【感想・ネタバレ】恐れない技術のレビュー

あらすじ

なぜ、君はそんなことでビクビクするのか?

たった一晩で天文学的な金銭が動く壮絶な代打ち(賭け)麻雀の世界。
そこで、20年間無敗の記録を残した著者が、何が起きても“恐れずにいられる心”のつくり方を伝授する一冊。

リストラ、収入格差、情報過多……。

不安材料が山積みの現代では、ちょっとのことでも大きく動揺し、すぐに「恐怖感」を覚えてしまうのが、現代人の特徴のひとつ。
そういった様々な問題や、イヤな現実から“逃げてしまいがち”な現代人に、恐れずに最良の行動を取る秘訣を教えてくれるのが本書です。

人生のあらゆる局面において動揺しやすいあなたに贈る、実践的で心に響くアドバイスの数々。
本書を読めば、あなたは「逃げない生き方」ができるようになるでしょう。

※本作品は当文庫のための書き下ろしです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の写真をみるとちょっと怖そうでしたが、タイトルに興味があって購入。
一体、どこが安泰で、どこが成功なのだろうか?
そんな現代を、君たちはどう生きていけばいいのだろう?
答えは簡単だ。君は堂々たる自分の人生を歩めばいい。
何事にも惑わされず、自分らしい生き方を貫くだけだ。
そして、しなやかにこの世を生き抜き、君の周りに何が起こっても、恐れなければいい、ただそれだけのことだ。
はじめの言葉に惹かれていきます。わかり易い言葉で諭してくれた、いい本でした。

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2012年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の「群れない生き方」を読んでから連続だったので、重複する内容を多く感じ、感動も低かったかもしれない。

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2019年01月01日

Posted by ブクログ

「動じるな。ぶれるな。求めるべきは、安住ではなく試練である」

余計なことはいちいち考えず、今を一生懸命いきる。
自分との約束を守り、自分との勝負に勝つ。
そして、試練さえも楽しんで生きる。

自分自身、小さなことに悩んでしまうので、この境地に達するのはすぐには不可能だろう。
「それでも、自分との約束をまもり、一歩でも近づこう!!」
そう思わせてくれた一冊でした。

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2013年09月22日

Posted by ブクログ

これも良く出来た内容でした。
脅しをかけてくる人たちが、著者をみると逃げるとか何も出来なくなることをさらりと書いていますが、そこまでなるのならどんな雰囲気・オーラを醸し出しているんじゃ!と突っ込みたくもなってしまいますが。

そこまで出来なくても、
”危険なものに対して「こいつは面白くなってきたぞ」と物事を自然と客観視するクセがついたこと”
”「俺にはいいところも悪いところもあるし、もちろん、弱いところもたくさんある。そしてそれが俺なんだ」”
この考え方だけでも、見につけれればいいかと思う。

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2012年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人からはよく「落ち着いてるね」と言われる。しかし実際のところ、トラブルが起きたり他部局とやり取りする際は、いつもドキドキしている。自分が尊敬している上司を観察すると、そうしたトラブルなどに落ち着いて、適切な対応をとっている。自分もそうなりたい。そのためには実務的な能力も必要だが、精神的なタフさも必要になる。どんなことが起こっても物怖じしないような、そんな心。それを学ぶために本を買ってみた。



・君がつまらないことに動揺したり、怯えたりしないためには"好調が当たり前だと思わないこと"が一番だ。
・最初から他人に過度の期待をしないこと、もしくは願望を持たないことである。なまじ、相手に期待をするから、裏切られたときに、人は動揺をする。
→時々、どうしても嫌な人と連絡を取るときがある。こちらは何も失礼なことをしていない(と思っている)にも関わらず、相手は終始不機嫌。そんな人と仕事をすると、変にこちらは動揺してしまう。本来あちらがすべきことも、「じゃあウチでこれもやっときますね」なんて、無駄にサービス精神を働かせてしまう。そんなご機嫌取りすら、後で思い返すと情けないやら、腹立つやら。しかしそれは私の前提が「お互い良好な関係で仕事をやる」ことが前提となっており、それが崩れたから不快に感じていたのだと、気付かされた。最初から相手が良いヤツだと期待しなければいいのだ。会話の中で「お、いい人だな」と感じればそこから、より良好な関係を築けばいいだけだったのだ。もちろん、こちらはマナーは押さえとくべきだろう。相手の目を見る、メールよりも対面、挨拶をする、など良好な関係に向けて自身ができることは多々ある。あとは相手次第であって、相手が特に関係を良好としたくないのであればそれでいいし、だからといってこちらも態度を硬化させる必要はない。はなから期待をしなくていいのだ。


・人を怯えさせたり威嚇するような態度を取る相手には、恐れずに毅然とした態度を貫くのが一番
→これはその通り。相手が威張ってる場合でも、こちらは恐れず対応するのが一番だ。私は大学職員なのだが、以前上司から、「教員は自分の上司じゃない。思ったことはきちんと言う。」と聴かされた。本書の言葉と併せて、心に刻みたい。


・イヤだから避けるのではなく、負けるから逃げるのではなく、「イヤだから積極的に向かっていく」「負けても果敢に挑んでいく」という気持ちを、ぜひ持ってほしい
→イヤなことは避けたい。面倒くさい事案が起きた際も、思わず「面倒だな」と口にだし、後回しにしてしまうことも多い。しかし、そうした「イヤだから避ける」「面倒だから後回しにする」ことは、おそらく今後キャリアを積んでいくうえで、無くすべき悪しき習慣だというのは明らかである。逆に「イヤだから取り組む」「面倒だから先に済ませる」といった、逆説的に物事を考える習慣を今のうちに身に着けると、後々大きな財産となるに違いない。


・生きた金の使い方-。それは結局、子どもにとっての「思い出」がいかに大切かということを知っていて、そういうことのためには、金がかかっても何とかするといった使い方に他ならない。
→正直、私は物欲があまりない。誕生日に何がほしいと妻に聞かれて、毎度答えに窮する。だからお金はあまり減らず、使い道があまりない。本書では子どもの思い出にお金を使ってはどうか、と述べている。子どもに限らず、他者のためにお金を使う、というのはとても大事な考え方だと思う。以前「夢をかなえるゾウ」で「コンビニのおつりは募金箱に入れてまえー」と書かれており、結構それは実践している。誰かのためにお金を使うって、もらった人はもちろん、与えたほうにとっても気持ちがいいものだ(それは成金的な思いではなく)。子どもの思い出含め、今後も「他人のためにお金を使う」ことを忘れずにいたい。

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2016年07月03日

Posted by ブクログ

20年間無敗の雀鬼と呼ばれた著者桜井章一。彼の独特な考え方からところどころ納得いかないところもあるけれど、現代社会に欠けているものを鋭く指摘する視点には感銘。勝負する男は肝がすわって気持ちがいい。男として憧れます。

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2012年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

響いたとこ。

不安が心の柔軟性を奪い、強張っていき恐怖となる。
明日は明日の風が吹く。
固定給は固定されていることによる給料。
おもしろがること。
勝負で大事なのは、どうしたら勝つかではなく、どうしたらいい勝負が出来るか。
「得る」ことに固執するから、色々なものに振り回され不安定になる。

一番響いたのは、「殴られそうになったら思いっきり相手の首元に突っ込んで行けば相手は殴れない」みたいことが書いてあった部分。実際に殴る蹴るじゃなくても、恐怖を与える相手にも果敢に突っ込んで行くのは大事だなと改めて思った。

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2012年04月30日

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