桜井章一のレビュー一覧
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雀鬼と異名をとる桜井章一先生の育児書です。子育ては「諦め」が肝心。親は「構うな」「えばるな」「教えるな」!
この本は先日読んでいいたんですが。伝説の雀鬼、桜井章一による育児書で彼独特の育児観があって面白く読めました。現代教育は子供を型にはめるそしてそのひずみがいたるところに出ているという箇所が飛び込んできたときには
「あぁ、やっぱりなぁ」
と思いましたよね。桜井先生は『雀鬼会』や『牌の音』という麻雀のクラブを主催していらしていて、そこで塾生を指導しているときのエピソードや桜井先生のお孫さんのこれがもし普通の親なら確実に目をむいて怒りそうないたずらをほほえましく、そして独自の視線で見守る描 -
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雀鬼・桜井章一が子ども教育に関する本を書いた
たしかに麻雀の経験を通じて人生の様々なことを知り尽くしている雀鬼から本を通じて心にスッと入ってくるのは自分が子育て真っ最中だからか?
もしくは著者自身が4人の子どもと5人の孫がいるからなのでしょう
文中に書かれていることは子どもや孫と接する中で自身の「気づき」があったことを軸にしています
知識よりも体感したことが先に来ていますので教育本としては内容は異彩を放っています
この本をオススメしたいのは父親!
そしてあなたが母親だとしたらパートナーである夫が文中に出て来るような「ちゃんと」育てないことをしていたら温かく見守っていて欲しい
この本を夫にプ -
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後ろめたい時や嘘を吐いてしまった時、思わず相手から目を逸らしてしまう。一度となく、そんな経験をしたことがあるはずです。
必死に相手に意識を集中しているのだけど、どうしてもある拍子に顔がそっぽを向く。
なにげない癖や仕草というのは長年積み重ね、染みついた習慣であり、意識してどうにかできるものではない。
だからそれらの身振り手振りを観察していれば、自ずとその人の裏の顔や本質が浮かび上がってくるものです。
本書は勝負の中で相手の心理を読み解き、裏を取ることで20年無敗を誇った桜井章一氏がタイトル通り、人を見抜く技術を詰め込んだ一冊。
といっても仕草や癖などについて語られているのは主に -
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251 努力しない生き方 桜井章一 2010 0322/2010 1019 185P
努力しない
力が入ったら疑え
努力しようとすると 頑張ろうとすると
余計な力が入る 力が入っていてはだめだ
恨まない
上手な諦め方は 生きる力を生む
恨まないために 諦めを良くする
さっぱりと諦めてしまえば 余計な力が入らなくなる
他人を責めず 自分を責めず そのどちらでもないこと
壁を超えない
壁は上に乗るといい
壁を乗り越えようとすると 力がはいったり 意識しすぎてしまう
ひょいっと上にのってみる そんな気持でよい
壁の上にのぼれば 違う風景が広がる
頑 -
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運とは何か。約20年間無敗の麻雀士が説く良書である。
本著では運というものは運は単なる「量」や「貯金」ではなく「流れ」であり、自分から動き掴みにいかなくてはいけないと説く。そして、「勝ちたい」「運を掴みたい」という欲や力みは逆に運の流れを止めてしまい、目の前のやるべきことに集中し、自然体で振る舞うことが真の成功の道をとも説いている。つまり本著が伝えたい本質のところは、常に中立で自然体で運の流れを感覚で感じ運が来たら掴みにいくということに集約される。
私は前のめりでチャンスを掴むという考えを持っている。本著にも通ずるところであり、著者も主張する「昨日の自分と今日の自分を比較する」して自分が自信が -
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ネタバレ精神鍛錬の話に終始すると思う。他人を見抜くには先ず自分のことを誰よりも知らなければならない。姿勢や行動、思考に注意し、常に自分を律する意識がなければならない。身体が硬くなると心まで凝り固まる。先ずは柔軟から始めようかな。素敵だな、と思う人を意識するだけでも変わってくると思う。著者の幼少期に秘められたエピソードは今では中々実践しにくいものばかりだけれど、時代のせいにしてはならないのはいつの時も一緒。彼の幼少期の好奇心や好きなことに対する意識の高さは元来持っていたものだと感じる。常に実験と検証を重ね、経験という膨大なデータが感覚として残っているのだろう。
⭐︎バランス感覚を大切に。シーソーの中心 -
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自分は良く人間観察をする
こういう本を読むと、自分の固定観念以外の見方を新たに見つけれて良いです
●調子の良いことだけ言ってるの見抜けたり
●目の動きで「嘘の確率」わかったり
●嘘ついてる際に動きが縦揺れか横揺れで「本当はどっちか」分かったり
●どのくらい心開いてるか、座り方で分かったり
●自分の話に興味無かったり、帰りたい人は身体が帰りたがっていたり【爪先か、肩が出口に向く】
色々見落としがちの情報で溢れている(この本の内容とは別)
個人的に人間を計るのに自分がやるのが…
①動物や自然が好きか質問する
単純に自分本意型(動植物嫌い)か、他人本意(動植物好き)で行動する人か分かる…
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思えば自分は無駄な生き方をしてきたと思っている人におすすめ。
【概要】
●足し算ではなく引き算的な生き方
●発想や行動から力を抜く
●現代人の生き方は足し算的な生き方
●力が入ると結果はよくない、よって努力はしない。
【感想】
●今の世の中は、足し算的な生き方では成り立たないという考えに同意する。
足そうとする力を抜くという引き算的な生き方もいいかもしれない。余計なストレスを抱え込まなくてよくなる。
●別の本で、努力を努力と思っている時点でおかしいということが書かれていたが、それに通ずるものがある。努力だと結果が実らないときに「なぜ?」と思ってしまう。求めると願いはかなわない、求めないの