
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麻雀の鬼と言われる桜井氏とCA社長の藤田氏の話。
桜井氏の感覚的な話を藤田氏が例を交えて翻訳的に話してくれているのでわかりやすい。
・反省はしたらすぐ忘れる。
・自然体で物事を受け止める。
・絶好調の時に基準を合わせない。
・物事には流れがある。全体観を持ってそれを見ていく。
・チャンスと勝負所は似て非なるもの。
・アバウトに捉えればおっけー。
などが、一線で戦っている人には共通しているのだと感じた。
要は、事実を正確に受け止めて、平常心でどんと構えておく。そしてしっかりと(アバウト)対応をする。
それが簡単だか難しい。けれどもそれを重要だと理解し日々意識していたい。 -
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ネタバレ40代に差し掛かるという事で尊敬する桜井章一さんの本をレビューとして纏める事にした。
桜井さんの教えの本質は2つの一見矛盾する概念をバランスを取る事にあると思う。
*動の中に静があり静の中に動があるべき
(40代からは疲れの溜まらない緩急のつ
け方、リズム、間合いの取り方が肝要)
*信頼の一歩目は「出来る事」と「出来な
い事」を分ける事
*真面目さと不真面目さは時として融合
させると良い
*「得る事」と「失う事」は丸い円で繋が
っている
そのバランスを取るためには「掴むのではなく触れる」という「体理感覚」を大事にする事(このあたりは女性を口説く時の感覚にも繋がりますね) -
ネタバレ 購入済み
心の汚い社会人におすすめの本
決断力をつけるためにどのような心持ちでいるべきか、また普段からどのような癖を着けておくべきか教えてくれる本。
筆者は会社に属していない人が好きなようである。会社で働くとろくに自分で決断なんてできないから、何か職人的な力を今のうちにつけていつでも自分の力で生きていけるようにしとけというメッセージ性が強い。
いい大学やいい企業を目指して頑張る100点小僧社会の話は面白かった。逆に職人や自営業の人達の15点小僧社会の方がいい決断力持ってるというのには納得できるものがあった。
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この人の打ち方かっけぇ…。人間性まで見えてくる。
配牌からの切り方では牌効率とか全然なくて、理想主義・ロマン的な部分を垣間見た。かつて私はそのような打ち方ばかりしていて負け込んでいたために5ブロック理論寄りになりつつあるのだが、この人が言ってくれるとやっぱりそういう打ち方したいなぁとも思う。
一方で、強くなる打ち方ではないかもとは思った。鳴きのタイミングとかはすげえ納得したけど、目指す手が高すぎる。もちろん序盤はそういう視点は必要やしそこに特化するなら良書やけど、中盤から、というよりそれを意識して本来は序盤から早さを求めた打ち方のほうが勝ちにつながると思うけどなぁ。ただ間違いなく麻雀の楽し -
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運は生きていく上で非常に重要だ。パチンコ等ギャンブルでは勿論、ピンチの時たまたま助かったり、ショッピングで良い物に出会えた時など、自分の努力の至らない範囲で恵まれた時、運がよかった。または、ついていたと感じる。その運さえ自分でコントロールしてしまえば、もっと人生を楽しめるのではないか。
具体的に何をすれば運を支配できるか。書かれてあるのは至ってシンプルであり、日々の行動や考え方を改めてツキを正し、勝負所でいかに上手く状況判断をし、決断を下すかということであった。勝負所がはっきりと分かるギャンブルやビジネスにおいてはその様に運を駆使することができるが、予期せぬ時や、思いがけず運に恵まれるにはど