木下けい子のレビュー一覧
-
購入済み
にやにやしながら読みましたよ
前作の「好きで、好きで」が大好きでw穂木と志方のカプが本当に良くて、しみじみ良くて、続きを読みたいなあと強く思っていたので、この作品が出てとても嬉しかったです。安西先生があとがきで、この作品は2人のド日常だと書いてましたが、その日常の物語が読んでいると、何とも言えず幸せな気持ちにさせてくれるのです。
作品中で穂木の夢の話が出てきますが、2人の出会いの必然をおとぎ話のようなエピソードに喩えて描いてあり、穂木君じゃないけれど2人は本当にずっと一緒なんだなあと安心した次第です。
-
Posted by ブクログ
「好きで、好きで」の続編。雑誌で既読していて、書き下ろしを楽しみにしていました。
付き合ってもう10年以上になってる志方と穂木の、その後の様子です。ますますラブラブなのにニヤついたり、波風立ってちょっとハラハラしたり、ほろっとさせられたり…
よくある日常風景かもしれないけど、そこを丁寧な心理描写でグイグイ読ませる、センセのスゴ技が光っています。
相変わらず志方が好きすぎて、少々お疲れの穂木w
そこへ穂木の甥のチビッ子をお世話するというミッションが投入され、いろいろありながらもほのぼのとした家族の風景に。志方の意外な父親力を見ることができました。柊と遊ぶ志方に胸キュン。
なのに、穂木は自分が志方に家族を作ってあげられないと、またもやぐるぐるしちゃうことに。謝る穂木への、志方のひと言がすごく良かったです!
愛を感じました。
書き下ろしの「相思相愛」は、身体に異変をきたすまで志方に対する余計な気遣いが高じてる穂木のお話でした。重荷になりたくないけど、志方から離れたくない穂木の一途な気持ちが伝わってきました。
いや、ほんとに相思相愛です!
いつもは無口な志方の穂木愛を強烈に感じちゃいました。穂木は心配しなくても志方に無茶苦茶愛されてますよね…キュンときました~
互いになくてはならない存在ですよね。
「JUST MARRIED」はすごく幸せな気持ちになれるエピソードでした。末永くお幸せに。
エロ的にもラブを感じることができて、萌えました。
これは何度も読み返してしまいそうです。 -
購入済み
良かった〜。続刊欲しいです。
繊細な感じの絵はお話の内容にもすごく合っていて、美しい絵画や映画のような印象が残りました。
途中切なくて、涙がポロポロ。
心理描写が良くてどのキャラにも共感でき、惹かれるというか、皆可愛いというか。
ここで完結?? だとしたら、寂しいな〜。
もう少し、その後の花屋敷の人達の物語を見たい、知りたい。
作者さん、夏 冬も描いて下さい♥ お待ちしています。
-
購入済み
泣いちまった…(T-T)
篤史さんの怯えた恋心がせつなくて、自分を価値ある存在だと思えない辛さが痛々しくて、胸を掴まれるような気持ちになり、泣いてしまいました…
そんな篤史さんを、率直にあたたかく辛抱強く解きほぐしていく宮村氏。感動でまた泣いちまった~
幸せになってね!きっといつか篤史さんのママとも和解できると思う、宮村氏がいれば… 月村先生、すてきなお話をありがとうございました!木下先生の挿し絵もあかずきんも、すごくステキでした! -
Posted by ブクログ
恥ずかしい…!ずっと恥ずかしさでジタバタしながら読み終わりました。
「CHERRY」でもそうだったけど、『羞恥ラブコメ』ってジャンル作ったら月村センセはきっとナンバーワンですよ。
こちらは大好きな「眠り姫にキスを」のスピンオフですが、前作読んでなくてもまったく問題ナシです。
ただ、私的には思ってた以上に宮村が話に絡んでいたので嬉しかったです。単に蛍の同僚程度の登場かと思っていたので!
すごく意固地でひねくれた性格の蛍が、酔っ払ってウサ晴らしに柄にもなく恋人代行業を利用しようとしたのがきっかけで、とんでもなくこっ恥ずかしいハメになってしまいます。
蛍がかわいげなくて対人スキルもゼロで、はらはらさせられまくりです。
小野が小さなことにこだわらない性格で、明るくて辛抱強くてやさしい人でよかったです。まさにぴったり。
…でも、単にイイ人じゃなくて、策士なところもあるんですよね。いつのまにか蛍のハートをつかみとってるのがさすがです。
この二人の会話がとても面白かったです。ぽんぽんとテンポが良くて、でもどこかずれてて、ちょっとシモネタ混じってて。
で、一番面白かったのがダブルデートの場面です!蛍の無自覚嫉妬が巻き起こす大羞恥プレイ…
恋人代行で姫抱っこも恥ずかしかったけど、こっちはさらに恥ずかしい…!穴があったら入りたい、いえ入れてもらいたいくらいのカッコ悪さです。
ここまで恥をさらしたからこそ、蛍も開き直って本音が言えたんだなと思いました。小野に対してはもう何もかもさらけ出して向かい合うことができるでしょうね。
だけど、まだHのことを素直に言えず交尾とか言ってるのが大爆笑でした。
今後、蛍の毒舌に小野はエロでお返しするんだろうなと思うと萌えたり笑ったりですww
「眠り王子にキスを」の後日談が入っていて、これがすごくよかったです!ダブルデート後の様子なんですが、二人の愛がますます強くなってることを確認しました。
宮村はライトに見えて、誰に対しても誠実ですね。そして、その中でも篤史が特別な存在なのだとちゃんと伝わってくるところがすごいです。
篤史があったかい愛に包まれて幸せそうでよかったです! -
購入済み
上半期ベスト5
高評価にしばらく気になってた本作、スゲーいい。篤史のともすると及び腰すぎるジメっとしたスタンスも宮村のソツなく無邪気ではあるもののいざって時に無神経スレスレで押し出しが強いところもそれはそれで人間臭さがあって好感持てたし共鳴出来る感覚がいっぱいでした。篤史の過去は家庭環境からして確かに不憫ではあったけれどお日様のよーな宮村とその仲間たち(笑)がその分これから温かく見守ってくれるんじゃないかな、うんそーだといいなって思う。BLばっか読んでるとつい「同性同士への障害意識」の垣根が低くなりがちですが、本作読んで現実にはストレートの人に恋しちゃった同性愛者の切ない苦悩を実感したような錯覚を覚えました。派手に云々ないのにこの読み応え、月村さんの筆力をもって、ですね。素晴らしい。えーと、ぶっちゃけ木下さんの絵は好みではないんですが(汗)スピンオフ(こっちがかな?)のコミックも続けて読みます!
-
購入済み
一番かも
木下さんの作品で、一番好きでした。
イケメンリーマンの前半のふと見せる大人の男な感じと、「ふ」と笑う隙と、後半の大人だけど…大人なのに…な感じ、たまらなかったです。
-
Posted by ブクログ
出来上がっているcpのストーリーって、面白く読ませるのが難しいと思うんですが、このストーリーでは付き合って10年になるcpにちょうどいい感じでハラハラさせられ、ほろっとさせられ、心にじわっと甘さが広がる…というスゴ技で魅せていただきました。
これが文庫2作目の注目している作家さんです。前作もそうでしたが、内容はわりとよくある王道ラブストーリーです。
高校卒業時に玉砕覚悟で志方に告白して、意外にも恋人同士になれたことを至上の幸福だと思ってずっと彼に寄り添ってきた穂木。10年経って志方はエリート銀行員、穂木は編集者として仕事をしているけれど、ノーマルな志方を外れた道に引きこんだと思っている穂木はあれこれ一人悩みまくります。
帯の推薦文で一穂ミチセンセが「一生やってろ、と心から言えます」と書かれていて思わずその通り!と思ってしまいました。二人のやりとりに、もうじたばたしちゃいます!
だって、穂木の理想の男は志方で、それは空が青いのと同じくらい不動なんです。
自分の方がずっと相手のことを愛していると確信しているし、自分のせいで志方がまっとうな幸せを失っている…と思い込んでいます。
職場の同僚の女子と一緒の志方の姿を見て、嫉妬に胸を焦がしたり、仕事を彼に褒められて頑張りすぎてしまったり。
…なんか穂木ってぽやっとしてるところがあってカワイイです。キュンキュンさせられたり、涙させられたり。
やればできる子なのに、志方に食事を作ってるほうが良いなんて嫁のラブラブ思考そのもの。
そんな穂木に「馬鹿」とか言いながらも愛がダダ漏れている志方もシカタないですね←
口下手なところがたまらんと思うのは、穂木だけじゃないです。カッコイイです。
でも、その口下手が災いして妙なことになってしまうんですけどね。説明不足は罪ですね。
なのに、いったん口を開くと痺れる殺し文句が!!何度かハートを打ち抜かれてしまいました。
…穂木がクラクラしている姿が想像できます。
心理描写がとても丁寧で、穂木の感情の起伏が手に取るように伝わってきてとても共感できました。
大人向けのちょっぴりビターな甘さが程よく味わえる、すてきなラブストーリーでした。