荒川弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初読。しかし本当にそっくりだ。そっくりだからには100%関係があるのだろう。
リンが自分の覚悟をグリードにぶつけるシーンは、その熱量に鳥肌が立った。ランファンの腕は無駄に失われたわけではなかったどころか、若や物事を大きく進めるキーになったと言えよう。そのランファンは早くも次に目を向けている。個人的に、本作に登場する女子の中で安定して幸せになってほしい方々のうちの今のところ筆頭。
ウィンリィとエドの電話のシーンは胸キュンだった。ウィンリィが自覚して以降初のやりとりで、気持ちを素直に伝えられて良かったねぇ…とこちらまでほっこりした。
将を射っちまえの下りは面白かった。それはそうなんだけれど。手に届 -
Posted by ブクログ
初読。作る者と壊す者の狭間、愛する両親を殺された者の怒りが揺れる。
「おまえの手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」のセリフはエドからのウィンリィに向けられた、最大の理解を含む慰めと励ましの言葉だと思う。結果的に敵を許すウィンリィ。零れ落ちたのは涙だけではなく…。
憎しみを始めとするマイナスの感情は、それはそれで使いようによっては大きな力となる。しかし自分を支え時には引っ張ってくれる人がいることや、自分のことを待っててくれる人間がいることも、それ以上に人を踏み止まらせたり一歩を踏み出させる力になるのだなと感じた。エドワードはウィンリィさんに真っ直ぐ言っちゃったからには、是非とも実現させちゃっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ初読。ホーエンハイムは目的の為だけに生きる男なのだろうか。なんだか人格に掴み所がないなという印象を受けた。だがそんな男でも流石主人公たちの父親である。意味のないことをひとりごちる一方で、ストレートかつ的確な言葉で以てエドを前進させてみせた。エドの前進は、アルの全身とエドの手足を取り戻せるという希望である。残酷でどうしようもなく正しい真理を我が物とし、身体を元に戻せる日は来るのだろうか。
ハボックとマスタングのやり取りも、2人の心が見える良いシーンだった。
ヨキを介し、メイとスカーが出会う。スカーのおまけからキャラクターを逆輸入した瞬間が、本巻のコミカルシーンのハイライト。もとから動物が好きだっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ初読。兄弟と師匠の過去編、鋼の錬金術師が誕生する瞬間を見られる。兄弟は、一は全、全は一とはどういうことかを大まかに知る。錬金術とは何か、また錬金術師とは。理論だけでなく、タブーを介して触れることができるものがある。理論は現象の説明であり、タブーの中に真理への道がある?自分を指して「世界」や「真理」、また「おまえ」と呼んだあの存在を乗り越えられる時はエドに来るのだろうか?
マスタング大佐以下5名が中央に移動。ハボック少尉かわいそう。最後に強そうな人が初登場。
精神を鍛えるにはまず肉体からという考え、良いな。これからは私もそれをモットーの一つにして生活していきたい。
荒川弘先生、マンガばっかり読ん -
Posted by ブクログ
初読。銀の匙silver spoonで荒川弘を知り、著名な他作品を読みたかったので、純粋に読めることが嬉しい。本作は近代ヨーロッパを舞台に、錬金術師であるエルリック兄弟を主役に据えたダークファンタジー作品である。兄弟が操るのは等価交換が鉄則である錬金術。2人は自分たちの身体を元に戻すために賢者の石を探す旅に出ている。その中途、様々な出来事に巻き込まれてはそれらを解決してゆく…という物語だ。場のギャグ濃度が一定に保たれている一方で、〆るところは〆ているため読後感がよい。エドが時々漏らす自分の哲学は、物語を引き締めると同時に、自分もこういう考えを持って生きたい、生きようという気分にさせられる。また
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ウシャねこ
期待に応える時折思わず吹き出してしまうツッコミやボケは相変わらず間違いがないです。八軒やみかげ、クラスメートや取り巻く登場人物がどんどん未来に突き進んでいくのが読んでて本当に気持ちが良い!
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購入済み
肝心なところで
気にくわない所が一つ。アンドラゴラスがアルスラーンの事を語るところを何で隠すかな。アルスラーン戦記を通じて一言。この時代の地図を表示して欲しいです。ペシャワール、グジャラートは現在のパキスタン、エクバターナはイランに属しますが一神教のルシタニアはローマ帝国なんでしょうかね。素直にローマ帝国にすればいいのにと感じました。