高橋知子のレビュー一覧

  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    ネタバレ

    ようやく再開した読書習慣
    長いこと、いろんな本を読んできたけど

    好きな作家を追い続けたり
    好きなジャンルに偏ってたり

    それはそれで面白いんだけど

    Bar営業を始めてから
    読書好きな常連さんから
    いろんなジャンルの書籍を紹介してもらって

    結構、幅が広がったなぁーと思いきや…


    最近は、お気に入りのYouTubeチャンネルで
    おすすめしていた書籍を読んでみるという試み


    特に、影響を受けてるのは
    最近ドはまりしてる
    YouTubeチャンネルの
    『岡田斗司夫ゼミ』

    オタキングと自称しているだけあって
    サブカル系の書籍はもちろん

    ビジネス書や、歴史、医療など
    とにかく幅広く解説してくれ

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    2020年08月05日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    自閉症者が求める「他者との共感面」を改善できる期待をもってTMS臨床実験に挑んだ被験者の記録として、とても興味深かった。著者がとても前向きで治療を絶賛する面が、かえってASD特有の思い込みのようで効果には懐疑的に感じる面も感じた。文章が上手くてとても読みやすかった。

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    2020年06月19日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    ネタバレ

    「アルジャーノンに花束を」で行われたことと
    似たような実験が現在では行われており、
    経頭蓋磁気刺激(TMS)治療により、
    自閉症と診断された著者が大学で行われている
    実験に参加し、自分自身に起こった変化が
    詳細に綴られている。

    「電磁石を介してパルスを送って、人の脳に
    ごく少量のエネルギーを注ぐ」(P28)によって
    「脳内の神経ネットワークに電磁エネルギーを
    くわえると、ネットワークが新たな回路を作り、
    強化したい回路を強固にします。」(P29)という。

    治療を受けて著者は人の心が理解できるように
    なったりするが、それは今までうまく行っていた
    人間関係が悪くなったり、世の中の悪いニュースを

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    2019年10月29日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    自閉症スペクトラムの要因は不明だが、経頭蓋磁気刺激(TMS)のように効果のある施策が増えるのは望ましいと思う。しかし、自閉症スペクトラムを治療できるようになってしまうことで、彼らが持っている類い稀なクリエイティブな才能が、社会に還元されなくなってしまうことを引き起こすのではないか、と危惧する。秀才ばかりの世の中では息苦しい。

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    2019年10月09日
  • ジャック・リッチーのあの手この手

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    さすがジャック・リッチー。いろんなテイストの作品が詰まった素敵な短編集でした。さらっといけちゃうけどおもしろーい。

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    2014年05月17日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    フリーダ・マクファデン『ハウスメイド 2 死を招く秘密』ハヤカワ文庫。

    シリーズ第2作。個人的にはシリーズ第1作をそこまで評価していなかったのだが、『2026年版 このミステリーがすごい!』でベスト10に入っていたのには驚いた。

    アメリカ版の『家政婦は見た!』或いは『家政婦のミタゾノ』みたいなメイド・サスペンス小説だ。

    本作は四部構成になっており、起承転結がはっきりしている。ミリーに降りかかる事件を描いた第一部、第二部で再び世界がガラリと変わる。第三部はミリーに降りかかった事件の真相が明らかになり、第四部はその事件の真相に向けた、やや早足な解決編となっている。

    読み易いと言えば読み易い

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    2025年12月06日
  • ハウスメイド

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    舞台は家の中だし、登場人物も少ない。なのに息をするのも忘れるくらいの圧倒的な展開にただただ驚愕した。雇い主のニーナが主人公のミリーにきつく当たったり、娘のセシリアが懐かなかったり序盤から嫌な雰囲気が漂っていたが、ページを進めるごとにその濃度は濃くなるばかり。この家族の秘密と家の異質さが分かった時、読者の反応は決まって目を伏せるだろう。耐えがたいストーリーに気持ちの整理をどうつけるか。凄まじい小説を読んだ気がする。

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    2025年12月01日
  • ハウスメイド

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    パッと思いつくところで3つほど言いたいことがある。

    ・冒頭の「信じられないものが!」って言ってたのは下半身のあざのこと?だとしたら最後まで引っ張るほどの話じゃない。
    ・なんで事故扱いになったの?奥さんやメイドがなにか仕掛けをしたのならともかくなんもしてないのに。
    ・ペンチがあったらさすがに脱出できるやろ。男もメイドも何してんねん。

    ってあたりの詰めが甘い。ここら辺で星マイナス1個。

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    2025年12月01日
  • ハウスメイド

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    前評判通り一気読み!
    途中からハラハラドキドキ、ヒヤヒヤで読み進めてあっという間でした。
    ただ、どんでん返しなラストと言われると、登場人物少ないだけにあかんやつはこいつかと予想しやすかった。
    あと、ちょっと登場人物が薄っぺらくてずっしり感がなかったのが残念。
    ただ、エンタメとしては文句なしに面白!かったです。

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    2025年11月23日
  • ハウスメイド

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     前科持ちのミリーが得た住み込みのハウスメイドの仕事。裕福なウィンチェスター家は理想的な家庭に思えたが、妻ニーナの不可解な言動と態度、反抗的な娘セシリアらにミリーは困惑する。寝室として与えられた外側からのみ施錠できる屋根裏部屋、英語が話せない庭師エンツォが告げた"Pericoro(危険)"という言葉。穏やかで魅力的な夫アンドリューの気遣いがいつかミリーの安らぎになっていくが―。
     言行の一致しないニーナの行動は次第にミリーを陥れるいじめのようになっていくが、この仕事を失うわけにいかないミリーは黙って耐えるしかない。さらにはニーナの友人からは彼女の衝撃的な過去を聞かされる。精

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    2025年12月04日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    とにかく情報量が多すぎて・・・
    読むのが大変
    わからなくもないけど
    一応読み終えた・・・しんどかった

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    2025年08月23日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    女性が男性になる、というところが米国の特徴である。逆に、日本やアジアでは男性が女性になることのほうが多いように思われる。SNSを見せない。ということで対策を書いていたが、その原因がどれほどのものかを調べる必要があったであろう。LGBTQの人々からの反論が多いというのも、反論も掲載してくれると助かる。

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    2025年05月22日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    私は昨今のトランスジェンダー問題に懐疑的である。トランス女性が女性スペースに侵略したり、スポーツの世界で女性の表彰を妨害することに反対である。
    だからこそ、著者の思想自体には近いと言えるが、読んでみると著者自身もミソジニーを内包していたり、性愛至上主義的なところがあることが分かる。そこに注意を傾けながら読まなければならない。

    今が辛い時、別の何かにさえなれば問題は解決すると錯覚しがちであるが、その考えは危険だ。特に思春期には。
    非常に難しい問題だと感じたが、訳者あとがきに書かれていたように精神疾患・精神病界隈では医学的事実が時代によって二転三転する。(発達障害についての知見とか)なので、トラ

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    2025年01月21日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    親戚の方が読めなかったとのことでいただいた本。
    確かに難しいし日本人には理解しきれない部分はあるのだけれど、現実を知るには十分だと思う。
    トランスジェンダーだけでなく、ジェンダーマイノリティ(という言葉が適切かはわからないが)についてもっと理解を深めなければと思った。

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    2024年11月28日
  • レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕

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    『刑事コロンボ』の脚本家コンビによる
    短編小説集ですね。

    前に『刑事コロンボの帰還』に
    収録されていて読んだことのある
    コロンボの習作「愛しい死体」も入ってた。

    わりとアンハッピーな結末が多いので
    それを倒叙で描くスタイルにした
    コロンボものがうまくはまったんだろうな。

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    2024年10月27日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    アスペルガーの著者が、治療のため先進的脳科学治療を受けた体験を書いたもの。
    それまでわからなかった人の気持ちや感情がわかるようになる。
    それで良かったこともある反面、妻の鬱々した気持ちが伝わってきたり、過去にされた自分への悪口の意味に気づいたり、辛い面もあった。
    治療で生きづらい人生が変わると思っていたが、
    感情や気持ちを手に入れていわゆる普通の人になれたところで、普通の人も実は生きづらい環境であったことに気づく。

    当たり前なんだけど、どちらがいいとか、どちらが悪いとか生きづらさの問題は、そういうことじゃないんだと感じた。

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    2024年09月05日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    軽度のスペクトラム障害を持ちながら、音楽エンジニア、自動車修理工場経営などで、成功してきた著者が、中年になって、脳の一定の箇所に電圧をかけるというTMS療法の実験台となり、他人の感情を理解する能力を得ることができ、その療法の効果は短期間で消えたものの、その後もひとの感情を気にかけるという能力が残ったことにより、その後の人生が豊かになったという実録。
    もっとも、同時期に同じ療法を受けた彼の息子は、TMSの効果が消えたあと、特段のプラスはなかったようなので、うまくいったのは、特殊事例なのかもしれない。
    なぜ、アメリカの本は、この程度の内容なのにこんなにページ数が多いのか、不思議だ。

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    2024年04月28日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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     時は2010年代。トランスジェンダー、性自認が肉体の性と異なる感覚を抱いていると主張する人が、特に欧米の、未成年の少女の間で急増していることがわかった。理解が広まった結果なのであれば喜ばしいことだが、調査を始めると、全く別の、社会全体に関わる重大な問題が顕になってきた――。
     少女たちが自ら望む "Irreversible Damage――回復不能な損害" とは。
     本書を短絡的にジェンダー/トランスジェンダーの問題に分類すれば、必ず問題の本質を読み誤る!
     少女たちの "流行" の実態を明らかにし、ジェンダー思想と性自認の実情、思想と彼女たちを政治的

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    2024年04月27日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    ジェンダーについて関心があったのと、話題になったので読んでみた。
    今アメリカで起こっていることを全く知らなかったため驚いたし、怖くなった。この本が出版取りやめになったままだったら、知ることがなかっただろう。日本だって他人事じゃない話。正直読んだとて、難しいことはわからないままだが、読んでよかった。

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    2024年04月27日
  • ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

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    作中にも出てくるが「アルジャーノンに花束を」思い出した。
    アスペルガーであることのメリットには考えさせられる。
    認知神経科学への興味がわく。

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    2024年03月03日