ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
私は雀鬼会という麻雀道場を主宰しているが、道場生たちを見ても、緊張した対局の場面より、対局が終わってホッとしているときにしばしば素顔を覗かせる。意識が習慣化されればそれは無意識となり、そこにその人の動きや思考が表れる。日々の暮らしの中で習慣化され、ごく自然に動きや思考となって出てくる。たとえ端から見て不自然なものであったとしても、その人にとってはそれが自然なままの姿なのだ。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
現代人が忘れそうになっている、当たり前の'感覚'。日頃違和感を感じている人には染み入る内容でしょう。古武術、骨ストレッチ、野口整体…日本人が忘れつつあるものが再認識される今、読んで間違いなしです。
学者でもない。教育者でもない。それでもここまで説得力を持っているのは、ただただ人との関わりを大事にアナログ的な生き方をしてきた著者だからこそなのかもしれない。
「伝説の雀鬼」こと桜井章一の人間観察眼が書かれています。 たとえば、人間の本質についてこんなことを書いています。 会社であろうが、なにかの集団であろうが、人は上に立つと譲らなくなる。逆にいうと、上に立つ人は譲らなくて済むから上に立ちたくなる。 上に近づけば近づくほど、社会的な地位や名誉...続きを読む、あるいは金銭などいろいろなものが増えてくる。そうなると割り込まれることも必然的に増えてくる。それを極力抑えたいがために、人はさらに上を目指すのだろう。割り込まれても譲らなくて済む高みを目指して。 しかし、人間はいつも自分のことだけを考えているわけにいかない。とくに上に立つ人間は、まわりの人間のことも考えなければならない。自分の仕事だけやりやすくなってもしょうがないのだ。集団としてやっていくには、まわりの人間の仕事もやりやすくしてやらなければならない。 そう思えば、そこに譲ってあげる気持ちが出てくる。私は、まわりから見たら譲らなくていい立場の人間かもしれないが、その場を少しでも楽しく、仕事をやりやすくしたいから常に譲る気持ちを持って生きている。 上に立つ人間にこそ、譲りの精神がなければならないと思う。これは、謙虚さを売れということではない。譲るところは譲ってやる。上に立つ人間は、それをごく自然にできるようにしないといけない。私が人間関係を柔軟かつ良好に保ってきたのは、この〃譲り〃の精神があったからにほかならない。 確かに、私が知っているリーダーたちを思い浮かべると「この法則」結構成り立っているよなぁと思います。すごく優秀ですごく一生懸命でもこれがないと人はついてこないというか、空回りしてそこより上に行けないというかそんな気がします。 # ちなみに、私はリーダーに向いてないしなりたいとも思っていないので観察するだけです。 他にも、 学問やそのほかのさまざまな専門分野を学ぶうえで、自分より知識のある人、もしくは自分よりその分野に深く関わっている人からものごとを教えてもらうのは当然のことだ。いわゆる〃できる人〃たちからいろいろなことを学ぶ。 しかし、それが〃人生を学ぶ〃ということになった場合、私はその学ぶ対象に〃できる人〃をけっして選ばない。私が人生を学ぶのは〃できる人〃からではなく、〃できない人〃からだ。「あの人がすごい」「あの人はいろいろなことを知っている」というように、世界には、いろいろな〃できる人〃がいるのだろうが、私はそんな人たちにはいっさい興味がない。生きていくうえで私に多くのことを教えてくれるのは〃できない人〃たちなのだ。 人は、あるレベルに達すると(達したと思っているのは本人だけだったりするのだが)、そのレベル以下の人からは学ばなくなる。学ぼうとするのはたいてい、「この人は自分より上」と判断した人からばかりだ。たいがいの人が〃能力のある人〃を敬っていくようになってしまう。でも私は、違う。〃できない人〃を見て「なんでできないんだろう?」と考え、そこから学んでいく。 初めに書いた謙虚さの話も、恐らくは〃できない人〃の振る舞いから学んだことなんだろうと思います。反面教師という言葉がありますが、確かに〃できない人〃の振る舞いを観察して「人間って、なんでこうなってしまうんだろう?」と考えることはとても有効なことだと思います。 それから、「私はその学ぶ対象に〃できる人〃をけっして選ばない」と書いてありますが、これは「選ばなくても自然にできる人のことは敬い学ぼうとするので意識する必要が無い」ということかもしれません。 と、このようにハッっとさせる言葉がたくさん詰まっていて面白かったです。 他のも読んでみようかな。
人を正確に見るには本能に近い感覚 直感で相手をとらえること。 物事は日々変化する その変化に柔軟に対応する 観察力を磨くことが必要である。 特に参考になったのは 身体面、言葉などの「癖」が 習慣をつくり、人間を作る というところ。 性格を変えるのは難しいが 癖を改めることはできる 癖があるこ...続きを読むとを認め、 できるだけ良い癖をつける。
20年間無敗の伝説の雀鬼と呼ばれた桜井章一さん 麻雀で人間力を磨くと自分の今までの概念にはなかったことです。 勝負師としての判断。 そしてタイトルにもあるように人を観る力。 ありのままを受け入れることなど。 自分が思っていたよりずっとシンプルにそして芯の強い本だと思いました...続きを読む☆ 熱いものも持っているけどそれは内面的な部分であり、冷静な部分を見つめるにすごくいいとも思います! 本当に勉強になりました!
現代人が失いがちな感性で生きることの大切さを思い出させてくれる本である。 著者は、現代人は知識や、地位、お金、などのフィルターによって世界をまるでカメラで切り取ったかのように、写真のように一部分しかみることができていないとのべている。 著者は、麻雀をするなかでこれまで人を見抜いてきた、しかし、その人...続きを読むを見抜く方法というものはマニュアル化されたものでなく、一目みたときの違和感などの肉体的なものである、心理的テクニックなどで一部分を見て人を見抜こうとすることはいわば、知識、地位、お金などのようなフィルターを通してものごとを切り取ってみているのと変わらない、肉体的な感性や、直感に委ねて全体的にものごと、人を見抜くことが大切ということをこの本では説いている。
雀鬼こと桜井章一の初期の本。 文字通り人を見抜くことについて天性のものを持ってる彼だけあって、その言説には説得力があった。
伝説の雀鬼、桜井章一氏による人間観察についてのエッセー。 本書の内容を簡潔に表現するのは難しい。著者がこれまでの人生経験を元に人間を観察する場合のポイント=著者の“モノサシ”を紹介している、というところだろうか。 (「はじめに」に、人が人を見るときにはその人の“モノサシ”が使われるとある。) と...続きを読むにかく、その桜井氏の“モノサシ”について、思い付くがままに書き著されているという感じで、一冊の本としての構成、まとまりなどは考慮されていないような印象を受けた。 だが、さすがに随所に感銘を受ける話がある。文章表現については決して素晴らしいとは言えないが、その背景にある主張は、なるほどなぁ、そうだよなぁ、と思わせる本質を捉えているものが多い。
20年間無敗を誇った、麻雀士、桜井章一氏の本。 人間観察とは?について語った本です。相手の「癖」を見ること、自分の癖を正すこと、自然に生きること等、確固とした結論があるわけではないけれど、禅問答のようで面白いで。
見抜く力について知りたくて読書。 他人の動作、仕草、癖にはそれぞれ意味があり、理由がある。人と会うことは観察力を磨く訓練の場であり、己を知る修行でもあるということ。 他人を通して己を知ることについて考えさせられた。 異常に謙虚さを装う人は確かに存在する。その人の深層心理、原因をもっと知りたいな...続きを読むと読んでいて思い出す。 読書時間:約50分
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
人を見抜く技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」
新刊情報をお知らせします。
桜井章一
フォロー機能について
「講談社+α新書」の最新刊一覧へ
「雑学・エンタメ」無料一覧へ
「雑学・エンタメ」ランキングの一覧へ
伝説の雀鬼 ショーイチ【完全版】 1
40代から勝負強い男になる技術
運を支配する
諦める技術 伝説の勝負師が極めた強さの本質
運に選ばれる人 選ばれない人
運は「バカ」にこそ味方する
運を引き寄せる成功の極意
恐れない技術
試し読み
「桜井章一」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲人を見抜く技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 ページトップヘ