桜井章一のレビュー一覧
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ネタバレ半信半疑でちょうどいい。中途半端でよくない考えのように捉えられがちだ。しかし、疑うことは悪ではない。疑問は人間に変化を教えてくれるものだし、何かを疑うことで何かを信じることもできる。こだわりを持たず、柔軟に生きていくにはそんな半信半疑くらいでちょうどいいのではないか? 卑屈にならず、かつ自信過剰にもならずメディアに流されず自分で真剣に考える事が大切だと思った。 好調時の自分を捨てろ、「前はあんなにうまくいったのに・・・」と落ち込むのは好調時の自分を基準にしてしまっているからだ「不調こそ自分の実力」と謙虚に思えば、柔軟に対応していける。
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自分は楽な道と苦しい道があるときに必ず苦しい方を選んできた、という伝説の雀士・桜井章一氏の本です。
濃密な人生を勝負の世界で送ってきた、桜井氏ならではの内容です。
要約しきれないので一部を引用しますと、
「自信を持って生きるのではなく自疑をもって生きる」
「欲しがらなければかえって手のうちに入ってくる」
「生きることは攻撃することだ。でも必ず相手を攻撃して勝たなくてはならない、ということではない。戦わないが一歩も引かない、とわかせればいい」
「力の抜けた状態でいること」
「どうせ避けられないことなら苦しいことも楽しんでやれ」
「自然に生きる植物、動物は感覚で動いている。たまには考えない -
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麻雀の鬼と呼ばれている雀鬼・桜井章一はかなりまともな人だった。
もっと鬼畜ような考えを持っているのかと思ったが
素晴らしい人物のようだ。
==以下引用==
生命のリズム、正しい仕草、中庸バランスの感覚 自然の感性
幸福は求めるものではなく誰かにあげるもの
考えるな、感じろ!周りの人たちが少しでも明るく楽しくなることを!それが知恵だ!
相手のことを読んで計算するという行いは自分に対する最大のごまかしでもある
時には好調を自ら断ち切る。他人にまわした運は巡りめぐっていつか自分に返ってくる
江戸仕草
不調のとき待つしかない
「護る」は万能の言葉
思い通りにいかないことを状況のせい -
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[ 内容 ]
努力をしてもそれが正当に報われない現代。
苦境を打開しようとあがき、もがくほどに状況は悪化の一途をたどる、そんな経験をした人は少なくないだろう。
「頑張っているのに」「力をいれているのに」うまくいかないのはなぜなのか?
麻雀の裏プロの世界で二〇年間無敗の伝説を持ち、雀鬼と呼ばれた著者によれば、そんな蟻地獄から脱出するためのヒントは「努めて力まない」やわらかな生き方にある。
執着から離れ虚心に生きることで、逆にツキが巡ってくることがある、そんな雀鬼の気付きの世界。
これは「努力」というトラウマからの“解放”の書である。
[ 目次 ]
第1章 「努力しない」から、いい結果になる(努 -
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40代から勝負強い男になる技術
著:桜井 章一
出版社:KADOKAWA
中経の文庫 さ-19-1
理不尽な環境でも心を折らず、経済的な価値観に丸ごと染まることなく、仕事をどうすすめればいいのか
20年間無敗の雀鬼が書いた、40代から勝負強い男になるための教科書が本書です
あまり、期待しないで、自らが、思うところを信じて進んでいく
ぐちゃぐちゃと言い訳などせずに、己を頼んで腹をくくっているところがよい
気になったのは以下です。
・全体観をしっかり持っていれば、仕事に上手なアクセントがつけられる
・ちょっとでもいいので、その先にあるものを見つめることが大切なのである
・あわてて、仕事を -
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本書の概要
麻雀界の鬼才である桜井章一さんが、麻雀に限らず、他の勝負事でも通用する普遍的な真実を教えてくれている本です。タイトル通り、「勝負事」についてかなり深く書かれていますが、それだけでなく、運気の流れや感覚的なものなどを、達観した視点で書いているところが本書の特徴です。
本書を手に取ったきっかけ
特に私の場合、プレッシャーに弱く土壇場で力を発揮できないことがこれまでたくさんあり、この点を克服したいと考えて本書を手に取りました。
本書では「勝ちたい」と「負けない」は違うということが最初に提示されます。
「勝ちたい」という気持ちは、自分を示したい・・・といった欲望から生じたもの。「勝ちた -
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現代人が失いがちな感性で生きることの大切さを思い出させてくれる本である。
著者は、現代人は知識や、地位、お金、などのフィルターによって世界をまるでカメラで切り取ったかのように、写真のように一部分しかみることができていないとのべている。
著者は、麻雀をするなかでこれまで人を見抜いてきた、しかし、その人を見抜く方法というものはマニュアル化されたものでなく、一目みたときの違和感などの肉体的なものである、心理的テクニックなどで一部分を見て人を見抜こうとすることはいわば、知識、地位、お金などのようなフィルターを通してものごとを切り取ってみているのと変わらない、肉体的な感性や、直感に委ねて全体的にものごと -
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【動機】ブログで薦められていたから/余分な力を抜きたかったから
「集中しない」「軸を一つにしない」といったたくさんの「ない」がつく見出で構成されている本。一見「ん?」と思っても、副題と本文を見るといいたいことがわかるようになっている。
全体的に、ある一点を目指したり、凝縮させたり、つかんだり、といった行動から、
よりそったり、流れを全体としてとらえたりして、余裕のある状態で触れたり、幅をもったり、対象物から距離をとるようなかんじ。
いまは、集中することがよしとされているので、それだけぶんストレスがかかって当たり前だとわかるし、
著者のすすめるふんわりした姿勢が自然にできるようになれば、ずいぶ